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風と氷河の大地

PATAGONIA パ タ ゴ ニ ア

パタゴニアの基本情報パタゴニアの
基本情報

Basic information

南米大陸の南緯40度付近を流れるコロラド川以南の地域、チリとアルゼンチンに跨るエリアの総称が「パタゴニア」と呼ばれます。 大西洋と太平洋を結ぶ海路を探すため、南米大陸南端部を航行していたマゼランが大きなブーツを履いていたため足が大きく見えた先住民を「パタゴン(大きな足)」と呼び、彼らが暮らす土地をパタゴニアと名付けたとされています。 チリ、アルゼンチンの国境線上に連なるアンデス山脈と、年間を通じて吹く強い風、何万年という歳月が造り出した氷河とフィヨルド。美しく力強い大自然を体感できる「風の大地」です。 パタゴニアの景色を特徴付けるのは氷河です。南パタゴニア氷原から連なる氷河は大小50以上あると言われており、その規模は南極、グリーンランドに次ぐ量とされています。アンデス山脈に降る多量の雨により涵養され、非常に速く循環することで知られ、ペリト・モレノ氷河をはじめ、氷河の崩落を観察しやすいのも、氷河の入れ替わりの早さのおかげでもあります。
国名 ① アルゼンチン共和国  Argentine Republic
② チリ共和国 Republic of Chile
面積 1,061,000km2
※日本(378,000km2)の約3倍の面積
時差 日本との時差 -12時間
※チリ共和国の冬季の時差は-13時間ですが、パタゴニアの観光シーズンはサマータイムとなり 時差が-12時間となります。
※チリ共和国最南部マガジャネス州(セラーノ川クルーズ発着地プエルト・ナタレスや州都プンタ・アレーナスなど)はサマータイムを実施しておらず、1年を通じて時差は-12時間です。
※アルゼンチン共和国はサマータイムを実施しておらず、1年を通じて時差は-12時間です。
季節・気候

パタゴニアは南半球に位置します。パタゴニア地域の初夏から夏にあたる11月から3月が観光シーズンとされ、ここ数年は紅葉シーズンの4月から5月も人気の観光シーズンとなっております。11月~3月にかけては晴れると陽気がポカポカと気持ちよいですが、1年を通じてフリースやライトダウンなど、重ね着ができる防寒着は必要です。

■春~初夏(10~12月)

日中の最高気温は10℃前後、朝晩は5℃前後となります。春の訪れを知らせるノトロの花やカラファテの花など、パタゴニアの大地に様々な花の開花が始まるシーズンです。

■夏(12月末~3月末)

日中の最高気温は10~20℃、朝晩は5~10℃となります。日照時間も長くなり、ペリト・モレノ氷河をはじめとするパタゴニアの氷河が一年で最も崩落しやすいシーズンとなるため、観光のベストシーンといえます。

■秋(4月~5月初旬)

日中の最高気温は10℃前後、朝晩は5℃前後となります。パタゴニアを代表する落葉樹の南極ブナの紅葉が美しい季節。観光客が少なく、美しく彩られたパタゴニアの大自然を独り占めできるシーズンです。

■冬(6月~8月頃)

日中の最高気温は5℃前後、朝晩は-2℃前後となります。天候が安定せず、強風と寒さで観光のオフシーズンにあたります。雪の影響で交通機関が運休したり、ホテルや山小屋が休業している場合もあるため、この時期に訪れる際は注意が必要です。
行き方 <北米経由>または<アメリカ・カナダ経由>
東京(成田・羽田)から米国内都市またはカナダ内都市(または北米内都市)を経由し、ブエノスアイレスまたはサンティアゴへ向かうのが一般的です。アメリカ系航空会社を利用の場合はダラスやロスアンゼルスを、カナダ系航空会社を利用の場合はトロントやバンクーバーを経由する方法などがあり、東京から就航している便も多いため、パタゴニアへ向かう空路の選択肢も多いのがメリットです。また、ブエノスアイレスならびにサンティアゴへも向かうことが可能なため、日程が組みやすいこともメリットです。

<中東経由>
近年カタール航空を利用しドーハを経由し、ブエノスアイレスへ向かう方法も増えてきております。カタール航空を利用の場合はドーハからサンパウロを経由しブエノスアイレスへ向かい、ブエノスアイレス到着が深夜となるので、アメリカ経由より1日長い日程となります。ただ、アメリカを経由しないことでアメリカ渡航認証(ESTA)の取得が不要というメリットです。ビジネスクラスを利用されたい方にとってはアメリカ系航空会社より安価で確保できるメリットもあります。(但し、空席状況によって料金は変動します)
※2022年6月現在、ブエノスアイレス便の就航は再開されておりません。

▼所要時間の目安
北米経由の場合:東京 → アメリカ内都市:約10時間30分~12時間、アメリカ内都市 → ブエノスアイレス:約10時間30分
中東経由の場合:東京 → ドーハ:約13時間、ドーハ → ブエノスアイレス:約17時間(サンパウロ経由)
アルゼンチンの国内線:ブエノスアイレス → カラファテ:約3時間15分 / ブエノスアイレス → ウシュアイア:約3時間30分
主な言語 主にスペイン語(公用語)
パタゴニアではマプチェ語という先住民マプチェ族の言葉も存在する

パタゴニアの
みどころ紹介

Introducing the highlights

アルゼンチン、チリの両国にまたがるパタゴニア。訪れる地域によって自然風景や見どころは様々です。1つの旅で様々な表情、風景を見せてくれるのがパタゴニアを訪れる醍醐味の1つです。

パタゴニアの魅力
Patagonia's Attraction

広大な草原地帯に広がる大空、アンデス山脈が織りなす山岳風景、そして壮大な氷河。地球上でも有数の大自然が残るパタゴニアの魅力をご紹介します。

魅力その1

大迫力!氷河の崩落を目と耳で楽しむ

氷河の崩落は、専門的用語としては「カービング (calving)」と言います。カービングとは氷河、氷床、棚氷の末端から大小の氷塊が海洋や湖に崩壊する現象をいい、calveという動詞は「動物等が子を産む」という意味であります。カービングの日本語訳として分離や氷山分離と呼ばれていましたが、これは南極やグリーンランドの氷床や棚氷から巨大な氷山を産出するものを対象として名づけられたものだそうです。パタゴニアのような山岳氷河や谷氷河の末端から氷塊や氷片が湖に崩落する現象は、「末端崩壊」や「末端分離」と呼ぶのが適当とされていますが、最近ではすべてを総称して「カービング」と呼ばれることが多いようです。
氷河や氷床の崩落は末端が流出する水域が海水か真水かにより、そのメカニズムや動的特性が異なります。
氷河の崩落に関する要素としては、氷河流動、日射、気温、融解量、降水量、水温、対流、さらに海水の場合は、波浪、潮汐、潮流、塩分など数多く考えられます。上記の「気温」や「日射」「融解量」という要素が、夏に大きな影響が見られる要素である点から、「夏が崩落の頻度がアップ!!」と紹介される所以です。

ペリト・モレノ氷河の展望台で氷河を楽しむにあたり、おススメの方法をご紹介します。展望台にある木道で、観光客の少ないポイントへ足を運び、周りの方々と協力し合い、共に足を止め、一度目を閉じて、ペリト・モレノ氷河を「耳」だけで感じてみてください。目を閉じると、ペリト・モレノ氷河の末端で氷の動きによって氷河が擦れ合う音、時折「パキッ」っと氷河がひび割れる音とともに、国立公園内に生息する野鳥の鳴き声や、周囲のナンキョクブナがなびく木々の音などが相まって「美しいパタゴニアの音」を体感できます。あるガイドに教えてもらった観光方法ですが、おススメの観光方法ですので、是非一度体験してみてください。

展望台より望むペリトモレノ氷河


魅力その2

ペリトモレノ氷河ハイキングと氷河クルーズ

ペリトモレノ氷河では専門ガイドが誘導のもと約1時間半の氷河ハイキングを楽しめます(※年齢制限:65歳以下)。氷河の美しさ、迫力はもちろんの事、所々にできた氷河の穴や割れ目(クレバス)なども見学ができ、クレバスから流れ出る水の美しさも注目のポイントであり、まさに「グレーシャー・ブルー」を堪能していただける素晴らしい体験ができます。
また、ロス・グラシアレス国立公園内にはペリトモレノ氷河をはじめ、ウプサラ氷河やスペガッツィーニ氷河など大きなものだけで47もの氷河があり、間近まで迫る氷河クルーズ船も運行しています。


魅力その3

珠玉のトレイルを歩く!パタゴニアトレッキング

パタゴニアは世界のトレッカーの聖地とも言われる、美しい山岳風景が広がる場所です。憧れの名峰フィッツロイ展望ハイキングや、パイネ国立公園のWサーキットなど、数多くの絶景トレイルがあります。南極ブナの樹林帯や氷河湖など、パタゴニアならではの大自然を歩いて堪能するのもパタゴニアの旅の魅力です。パタゴニアといえばクライミングのメッカであるため、ハードなイメージがあるかもしれませんが、トレイルを歩く場合は特別な技術は必要ありません。パイネ国立公園には快適な山小屋があり、テント泊を避けることもできます。また、数多くのモデルコースがあるのでご自身の体力にあったコースを選んで歩くことができます。

クエルノス・デル・パイネを望みながら歩く

名峰フィッツロイ展望ハイキング


魅力その4

旅を彩る名脇役 パタゴニアの豊かな植生

11月中旬から色とりどりの草花がパタゴニアを一斉に彩ります。パイネ国立公園では燃えるようなノトロの花が一面を赤く染め、南部パタゴニアでは、サルオガセや寄生木などの特有の植生も見ることができます。アンデス山脈に降る多量の雨により育まれる多種多様な植物が、パタゴニアの旅をより魅力的に演出してくれます。
※詳しくは、パタゴニアをこよなく愛する大阪支社・高橋によるブログ「世界の花だより パタゴニアの花」をご覧ください。

ノトロ / Embothrium coccineum
カラファテ / Calafate
トパトパ / Calceolaria biflora
ユニフローラ・カルセオラリア / Calceolaria uniflora
マタ・グアナコ / Mata Guanaco
パン・デ・インディオ / Cyttaria darwinii
クロラエア・マゲラニカ / Chloraea magellanica
チャウラ / Chura
ペレシア / Perezia magellanica

よくある質問
Frequently Asked Questions

世界の果てパタゴニアは、日本から遠く離れた南米に位置するため、いざ旅行するとなると心配事も多いかと思います。 お客様からよく問い合わせをいただく事柄をご紹介しますので、是非参考にされてください。

どのような服装で行けばいいですか?

パタゴニア地方の観光シーズンは夏にあたりますが、年間を通して風が強く、風が吹くと体感温度は急激に下がります。脱ぎ着しやすいフリースやダウンジャケットなどは必携です。クルーズ船の乗船時用として帽子や手袋等の防寒具もご用意下さい。パタゴニア地方は一年中雨の多い地域です。風雨対策用に、しっかりとした上下セパレート式の雨具もご用意下さい。足元は、散策やハイキング用に歩きやすい靴(防水の効いたトレッキングシューズ等)が最適です。晴れると日差しが日本に比べると強くなりますので、サングラス、日焼け止めクリームなどの日差し対策も必要です。

食事が口に合うか心配です

南米はなんといっても肉料理が有名です。ツアーでは基本は洋食となり、昼食や夕食は前菜・メイン・デザートの3コースで肉料理・魚料理が中心です。一般的なホテル泊であれば朝食は簡単なビュッフェ方式となります。日本人の口にも合う料理ですが、日本に比べて野菜が不足がちになります。ご心配の方は、整腸剤や胃薬などをお持ちください。アルゼンチンとチリはワインが美味しい国として有名で、各地レストランなどでお楽しみいただけます。また、パイネ国立公園やエル・チャルテンでは地ビールもあり、オススメです。現地でミネラル・ウォーターが簡単に手に入りますが、炭酸ガス入りも多く売られていますので、お買い求めになる際にはご注意ください。

南米なので治安が不安です

パタゴニア地方はアルゼンチンの中では治安が良い地域です。観光客も多く、エル・カラファテやウシュアイアなどは観光リゾート地のため、身の危険を感じるようなことはありません。その反面、外国人観光客を狙ったスリ・置引き・強盗等の被害事例もあります。特に都市部や繁華街では注意が必要です。ブエノスアイレスなど首都圏では夜一人で出歩くことなどは極力お控えください。

現地で使うお金は何を持っていけばよいですか?

アルゼンチンやチリでは米ドルの現金がそのまま使えるところもあります。ただ、お釣りが現地通貨となる場合もありますので、小額紙幣でお持ちになることをオススメします。 地元のスーパーマーケットでは、現地通貨しか使用できないところが大半ですので、 必要分のみ米ドルから現地通貨へ両替されることも良いかもしれません。また、クレジットカード(VISA、MASTER)も比較的普及していますので、クレジットカードでの支払いも可能です。

どのようなお土産がありますか?

絵葉書が定番ですが、おすすめはアルゼンチンの国民的な飲料マテ茶と、その容器のセットです。ビタミン豊富で「飲むサラダ」とも言われ、アルゼンチンを始めパラグアイやブラジルなどでも親しまれています。丸みをおびたマテ壺と呼ばれる容器が特徴的で、ひょうたんをくり抜いたものが一般的です。工芸品のようなデザイン性の高いものもあり、お土産に最適です。他にもマプチェ族の民芸品や織物などがありますが・・・高いです。

南米のホテル事情はどうですか?

都市部や観光地なら、5つ星ホテルからホステルまで幅広くあります。トレッキングも盛んなので山小屋もヨーロッパ風の立派なロッジが多くあります。また、多くのホテルではバスタブはなく、シャワーのみになります。
■電圧:220ボルト
■プラグ:SEタイプやOタイプ等
※プラグは国や地域によって異なります。万能プラグをお持ちになることをお勧めします。

なぜパタゴニアは「風の大地」と呼ばれるの?

偏西風、地衡風、局地風。これらの特異な気象条件が重なり、パタゴニアは世界的にも稀な強風地帯となっています。春と夏は西風が一段と激しく吹き、乾燥と風食を進行させます。

1.偏西風(へんせいふう)
北・南半球の緯度35~65度地域に西から東に向かって吹く偏西風。南半球は北半球に比べて大陸面積が少ないことから、偏西風は太平洋と大西洋の間をダイレクトに横断し、常時強くなる傾向を持ちます。

2.地衝風(ちしょうふう)
南米大陸の南部には、春から夏にかけて太平洋上に高気圧が張り出し、南極海上では低気圧が発達します。その気圧差から生まれる風が地球の自転に伴って南半球では左向きに曲げられ、太平洋から大西洋へ吹きこむ西風になります。

3.局地風(きょくちふう)
太平洋からアンデスへ吹き上がる偏西風は、南北パタゴニア氷原で冷やされ、アルゼンチン側の平原へ。平原は太陽光によって加熱され、上昇気流が起こり、冷やされた風がその下に潜り込みます。

氷河はなぜ青く見えるのか?

氷が青く見える理由は、光の波長による氷の吸収係数の差によるもの。氷の結晶は、可視光線に対してはほぼ透明な物質ですが、純粋な氷は0.7 マイクロメートル(赤)の光を0.4 マイクロメートル(紫)の光より約1 桁多く吸収します。したがって、大きな氷の塊を透過した白色光は徐々に赤色が減少して、次第に青い波長の光のみになります。氷河の表面に入射した太陽光が青くなるまでには、数m ~十数mの透過距離が必要で、光の道のりがこれよりはるかに長いと、全ての光が吸収されて暗くなります。一方、小さな氷塊は青くはなりません。氷河の側壁やクレバスの中は、表面から入った光が深部に達する前に横へ出てくるので、より鮮やかで明るい青に見えるのです。氷河の氷が青く見えるのは、地域、季節、天候にはよらず、不純物の有無、気泡の多少、氷塊の大きさが、青いか否かを決定するのです。 ※これらは湖が青く見える理由と同じです。

西遊旅行で行く
パタゴニアの旅

Patagonia Tour

世界の最果てと呼ばれるパタゴニアは、地球上で日本から最も遠い地域と言えます。せっかく地球の裏側まで行くのですから、こだわりの詰まった西遊旅行のパタゴニアの旅に是非ご参加ください!
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