ツアーのポイント

ポイントトルクメニスタンに残るシルクロード史上貴重な史跡群を訪問

かつてアム・ダリヤとカスピ海を繋いだウズボイ水道、マルグッシュに残る巨大神殿跡トゴルク21号、中央アジアとペルシャの交易路上にあったダヒスタン等、トルクメニスタンに残る貴重な史跡群を訪問。

ポイントパルティア時代の都城址イクディ・カラにてキャンプ

ウズボイ水道沿いにあったパルティア時代の「関所」と考えられるイクディ・カラにてキャンプ泊。ウズボイ水道を見渡す高台にある都城址にて、悠久の歴史を感じながらのキャンプ泊をお楽しみください。

ポイント対象都市ダヒスタンを訪問

モンゴル襲来まで栄え、キャラバンサライや聖者廟が残る隊商都市跡のダヒスタンを訪問。チンギスハンも破壊しなかった巨大な金曜モスクの姿に触れます。

COLUMN シルクロードの水上交易路 ウズボイ水道

太古の昔、アム・ダリヤ河はカスピ海に直接注いでいましたが、時代と共に流れを変えてアラル海につながりました。その後、アム・ダリヤ河から水路を引きサリカミシュ湖を経由してカスピ海まで繋げたのがウズボイ水道です。この水道を通って北東のホラズム地方からの物資がカスピ海へ運ばれ、9日間かけて対岸のコーカサス地方に渡りました。その後物資は陸路で黒海まで運ばれ、再度海路でコンスタンティノープルやヨーロッパへと運ばれていきました。この事実を裏付けるように、ウズボイ水道周辺からは船や錨のレリーフが発見されています。ツアーでは、ウズボイ水道に残るイクディ・カラを訪れます。ここへ陸揚げされた物資は、陸路南のペルシャへと運ばれたと思われます。

イクディ・カラより望むウズボイ水道
イクディ・カラにてキャンプ

季刊誌きんと雲より「水運のシルクロード ウズボイ水道」

COLUMN 中央アジアとペルシャを結んだ隊商都市

ダヒスタンは、13世紀のモンゴル襲来まで栄えた隊商都市で、「ダヒ」とは首長という意味と、パルティアの始祖のパルニ部族の流れを持つ「ダヒ」という部族名との説があります。現在残る遺跡には、12世紀の聖人の廟と、その回りに他の28の廟が点在しています。また、かつてのダヒスタンの首都・マシャド・ミスティアンに残る大きな城壁址の内部には、キャラバンサライの跡と巨大な金曜モスクが残ります。チンギス・ハーンはあまりの巨大さに、このモスクと2本のミナレットだけは破壊せずに過ぎ去りました。モスクは門の一部が残っており、かつて交易で栄えた隊商都市の巨大さがよくわかります。

ダヒスタンのキャラバンサライ跡とミナレット
ダヒスタンの金曜モスク
シール・カビール廟
遺跡に点在する陶器片

COLUMN カラ・クム砂漠に残る巨大神殿跡 トゴルク21号

世界5大文明の一つとも呼ばれるマルグッシュにあった巨大神殿跡・トゴルク21号。トゴルクとは「円形」の意ですが、神殿は140m×100mの方形をしており、現在は基礎だけが残っています。原始ゾロアスター教のこの神殿の回りには、神官が一人ずつ入って瞑想をする部屋や、神官が酩酊状態になって儀式をする際に服用したハオマを製造した場所、そして大小一つずつの円形の拝火壇跡が残っています。

円形の拝火神殿跡
広大なトゴルク21号の巨大神殿跡

出発日と料金

2026年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
05月13日(水) ~
05月21日(木)
9日間628,000円
08月05日(水) ~
08月13日(木)
9日間698,000円
09月16日(水) ~
09月24日(木)
9日間698,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 7名(13名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 75,000円(11月6日現在の見込み)
一人部屋追加代金 62,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
現地合流・離団について 基本的に可能ですが、詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
イスタンブール
イスタンブール
アシガバート
10:25発
17:40着
20:15発
25:55着
空路、東京よりトルコ最大の都市イスタンブールへ。着後、航空機を乗り換えトルクメニスタンの首都アシガバートへ。着後、ホテルへ。
アシガバート泊
2

アシガバート
マリ

夕方発

終日、アシガバート市内及び郊外の観光(国立博物館、パルティア王国の都ニサ等)。夕方の便にて、メルブ観光の拠点マリへ。
マリ泊
3 マリ
(トゴルク21号)
 

専用車に分乗しマルグッシュに残るトゴルク21号へ。着後、神殿跡拝火壇跡を見学。その後、マリへ戻ります。途中、ネストリウス派キリスト教会跡、中央アジア最大の遺跡メルブを見学。

マリ泊
4 マリ
アシガバート
アシガバート
バルカナバード
朝発
午前着
約6時間半
朝の便にて、アシガバートへ。着後、専用車に分乗し、大バルカン山脈、小バルカン山脈を眺めながらバルカナバードへ。途中、ウズボイ水道の河床跡を越えます。  
バルカナバード泊
5 バルカナバード
(ダヒスタン)
  専用車に分乗し、パルティア始祖のパルニ氏族が属したダーハ氏族の土地だったダヒスタン遺跡へ。着後、隊商宿跡13世紀の金曜モスクミナレットを見学。その後、バルカナバードへ戻ります。
バルカナバード泊
6 バルカナバード
イクディ・カラ
08:00発
16:30着
専用車にて、セダールへ。その後、幹線道路を外れカラクム砂漠に残るウズボイ水道跡を見ながら、パルティア時代の城址イクディ・カラへ。夜はイクディ・カラにてキャンプ泊をお楽しみください。
イクディ・カラ 泊
7 イクディ・カラ
アシガバート
09:00発
16:00着
専用車にて、アシガバートへ戻ります。
アシガバート 泊
8 アシガバート
イスタンブール
イスタンブール
08:10発
10:25着
15:50発
朝の便にて、イスタンブールへ。着後、航空機を乗り換えて帰国の途につきます。
機中泊
9 東京

08:55着

着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝7/昼6/夜6:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:ターキッシュエアラインズ

ご案内とご注意

査証(ビザ) トルクメニスタン(3,750円)、代行手数料(5,500円)。写真1枚、旅券の残存有効期間はトルクメニスタン入国時に6ヶ月、査証欄余白は3ページ以上必要です。トルクメニスタンの査証取得には、政府が発給許可する招聘状が必要になります。政府の命令により、ツアー直前でも発給されない場合があります。特殊な国であることをご理解の上、お申し込みください。
新型コロナに関する制限について トルクメニスタン入国時に空港で抗原検査があります(2025年11月現在)。
気候・服装 暑い時期ですが、乾燥していますので日本の夏のような不快さはありません。いずれの季節も朝晩の冷え込みに備えて上着をお持ちください。
利用予定ホテル 日程および下記のホテルリストをご覧ください。
■アシガバート:スポーツ、ディワン、アクアルチン、アシガ バート、 オグズケント、アルチャビル、ラチン、ラハット
■マリ:マリ、マルグッシュ
日程について トルクメニスタンの国内線は突然スケジュールが変わることがあります。その場合、日程変更を余儀なくされることがあります。予めご了承ください。
観光について 見学地によっては、突然の工事などにより入場できなくなる場合があります。
テント泊について 寝袋(三季用)が必要になりますが、現地にてご用意いたします。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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