ツアーのポイント
ポイント 北部パキスタン最奥の谷を訪問
ギルギット・バルティスタン地域、「地図の空白地帯」と呼ばれるシムシャール渓谷。カシミールから中国への最短路に位置するミンタカ峠への拠点、ミズガル谷。アフガニスタンの国境近く、4つの氷河を源流とするエメラルドグリーンの川が刻むチャプルソン谷。定番のツアーでは訪れることのない、3つの谷に点在する村々を訪問します。パキスタン再訪の方にもおすすめのコースです。
ポイント 上部フンザの雄大な展望を満喫
フンザでは、上部フンザと呼ばれるゴジャール地区(パスー)と中心部(カリマバード)に宿泊。白銀の雪を頂く鋭峰シスパーレ(7,611m)や、針峰群のカテドラル、名峰ラカポシ(7,788m)、巨峰ウルタル(7,388m)など、カラコルムとヒマラヤの高峰群の展望を朝に夕にお楽しみいただけます。また、ゴールデンウィークは上部フンザで杏が開花する季節。少し遅めのお花見ができるかもしれません。
COLUMN シムシャール渓谷・ミズガル谷・チャプルソン谷
上部フンザ最奥 谷あいの村を巡る
ワヒ族の文化が色濃く残る「知られざるカラコルム」の村へ
【シムシャール渓谷 -Shimshal-】
パキスタン最北部、シムシャール川流域に広がる渓谷。その大部分はいまだ「地図の空白地帯」として残されており、標高3,100mの位置にシムシャール村があります。かつては、カラコルム・ハイウェイからトレッキングで2~3日かかったほど山奥にある村ですが、2003年に17年の歳月を費してようやくジープ道が開通。現在は3時間ほどで訪れることができるようになりました。春の到来を祝う「タガム」の祭りや、たくさんの家畜をつれてパミール高原を移牧する「クッチ」など、今もワヒ族独特の文化が色濃く残っています。
アフガニスタンの国境近く、素朴な村が点在する谷
【チャプルソン谷 -Chapursan-】
アフガニスタン国境と並行して流れるチャプルソン川。スストからズードホン(Zood Khon)村まで、約72kmにわたって12の村が点在しています。最奥の村からアフガニスタンまでは、わずか15kmほど。カラコルムハイウェイからジープが1台通れるほどの細い未舗装道を走ります。険峻な山々を深く削る川沿いのドライブと、穏やかな村の人々との交流をお楽しみください。法顕・玄奘三蔵も訪れたという峠越えの拠点
【ミズガル谷 -Misgar-】
スストの北西、中国との国境に位置するミンタカ峠への拠点となるミズガル谷。新疆ウイグル自治区のタシュクルガンから、フンザ・ギルギットを経てカシミールに至る最短路とされる道中にあり、法顕や玄奘三蔵もここを通ったといわれています。かつてはワヒ族の暮らす地域でしたが、キルギス族(遊牧民)の侵入によってこの地を追われました。その後1864年に、フンザの藩主がキルギス族から守るために14の家族を住まわせたのが村の始まりといわれており、上部フンザの中では数少ないブルシャスキー語(フンザの言語)が話されています。
COLUMN ワヒ族の文化にふれる
ワヒ族とは、東イラン系パミール諸族のひとつで、現在のアフガニスタン・タジキスタンの国境パンジ川、ワハーン渓谷とその山地ワハーンに暮らす民族。1883年まで独立した王国を築いていましたが、アフガニスタン政府の介入やロシアとイギリスによる「グレートゲーム」による国境線引きのため、1883年から1919年の間に、多くのワヒ族が現在の中国、パキスタン領へと移動しました。パキスタンのノーザン・エリアでは、ゴジャール地区を中心にチャプルソン、イシュコマン、ブルグル、ヤルクン、ヤスィーン地区に暮らしています。
出発日と料金
2023年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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04月29日(土) ~ 05月07日(日)ゴールデンウィークコース |
9日間 | 488,000円 | |
09月16日(土) ~ 09月24日(日)シルバーウィークコース |
9日間 | 438,000円 |
発着地 | 東京・大阪発/東京着 ※9/16発は東京・大阪発着 |
最少催行人員 | 8名(13名様限定)・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 42,300円(8月1日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 52,000円 | ||
日本の地方発着 | 福岡・名古屋・札幌からの地方発着も別途手配可能です(バンコク合流)。詳しくはお問い合わせください。 | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 バンコク 大阪 バンコク バンコク イスラマバード |
12:00発 16:30着 11:45発 19:00発 22:10着 |
空路、東京・大阪よりそれぞれバンコクへ。着後、航空機を乗り換えて、パキスタンの首都イスラマバードへ。着後、ホテルへ。 ※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、バンコクにて合流します。 イスラマバード:ルーミー泊
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2 | イスラマバード ギルギット カリマバード イスラマバード チラス |
早朝発 |
早朝発の航空機にて、カラコルムの山に囲まれた町ギルギットへ。予定通り到着した場合は、専用バスにて桃源郷フンザの中心地カリマバードへ。 夕方、カラコルムの山々を望むドゥイカルの丘へ。ラカポシ(7,788m)、スパンティーク(7,027m)、フンザピーク(6,270m)やレディフィンガー(5,985m)など夕焼けの高峰群を展望します。 ※フライトキャンセルの場合は、専用バスにてカラコルム・ハイウェイを走りチラスへ。途中、シャティアールの岩絵を見学します。 カリマバード:ダルバール泊又はチラス:シャングリラ・インダスビュー泊
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3 | カリマバード パスー ( ミズガル谷) チラス パスー |
08:00発 10:00着 |
専用バスにて上部フンザのパスーへ。更にカラコルムカラコルムハイウェイを北上して、ミンタカ峠へ続く道の拠点となるミズガル谷を訪れます。 パスー:シルクルート泊
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4 | パスー シムシャール |
08:00発 12:00着 |
専用車にてパミール高原に位置するシムシャール村(3,100m)へ。家畜とともに生きてきたワヒ族の暮らしと文化にふれる一日です。
シムシャール:ロッジ泊
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5 | シムシャール パスー (フサイニ) |
08:00発 12:00着 |
専用車にてパスーへと戻ります。パスー着後、パスー氷河、パスーピーク、シスパーレを望む展望地へご案内します。その後、フンザ川にかかる吊橋を渡り、ウルタル峰などの雄大な景色を望みながら、パスー村からフサイニ村までのハイキング(所要:約5時間)。昼食は絶景を眺めながらのピクニックランチをお楽しみください。 パスー:シルクルート泊
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6 | パスー (チャプルソン) |
早朝、ロッジ近くから朝焼けの高峰群を展望します。専用車にて、パキスタン最奥のチャプルソン谷へ。素朴な村の散策をお楽しみください。 パスー:シルクルート泊
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7 | パスー ベシャム |
07:00発 19:00着 |
専用バスにてベシャムへ。途中、シャティアールの岩絵を見学します。
ベシャム :ヒルトン泊
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8 | ベシャム (タキシラ) イスラマバード イスラマバード |
08:00発 18:00着 23:50発 |
専用バスにてイスラマバードへ。途中、ガンダーラ最大の仏教遺跡群タキシラを見学(都市遺跡シルカップ、ジョウリアン僧院址、博物館)。夕食後、空港へ。航空機にてバンコクへ。 機中泊
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9 | バンコク
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06:30着 08:00発 15:50着 |
着後、航空機を乗り換えて、帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝7/昼7/夜7:機内食は除く
- 利用予定航空会社:タイ国際航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | パキスタン(8ドル)、代行手数料(4,400円)、写真2枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。 |
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気候・服装 | パキスタン北部は標高が1,500m~2,500mあるため、昼夜の寒暖の差が大きい山岳気候です。日中は晴れていれば長袖シャツ1枚で過ごせますが曇天の日や朝晩は冷え込みますので、セーターやライトダウンなどの防寒具をお持ちください。 |
利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
宿泊について | パキスタンは電気事情が悪く、特に山岳地帯では停電が起こることがあります。懐中電灯は常にお持ちください。シムシャール村はロッジに宿泊となりシャワーはありませんが、各部屋にトイレがあります。 |
海外旅行保険について | ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。 |
日程について | 天候や道路状況などの予測できない事態により大幅に移動に時間がかかることもあります。その場合は、宿泊地やルートの変更を余儀なくされることがあります。日程を延長せざるを得ないこともありますので、余裕を持ってご参加ください。 |
その他のご注意 | 花の開花の状況はその年の気候により多少ずれることがあります。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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