ツアーのポイント

ポイント 西チベット・グゲ王国の遺跡へ

グゲ王国の最初の都がおかれたプランからカシミール様式の遺跡の残るグゲ遺跡(王宮・僧院)、トリン寺やトンガ・ピアン遺跡にご案内します。

ポイント 午年の聖地カイラス山の南面を展望

2026年は、12年に一度の巡礼の年です。チベット暦の午年は、釈迦牟尼の生涯にちなむ特別な年にあたり、また神々がが集い、聖なる法会が開催された年であったとも伝えられています。ツアーでは、タルボチェから聖山カイラス南面を展望します。

グゲ王国の王宮跡・グゲ遺跡
湖面に映るカイラス山西南面

COLUMN カシミール様式を伝える グゲ王国の遺跡へ

9世紀に西チベットで樹立された仏教王国。グゲ王国の勢力範囲は西チベット~インドのラダック・スピティ地方へとまたがります。10世紀、グゲの王であったイェシェ・ウーは仏教再興に熱心で、翻訳僧リンチェンサンポを仏教先進国であるカシミールへ留学僧として派遣し、当時の最先端であるカシミール様式の寺院、建築、壁画などを導入しました。また11世紀にはインドの高僧アティーシャを招聘。グゲ遺跡(王宮・僧院)、トリン寺やトンガ・ピアン遺跡にて、グゲ様式の仏教壁画をみることができます。
※僧院・石窟内部の写真撮影は原則として禁止されています。

蜂の巣状に石窟が開削されたピアン遺跡
ピアン第4区34号窟リンチェンサンポ
グゲ遺跡の参拝者の図
トンガ遺跡のラテルネンデッケ天井

COLUMNリンチェン・サンポゆかりの二寺院へ

10世紀、第42代吐蕃王ランダルマにより仏教が弾圧された後の混乱の時代、グゲ王イシェ・ウーの命によりカシミールへ留学し、仏教の再興に貢献した立役者リンチェン・サンポ。 諸説では、インドのラダックを含む西チベットに108寺院を建立したと言われています。 特に、カシミール様式の壁画が美しいことでも知られています。 10~11世紀は、グゲ、プラン王国を挙げて仏教復興に尽くし、最盛期を迎えています。ツアーでは、リンチェン・サンポの三大寺として知られる「コジャ・ゴンパ」「トリン・ゴンパ」「ニャルマ・ゴンパ(ラダック)」のうち、 コジャとトリンの二寺院を訪問します。 その生涯を仏教復興に捧げたリンチェン・サンポは98歳で没し、現在トリン・ゴンパには彼のミイラを納めたストゥーパが安置されています。
※僧院・石窟内部の写真撮影は原則として禁止されています。

コジャ・ゴンパ
左から 催破金剛 持金剛 静息観音菩薩(トリン寺)

出発日と料金

2026年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
06月02日(火) ~
06月15日(月)
14日間 898,000円
09月08日(火) ~
09月21日(月)
14日間 898,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 6名(12名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 17,900円(12月17日現在の見込み)
一人部屋追加代金 125,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
現地合流・離団について 基本的に可能ですが、詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 相部屋ご希望の場合でも、ご出発の時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 東京
中国内都市
午前又は午後発
夕方又は夜着
空路、中国内都市へ。着後、ホテルへ。
中国内都市泊
2 中国内都市
ラサ
午前発
午後着
空路、チベットの中心地ラサ(拉薩:3,600m)へ。着後、高所順応のため休養。
ラサ泊
3 ラサ
ギャンツェ
09:00発
18:00着
専用バスにて、ヤムドゥク湖を展望するカンパ・ラ(峠:4,749m)、カロ・ラ(峠:5,045m)を越えてギャンツェ(江孜:3,900 m)へ。着後、ギャンツェの町を見下ろすギャンツェ・ゾンへ。
ギャンツェ泊
4 ギャンツェ
シガツェ
08:00発
18:00着
朝、白居寺ギャンツェ・クンブムへ。その後、専用バスにてシガツェ(3,920m)へ。着後、歴代パンチェンラマの寺院として有名なタシルンポ寺を見学します。
シガツェ泊
5 シガツェ
サガ
07:00発
20:00着
専用バスにて荒涼とした地形や湖などの景観をお楽しみいただきながらサガ(薩嘎:4,525m)へ。
サガ泊
6 サガ
マナサロワール湖
タルチェン
07:00発

19:00着

専用バスにて、マユム・ラ(峠:5,216m)を越えてカイラス山巡礼の拠点となるタルチェン(塔欽:4,675m)へ。タルチェン到着前に聖湖マナサロワール湖を展望、天気がよければカイラス山を眺望できます。

タルチェン又はマナサロワール湖泊
7 タルチェン
(タルボチェ)
(プラン)
  午前、混乗バスにてタルボチェへ。カイラス山南面の展望をお楽しみいただきます。混乗バスにてタルチェンへ戻り、その後専用バスにて、グゲ王国の最初の都がおかれたプラン(普蘭:3,800m)へ往復観光。リンチェン・サンポ三大寺のひとつとして知られるコジャ・ゴンパを訪問します。道中、ナムナニ峰、聖湖マナサロワール湖の展望をお楽しみください。
タルチェン又はマナサロワール湖泊
8 タルチェン
(トンガ・ピアン遺跡)
ツァンダ
07:00発

19:00着
専用バスにてツァンダ(札達:3,600m)へ。道中、グゲ王国の北朝の都として栄えたピアン(皮央)遺跡トンガ(東嘎)遺跡を観光。ツァンダに近づくと、一面土柱が立ち並ぶ奇観「土林」や、ガルワールヒマラヤの展望をお楽しみいただけます。
ツァンダ泊
9 ツァンダ
 

専用バスにて終日ツァンダ周辺の観光。かつての王宮と寺院跡のグゲ遺跡やリンチェン・サンポゆかりのトリン寺を見学します。

ツァンダ泊
10 ツァンダ
ティルタプリ
タルチェン

08:00発

17:00着

専用バスにて、タルチェン(塔欽:4,675m)へ戻ります。途中、パドマサンバヴァゆかりのティルタプリ・ゴンパを訪問します。タルチェン到着前に聖湖マナサロワール湖やカイラス山を再び眺望できます。

タルチェン又はマナサロワール湖泊
11 タルチェン
サガ
07:00発
19:00着
専用バスにてサガ(薩嘎:4,525m)へ。
サガ泊
12 サガ
シガツェ
07:00発
20:00着
専用バスにてシガツェ(3,920m)へ。
シガツェ泊
13 シガツェ
ラサ
中国内都市
08:00発
午後発
夜着
専用バスにてラサ空港へ。着後、航空機にて中国内都市へ。
中国内都市泊
14 中国内都市
東京
午前発
午後着
空路、帰国の途につきます。着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝13/昼11/夜11:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:中国東方航空、中国国際航空、中国南方航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) 不要です。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。
気候・服装 高地の旅行ですので、昼夜の寒暖の差が大きく、日中は長袖にフリース程度で過ごせますが、朝晩は寒く厚手のダウンジャケット等が必要です。
利用予定ホテル

日程および下記のホテルリストをご覧ください。
■北京:北京国都大飯店、21世纪飯店
■西安:西安空港大酒店、航空大酒店
■上海:上海大衆空港賓館、上海浦東機場華美達広場酒店
■ラサ:剛堅拉薩飯店、タンカ酒店
■ギャンツェ:江孜娘曲蔵布大酒店、江孜饭店
■シガツェ:喜噶央恰酒店、格薩爾大酒店、舍麗別院酒店
■サガ:維也納纳酒店、欧冠酒店、西部澤站
■ツァンダ:土林城堡酒店、海納大酒店、剛嘎底斯酒店
■タルチェン:歓漫酒店、喜馬拉雅酒店、神山欧冠酒店、亿豪生态智能酒店
■マナサロワール湖:マナサロワール湖温泉酒店

高山病について 高山病の影響が十分予想されるコースです。ご参加の方全員に健康診断書をご提出していただき、弊社の嘱託医の判定を受けていただきます。弊社では高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参し、現地で酸素ボンベを用意します。
健康診断書のご提出について 健康診断書のテンプレート
出発日から6ヶ月以内に受診された健康診断書をご提出ください。
上記のテンプレート形式であること、血液検査、心電図、胸部X線の項目が必須となります。また、既に企業・自治体等で6ヶ月以内に受診された健康診断書をお持ちの方は、上記のテンプレートを医療機関にご持参いただき、再発行したものをご提出ください。
※診断結果によりご参加いただけない場合も、規定の期日以降は取消料が発生します。
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
観光について 寺院・僧院は観光地でないため、現地事情により入場・観光できないこともあります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

メールでのお申し込み・お問い合わせ 予約希望・お問い合わせ
旅行企画・実施 株式会社 西遊旅行
観光庁長官登録旅行業第一種607号 
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
お電話でのお申し込み・お問い合わせ
[ 営業時間:月~金10:00~18:00 ]
  • 東京

    03-3237-1391
  • 大阪

    06-6367-1391

営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。