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添乗員ツアーレポート  北中南米

コスタリカのコーヒー

  • コスタリカ

2020.10.29 update

こんにちは、大阪支社の前川です。今回はコスタリカのコーヒーをご紹介します。
 
コスタリカのコーヒー?と思われる方も多いかもしれませんが、実は2008年にはコスタリカにおいてコーヒー生産200周年を迎えるほど古くよりコーヒー生産が行われてきました。中米コーヒーの魅力は、なんといっても『味と香りの豊かさ』だと思います。山岳地帯が多いゆえに『ミクロクリマ』(微気候)も違うことから、同じ国、同じ県産でも農園ごとにバラエティ豊かなコーヒーが生産されています。

 
そんなコーヒー農園の1つ、ドカ農園ではコーヒーの品質を維持するため、100年間豆を取れる木であっても25年しか使用しないそうです。また、コスタリカ政府がロブスタ種の栽培を禁止した為、100%アラビカ種を栽培しています。コーヒー栽培がされている地域は雲霧林帯という気候帯で、年間通して霧の発生しやすいため、寒暖の差もありコーヒー栽培には適した環境です。コスタリカは、世界では小さなコーヒー生産国ですが、ユニークかつ良質のコーヒーを生産する国のひとつです。


 
収穫の行程は、10月~2月の収穫期に赤くなった豆を手摘みをする。大きな水槽で水洗いし、発酵させる。乾燥、天日干しをし、平均5か月寝かせた後、最終工程の焙煎をします。



 
焙煎時間によって異なりコーヒーが生まれます。焙煎時間が長いほど酸味が少なくなり最も長いものがエスプレッソコーヒーとなるそうです。


 
1粒ずつ手摘みをし、水洗い、乾燥をして焙煎されたコスタリカの薫り高いコーヒー。現地で楽しめば味わいはまた格別です。

 

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