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チベットみどころガイド

チョモランマB.C.と
ヒマラヤ展望

Chomolungma Base Camp and Himalayas

チベットはヒマラヤ山脈の北側に位置します。
ラサからカトマンズとの国境・ザンムーまで続く中ネ公路のシェーカル手前から、チョモランマ(エベレスト)が遠方に見えてきます。チョモランマ・ベースキャンプへはシェーカルやオールドティンリーが基点の町となります。

新中ネ公路/ Friendship Highway

チベット・ラサからネパールの首都カトマンズを結ぶ中ネ公路。2015年にネパールで発生したM7.8の大地震により、甚大な被害を受け寸断されていましたが、2017年にチベット側キーロンとネパール側ラスワガティを跨ぐ新しい国境が開かれ、新中ネ公路が開通いたしました。チベット第二の都市シガツェを出発し、ツォー・ラ(4,500m)、ギャツォー・ラ(5,220m)の峠を越え、チョモランマ・ベースキャンプ訪問の起点となる町シェーカルの手前で、遠くチョモランマを望むことができます。シェーカルを過ぎると宿場町オールドティンリーを通過します。遮るもののない草原の先に、チョモランマ(8,848m)、チョオユー(8,021m)、ギャチュン・カン(7,952m)など白銀の名峰群の展望を楽しむことができます。ここからは4,000m以上の高原を走り国境を越えネパール側に入ると、ランタン国立公園内を走り、緑深い森や棚田などチベットの荒涼とした大地とは違う景色もお楽しみいただけます。

オールドティンリーから望むチョオユー、ギャチュンカン
途中に見えるペンクンツォ
荒涼とした大地
エーデルワイスの仲間
トチナイソウ

ギャウラ

シェーカルからチョモランマ・ベースキャンプの間を跨ぐ標高5,100mの峠。ここは8,000m峰5座の大パノラマが展開する絶景ポイントです。九十九折の山道を一気に1,000mほど標高をあげていきます。訪問は夜明け前がおすすめです。まだ暗い峠は車の中で待機。空が白み始めた時にカメラを持って外へ。かなり冷え込むのでダウンジャケットや手袋を忘れずに。世界最高峰のチョモランマ(8,848m)、すぐ左隣に頭を覗かせるローツェ(8,518m)、その左手にマカルー(8,463m)、チョモランマの右手にはチョー・オユー(8,201m)が横たわります。もう少し右に目を遣ると、遠目シシャパンマも望むことができます。ギャチュン・カンやチャンツェといった7,000mの高峰も居並び、ヒマラヤの全貌が朝陽を浴びて浮かび上がる様は圧巻です。

ギャウラから望むパノラマ
チョモランマ(8,848m)
チョー・オユー(8,021m)

ロンボク及びチョモランマB.C./ Rongbuk and Chomolungma B.C.

ロンボクはチョモランマ・ベースキャンプの訪問拠点。標高4,900m、ベースキャンプまで約7㎞の地点です。ここからチョモランマは迫力の山容を見せてくれます。ベースキャンプの宿泊は原則不可(要登山許可、その場合もテント泊のみ)、観光では訪問のみとなります。 ベースキャンプからは、より間近にせまるチョモランマの大パノラマをご覧いただくことができます。高所のため、長時間の滞在は禁物です。十分ご注意ください。 たっぷりと展望を楽しみたい、写真撮影に十分な時間がほしい方は、ロンボクに宿泊するのがおすすめです。今では立派な展望ロッジが建っていますので、ここに滞在しながら寒さに凍えることなく、夕日に染まるチョモランマを存分に眺めることができます。ただし、高山病の影響が十分に考えられますので、ご自身の体調と相談の上でご宿泊を決めてください。

ロンボクから眺めるチョモランマ
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