ツアーのポイント

ポイントフォッサマグナをめぐるジオツアー

日本列島を東西に二分し、日本列島の形成過程にも密接に関わっているフォッサマグナ。山梨県の石空川渓谷から長野県を経て糸魚川までを縦断し、地層が露出する露頭や様々な化石を観察し、博物館を巡るジオツアーです。

ポイントナウマンゆかりの地を訪れる

フォッサマグナを提唱したエドムント・ナウマンは、平沢峠(長野県南牧村)から西を望んだ際、南北方向に大きな断層があると考えました。ナウマンも見たその景色を眺め、フォッサマグナを感じます。またナウマンは日本でゾウの化石を初めて研究し、その業績からナウマンゾウの名前の由来ともなっています。ナウマンゾウの化石が産出する野尻湖も訪れます。

ポイント足跡化石をはじめ様々な化石をガイドがご案内

今は山中にある長野県ですが、かつては海の底であったため、貝やクジラなど海の生物の化石が多数見つかっています。隆起して陸になって以降に生息していたゾウの足跡や牙などの化石も産出します。化石の産出場所や博物館を訪れ、学芸員などの専門家やガイドの案内とともに、太古の環境を探ります。

ポイント大地の変動で生まれた黒曜石やヒスイなどの石にも注目

フォッサマグナで起こった火山活動や地殻変動により、長野県では黒曜石、糸魚川市ではヒスイが産出し、古来より利用されてきました。大地の変動の結果生みだされた石にも注目して、産出地や遺跡を訪れます。

COLUMN  日本列島の形成過程で生まれたフォッサマグナ

フォッサマグナとは、ラテン語で「大きな溝」という意味で、現在は、西縁である糸魚川-静岡構造線、東縁である新発田-小出構造線と柏崎-千葉構造線にはさまれた地域とされています。フォッサマグナは日本列島を東北日本と西南日本を二分する深さ6000m以上にも及ぶ大きな地溝であり、その両側に約3〜1億年前の古生代・中生代の古い岩石が分布しているのに対し、中央の溝には2,000万年前より新しい時代(新生代)の岩石が分布しています。
フォッサマグナの形成は、2,000万年前頃からアジア大陸の東縁が裂けて日本列島が大陸から切り離された時、まわりの海水が流入して日本海ができたことから始まります。同時に、海底では火山活動により、大量の火山灰や溶岩が堆積しました。またフォッサマグナの海底は周りの陸地より低かったため、土砂が陸地から大量に海底に流れ込み、砂や泥の地層が形成されました。その後、日本列島が圧縮され、隆起が起こってフォッサマグナは陸上に現れ、今に至ります。フォッサマグナの東縁は現在もまだはっきり決まっていませんが、西縁の断層が通る新潟県糸魚川市と山梨県北杜市にて、フォッサマグナの露頭を見学、日本列島形成の過程を追っていきます。

フォッサマグナミュージアム展示室
糸魚川-静岡構造線の断層露頭

COLUMN  フォッサマグナで見つかる様々な化石

■アケボノゾウの足跡化石

長野県東御市の千曲川沿いには、アケボノゾウの足跡化石が多数残されています。アケボノゾウは約250万年前から100万年前まで生きていた日本固有の小型のゾウです。東御市では約130万年前の地層から化石が見つかっています。足跡化石はゾウがその場にいて初めてできるものであるため、その並び方などの様子から、ゾウが生きていた当時の環境を知ることができます。長野県の天然記念物にも指定されている東御市のアケボノゾウ化石を専門家の案内とともに見学します。

アケボノゾウの足跡化石(過去の調査時の様子)
密集している足跡化石(過去の調査時の様子)
■クジラなど大型海生哺乳類の化石

松本市四賀では大型海生哺乳類、魚や植物などの化石が産出しています。大型海生哺乳類のうち、世界最古のシガマッコウクジラの化石が特に有名です。昭和61年に保福寺川で小学生によって発見され、大規模な発掘を行い全身骨格の発掘に成功しました。環太平洋でも2例しかない貴重な化石を見学します。これら化石から、かつては長野県は海であったということがわかります。

■貝化石

長野県北部、特に戸隠周辺からはホタテガイはじめ様々な貝化石も見つかっています。貝の種類によって住んでいる場所の水深など生息環境が異なるため、化石を調べることで当時の環境を知ることができます。例えばホタテガイは寒い海域に生息しているため、かつては寒流が流れ込んでいたと考えられます。戸隠地質化石博物館では多くの貝化石が見学でき、当時の環境に思いを馳せる楽しみがあります。

戸隠地質化石博物館
戸隠で産出した貝化石

出発日と料金

2022年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
05月30日(月) ~
06月03日(金)藤本悠花(東京本社)同行
5日間 198,000円
09月21日(水) ~
09月25日(日)ご好評につき追加設定
5日間 198,000円
10月26日(水) ~
10月30日(日)ご好評につき追加設定
5日間 198,000円
発着地 現地発着
(韮崎駅集合/糸魚川駅解散)
最少催行人員 5名(10名様限定)
<添乗員同行>
一人部屋追加代金 15,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
    [東京からの参考アクセス]
    往路:JR新宿駅09:00発(あずさ9号)-JR甲府駅10:35着
       JR甲府駅10:59発(中央本線)-JR韮崎駅11:13着
    復路:JR糸魚川駅17:01発(新幹線はくたか570号)-JR東京駅19:12着

    [大阪からの参考アクセス]
    往路:JR新大阪6:57発(のぞみ206号)-JR名古屋駅7:47着
       JR名古屋駅8:00着(しなの3号)-JR塩尻駅9:54着
       JR塩尻駅9:58発(中央本線)-JR韮崎駅11:28着
    復路:JR糸魚川駅16:29発(新幹線はくたか567号)-JR金沢駅17:19着
       JR金沢駅17:31発(サンダーバード40号)-JR大阪駅20:03



ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 韮崎駅
石空川渓谷
野辺山

11:30発

17:30着

韮崎駅に11:30集合。専用車にて石空川渓谷へ。フォッサマグナの露頭の見学と精進が滝までハイキングをお楽しみください。その後野辺山へ。国立天文台野辺山宇宙電波観測所にて、世界レベルの電波望遠鏡を専門ガイドの案内とともに見学します。
※夜はホテル開催の星空鑑賞会で天体観測をお楽しみください。

野辺山:八ヶ岳グレイスホテル泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 野辺山
平沢峠
長和町
下諏訪町
松本市
上田

08:00発



18:30着

専用車にて、フォッサマグナを提唱したナウマンが着想したとされる平沢峠へ。その後、長和町へ。黒曜石体験ミュージアムおよび黒曜石鉱山展示室 星くそ館にて旧石器時代や縄文時代の黒曜石採掘遺跡を見学します。また下諏訪町にて、縄文時代の遺跡から出土した黒曜石の交易と暮らしの様子が伺える星が塔ミュージアム 矢の根やにも訪れます。
その後松本市へ。松本市四賀化石館にて、近辺で多産する海生哺乳類化石の全身骨格、世界最古のマッコウクジラ化石を学芸員の案内とともに見学します。また発見時の産状のまま保存・展示されている穴沢のクジラ化石も訪れます。その後上田へ。

上田:上田東急REIホテル泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3 上田
東御市
野尻湖
戸隠

08:30発


18:00着

専用車にて、東御市へ。千曲川河床に残るアケボノゾウの足跡化石を、専門家の説明とともに観察します。その後長野市の信州新町化石博物館にて、世界最古のシンシュウセミクジラをはじめ様々な海の生物の化石を見学します。その後、野尻湖ナウマンゾウ博物館にて、約4万年前の野尻湖人たちの遺跡からの出土品やナウマンゾウ等の化石の見学や、周辺の地形の成り立ちについて説明を受けます。その後戸隠へ。途中、玄武岩の柱状節理が雄大な、日本の滝百選の苗名滝も訪れます。

戸隠:戸隠高原ホテル泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4 戸隠
糸魚川

08:30発
17:30着

戸隠地質化石博物館の学芸員とともに、裾花川沿いに見られる約300万年前~250万年前の地層や化石を歩きながら観察し、地層の堆積の過程や当時の環境について説明を受けます。 その後、戸隠地質化石博物館にて周辺で多産する化石をもとに、長野盆地の形成史の案内を受けます。その後糸魚川へ。日本列島の生い立ちやヒスイ、生物進化、地球のことがわかる石の博物館・フォッサマグナミュージアムを訪れます。

糸魚川:ルートイン糸魚川泊|食事:朝○ 昼× 夜○
5 糸魚川
小滝川ヒスイ峡
親不知子不知
糸魚川駅

08:00発


16:00着

朝、フォッサマグナパークへ。ガイドの案内とともに、糸魚川-静岡構造線の断層破砕帯や枕状溶岩を見学します。その後、国の天然記念物に指定されたヒスイ産地である小滝川ヒスイ峡、かつては交通の難所とされた断崖絶壁の名勝、親不知子不知から、土木遺産にも登録されたコミュニティロードレンガトンネルを散策します。その後糸魚川駅にて16:00頃解散。

食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼0/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 この時期の山梨県や長野県の高地の気温は、日中で20℃前後、朝晩は10℃前後となります。さらに天候が崩れたり、風が吹くと体感温度が下がります。日中は長袖シャツで過ごせますが、脱ぎ着しやすい厚手の上着や薄手のセーターなどの防寒着をお持ち下さい。また雨が降ることもありますので、上下セパレート式の雨合羽もお持ちください。石空川渓谷、千曲川河床や奥裾花渓谷にて2〜3時間ほどの散策があるため、しっかりした、歩きやすい靴でご参加ください。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
食事について 昼食は含まれておりません。現地の食堂などで召し上がっていただきます。日程3日目の鬼無里でのハイキングへは、お弁当を持参いたします。事前にコンビニエンスストアまたは商店へご案内いたしますので、各自ご購入ください。
日程について ■日程1日目:石空川渓谷
川沿いの森林内の遊歩道を2時間ほどかけて歩きます。途中、岩場や急な階段もあります。しっかりした靴や装備でお越しください。
■日程3日目:アケボノゾウ足跡化石
護岸されていない川沿いを散策します。歩きやすい服装でお越しください。少雨であれば観察を行います。雨で観察が難しい場合は、代替として保管されているアケボノゾウの体化石を観察し、説明を受けます。風化により、掲載写真と同様の足跡化石が見れるとは限りません。予めご了承ください。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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