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添乗員ツアーレポート  北中南米

南米の小国 ウルグアイ 

  • ウルグアイ

2020.07.16 update

突然ですが、「ウルグアイ」は世界のどこにあるかご存知でしょうか?

サッカーファンの方ならば詳しいかもしれません。または、2016年にホセ・ムヒカ前大統領が来日しましたが、「世界で一番貧しい大統領」の言葉を覚えていらっしゃる方も、少なくないと思います。

 

ウルグアイは南米アルゼンチンの東にあり、面積は日本の四国ほど。 人口は、日本が1億2700万人、ウルグアイは345万人(2018年,世界銀行)。 観光の見どころとしては、どうしてもアルゼンチンやチリ、ブラジルなどと 比べて小規模であり、見逃されがちな国です。「ウルグアイ・パラグアイ  知られざるラプラタ諸国を訪ねる旅 」の ツアーでは、首都モンテビデオに1泊、世界遺産コロニア・デル・サクラメントに 1泊します。短い時間でしたがウルグアイで垣間見えた景色・文化などをご紹介します。

 

首都・モンテビデオ

ツアーはアメリカ経由で首都のモンテビデオから入国しました。空港から市内に向かう際、最初はずっと”海岸線”を西へと進みました。 ”海岸”と書きましたが、実はこれはラ・プラタ河。海のように広いですが、 河なのです。地形的にはエスチュアリー(三角江)という、 河川の河口部が沈降して 生じたラッパ型の入り江です。風が強い日には海底の砂が巻き上げられ、水が真っ茶色になります。 ツアーで訪れた日も、やはり茶色でした。海岸線”から少し離れて、エスタディオ・センテナリオも寄ってみました。 こちらは、サッカーファンにとっては聖地ともいえるでしょう。 1930年、最初のFIFAワールドカップが開催された場所です。 帰国後、ある旅番組で知りましたが、こちらのスタジアムはサッカー などの競技場としてだけではなく、観客席の下のスペースを使った学校も併設しているようです。

最初のワールドカップ開催場所 エスタディオ・センテナリオ

 

また、近くの広場では何やら容器を売っている男性がいました。聞いてみると、「マテ茶用の壺だよ」とのことでした。


マテ茶専用の壺 ボンビージャというストローを使って飲む

 

日本でも飲むサラダとして一時期ブームになったマテ茶。日本茶や紅茶などに使われている茶葉とは木の種類自体が違います。 飲み方は、この壺にマテ茶葉を入れ、お湯を注ぎ、 ボンビージャと呼ばれる特殊なストロー(先端には小さな 穴が多数あり濾し器の役割をする)でちびちびと飲みます。南米の一般家庭にも広く普及し、職場でもこれを使ってマテ茶を飲むのだそうです。立ち寄り観光や車窓観光をしているうちに、モンテビデオ市内 にある昼食場所の「Mercado del Puerto(港市場)」に到着しました。


炭火焼肉の屋台が連なる メルカド・デ・プエルト

 

もとは1868年にいわゆる野菜や肉類を売る市場としてOPENしましたが その後いったん閉鎖され、その後アサード(炭火焼肉)を提供する店が連なるパリージャ街として復活しました。パリージャとは「金網」という 意味で、転じて「炭火焼肉屋」を表します。

陽気な店員 食べたいお肉の部位・焼き方を指定できる


ウルグアイビーフ 赤身が多く噛み応えがあり、お肉本来の味が楽しめる

 

昼食後は、すぐ裏から始まる旧市街の散策へ。旧市街はかつての城塞内部で、城壁に囲まれていた地区です。 モンテビデオが発展し始めたのは、18世紀に入ってから。 ポルトガルのブラジル支配に対抗してスペイン帝国がモンテビデオ を建設し、18世紀半ばから港湾都市へと発展しました。ヨーロッパからの移民の到来で、主にスペイン、ポルトガル、イタリア、 フランス、イギリス人の影響を受けた街並みが展開していきました。現在は城門以外は残っていませんが、1800~1900年代初めに建てられた ビルが並び、カフェやレストランなどとして利用されています。

旧市街の様子

 

独立広場まで歩くと、メインストリートの7月18日通りが まっすぐ伸び、横にはサルボ宮殿が見えます。


メインストリートとサルボ宮殿(右)

 

この日の観光はここまで。翌日にはいよいよ、ウルグアイ唯一の 世界遺産を訪問します。

 

モンテビデオ→コロニア 道中の景色から見えてくる特徴

モンテビデオからコロニア・デル・サクラメントは西へ約180km、 車で2時間強。サン・ホセ県、そしてコロニア県へと移動していきます。この移動の間に見える景色には、ウルグアイの特徴が表れていました。まず、山が無いこと。見渡す限り、平坦な地形です。 ウルグアイは年間の平均気温が15~16℃と温暖で、年間降水量は 1000mm程と雨もよく降ります。おかげで肥沃な土が育ち、 農業に最適。ウルグアイの主要産業は農牧業です。


バスの車窓から 山らしきものは全く見えない

 

次に、牛が多いこと。モンテビデオ~コロニア間で頻繁に見えたのは乳牛でしたが、 南米のカウボーイ「ガウチョ」の国と言えばウルグアイ。 平坦な地形を生かした牧畜業が発達したウルグアイは、バターや チーズもそうですが、おいしい牛肉を生み出しています。ウルグアイ人の牛肉消費量は、日本人の10倍と言われています。ちなみに、ウルグアイビーフは2000年の口蹄疫の影響で日本は 輸入を一時ストップしていましたが、2019年2月より、19年ぶりに 輸入を再開したそうです。値段も米国・濠産より安いとか? 私は未だスーパー等で出会ったことはありませんが、そのうち 日本国内でも出回り量が増えてくるかもしれません。

 

コロニア・デル・サクラメント歴史地区 Colonia del Sacramento

ついに、世界遺産コロニアの町に到着しました。コロニアの町は半島にあり、東が新市街、西が旧市街となっています。 旧市街はかつては厚さ1.5mの城壁に囲まれ、4つの砲台が置かれて いたそうです。


コロニア・デル・サクラメント 城壁を越えると旧市街の中へ

 

コロニア・デル・サクラメントは、1680年、ポルトガル領ブラジルから南下したリオデジャネイロの領主マヌエル・デ・ローボが建設した町。ラ・プラタ河を挟んでコロニアの対岸のブエノスアイレスはスペイン領 だったため、コロニアは領土争いのために約100年間翻弄される歴史をたどることとなりましたスペイン・ポルトガル間に結ばれる条約の度に、わずか12ヘクタールのコロニアの町は所属国が頻繁に入れ替わったのです。そのため、コロニアの町の家々はポストガル様式・スペイン様式が混在しています。 その景観的珍しさから世界遺産に登録されました。

ポルトガル様式とスペイン様式の建物が混在する小径
「ため息が出るほど美しい」という意味で命名された


ポルトガル支配を象徴する青タイル

1762年当時のコロニアの街の地図をタイルで描いている

 


旧市街を一望できる灯台とイエズス会修道院跡

 

旧市街観光の最後には、大聖堂を訪れました。 大聖堂は1680年築と言われ、ウルグアイ最古のもの。 弾薬庫として使われていた時代もあったそうです。ここまででぐるりと旧市街を散策しました。コロニアの町は、ラ・プラタ河を挟んで向かい側は アルゼンチンの首都ブエノスアイレスです。 フェリーで1時間程の距離のため、ブエノスアイレス観光がてら 訪れることも可能です。実際にそのような観光客も多くいます。

 

日本から見て地球の反対側にあることもあって、 なかなかウルグアイ単体で訪れる機会はないと思います。 が、まずは、サッカー、マテ茶、牛肉、ガウチョ、 はたまた南米大陸におけるスペインとポルトガルの攻防の歴史など、 色々な側面からウルグアイという国にご興味を持っていただけたら幸いです。

 

<おまけ>

冒頭でご紹介した「世界一貧しい大統領」とは、2010年~2015年まで ウルグアイ大統領を務めたホセ・ムヒカ氏のことです。 政治家としては珍しく広い心と愛情があり、今でも国民に愛されています。 2016年には来日して大学生に向けたスピーチを行いましたが、 実は「日本」と関わりの深い人物でもあります。 ホセ・ムヒカ前大統領について知りたい方には下記映画がお薦めです!

 

■映画『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』公式サイト https://jose-mujica.com/ ※COVID-19の影響で2020年4/10~の公開延期

■映画『世界でいちばん貧しい大統領~愛と闘争の男ホセ・ムヒカ~』公式サイト https://pepe-movie.com/  ※2020年9月1日まで有料にてデジタル配信あり

 

 

 

 

関連ツアーのご紹介

ウルグアイ・パラグアイ 知られざるラプラタ諸国を訪ねる旅

世界最大の発電力イタイプーダム、 世界遺産トリニダー遺跡やコロニア・デル・サクラメントも訪問。 ウルグアイでは地元民に愛されるアサード(炭火焼肉)をご堪能ください。 パラグアイではイグアス日本人移住地にも訪問。日系一世の方々も健在で、移住地内では日本語が話され、日本らしい文化が今も地球の裏側で大切に守られています。

 

 

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