ツアーのポイント

ポイント おがさわら丸で行く 待望の西之島クルーズ

2013年、40年ぶりに噴火した西之島。その後も断続的に噴火を続けており今なお成長を続けています。昨年は残念ながら中止になってしまった待望のクルーズツアーです。今しかみることができない島の成長過程をご覧いただけます。

ポイント 父島、母島、南島 小笠原の島めぐり

父島ではチャーターボートを利用して、海に突き出る枕状溶岩や、南島周辺の世界的にも珍しい沈水カルスト地形などを観察。母島へも訪れ、父島とは異なる地質や植生などを見学します。船からはハシナガイルカやミナミハンドウイルカなども見られるかも知れません。 ※南島は、入島禁止期間となった場合、上陸はできません。

ポイント おがさわら丸 往復2等寝台をご用意

2016年新造船のおがさわら丸は24時間かけて1,000kmを航海します。長い船旅をより快適にお過ごしいただくために、コンパートメントタイプの寝台をご用意いたしました。カーテン付きの2段ベッドで、個別にコンセントも完備されています。 ※追加料金にて一等室、特等室へのアップグレードも手配可能です。お早めにお申し込みください。 ※レディースルームのご希望も承ります。部屋数に限りがありますので、男女共用になる場合もあります。

おがさわら丸に乗船し、西之島クルーズへ!
二見港
訪問する
世界遺産

小笠原諸島

COLUMN 噴煙たなびく西之島

父島の北西130kmに浮かぶ火山島で、今もなお活発な火山活動を続けています。大航海時代にスペイン、イギリスなどによってその存在が確認されており、日本に開国を迫ったペリー提督も父島に来航したのちに西之島の測量を行なっています。明治期になり日本の領土に組み込まれました。1973年、有史以来初めての噴火が起こり、西之島の東南に新しい島が生まれました。度重なる噴火と堆積によって2つの島は繋がり、その後も断続的に噴火が続いており、現在も面積を拡大し続けています。絶海に浮かぶ孤島は、海鳥たちにとっては外敵のいない絶好の繁殖場所となっていました。2013年に40年振りに噴火した際に海鳥のコロニーは消失しましたが、その後に実施された上陸調査によって、オナガミズナギドリやアオツラカツオドリなどが繁殖していることが確認されました。これらの海鳥は生まれた島に戻って繁殖するという習性があます。島へ帰ってきたのは海鳥だけではなく、植物の種や昆虫なども運ばれ、新しく生まれた島での生態系の形成過程を知るうえで、大変貴重な島として注目されていました。しかし2020年、再び島の形を変えるほどの大規模な噴火が起こり、回復した生き物たちが心配されています。

噴煙する西之島(空撮)
父島から西之島方面を望む 噴煙が見えることも

COLUMN 父島のボニナイト、南島の沈水カルスト

小笠原は5000万年ほど前の火山活動によってうまれ、小笠原の古名である「無人島(ボニンアイランド)」から名付けられたボニナイトという特殊な安山岩の溶岩でできています。大陸と一度も陸続きになったことがない海洋島のため、独自の進化を遂げた生き物や植物が生息し、独特な生態系を形成しています。父島の南西約10キロに浮かぶ南島は、溶岩でできた島ではなく、サンゴ礁でできた石灰岩が隆起と沈降を繰り返して形作られた「沈水カルスト地形」の島です。チャーターボートを利用して、洋上に突き出る石灰岩の奇岩や、海岸に突き出た枕状溶岩などを観察します。

海に突き出た枕状溶岩
南島周辺の沈水カルスト地形

COLUMN 時がゆっくりと流れる島・母島

父島より後の火山活動で誕生した母島列島。小笠原諸島最高峰の乳房山(463m)と、周囲を断崖に囲まれていることから父島に比べて湿潤な熱帯雨林に覆われ、独特な植生が広がり多くの「母島固有種」が存在します。また、ハハジマメグロやオガサワラカワラヒワなど母島でしか会うことが出来ない鳥がいます。ハハジマメグロは絶滅危惧種に指定されている母島固有種の特別天然記念物ですが、集落内でも目にすることもあります。父島よりもゆったりと時間が流れる母島をご覧ください。

ははじま丸から望む母島
特別天然記念物 ハハジマメグロ

出発日と料金

2021年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
11月05日(金) ~
11月10日(水)
6日間 238,000円
発着地 現地発着(竹芝桟橋集合・解散)
最少催行人員 4名(8名様限定)・添乗員同行
一人部屋追加代金 18,000円
  • 部屋数が限られるためお一人部屋の確保ができない場合がございます。
  • おがさわら丸の船室について:おがさわら丸の船室は「2等寝台(対面する上下二段ベッド)」を手配予定です。船室のアップグレード(一等室、特一等室など)又は、エコノミー和室への変更をご希望の方はお問い合わせください。
  • おがさわら丸は2ヶ月前からの予約となり、予約時に2等寝台が確保できない場合は、他のカテゴリーを差額実費にてご案内することがあります。
  • おがさわら丸では、PCR検査を実施しており、小笠原村より来島者に対して検査の受検を必須にしております。2回のワクチン接種を終えられた方へもお願いしておりますので、予めご了承ください(2021年6月)。
  • 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問はお気軽に担当までお問い合わせください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 竹芝桟橋 11:00発 午前11時、東京の竹芝桟橋ターミナルに集合。おがさわら丸に乗船し、24時間かけて小笠原諸島へ。甲板から海鳥の観察をお楽しみください。
おがさわら丸泊|食事:朝× 昼× 夜×
2 父島 11:00着 聟島列島をながめた後11:00頃、父島二見港に到着。着後、専用車で宿へ。午後、父島島内めぐりへご案内。火山島である島の成り立ち、海洋島の特異な環境や、小笠原固有の植物、歴史などにふれます。夜はナイトツアーへご案内。天然記念物オガサワラオオコウモリ海岸の夜行性生物星空観察などをお楽しみいただきます。
父島泊|食事:朝× 昼× 夜○
3 父島
(西之島)
  おがさわら丸に乗船し、西之島クルーズへ。躍動的な火山活動を繰り返す絶海の孤島を周遊します。年々姿形を変えている西之島、今しかみることのできない貴重な体験をお楽しみください。
父島泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4 父島
(母島)
  朝、ははじま丸で、父島の南50kmに位置する母島へ(片道約2時間)。着後、ガイドの案内で母島の島内を北から南までめぐります。父島とは異なる島の成り立ちや植生を小笠原固有種で特別天然記念物のハハジマメグロも探します。午後、父島へ戻ります。
父島泊|食事:朝○ 昼× 夜○
5 父島 15:00発 午前中、チャーターボートにてボニンブルーの海を遊覧。洋上から見る火山島の姿や、南島周辺の沈水カルスト地形の景観をお楽しみください。午後、二見港を出発。船上から再び聟島列島を眺め、東京への帰路につきます。
父島泊|食事:朝○ 昼× 夜×
6 竹芝桟橋 15::00着 竹芝桟橋着後、解散。
食事:朝× 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝3/昼0/夜3

ご案内とご注意

気候・服装 天気がよければ気温が上がり、日中半袖や長袖1枚ですごせますが、上着もお持ちください。父島でのチャーターボード乗船時には水しぶきがかかる事があります。上下セパレートタイプの雨具もお持ちください。濡れても良い靴またはスポーツサンダルなどがあると便利です。島内観光中は汚れてもよく歩きやすい靴でご参加ください。宿泊施設内はサンダルが便利です。
利用予定ホテル 日程及び下記をご覧ください。
父島:ペンション・キャベツビーチ、ホテルブーゲン、パパスアイランド リゾート、ウエスト、ウエストアネックス、シートピア、ポートロイド、小笠原ダイビングセンター、民宿ふく、ミナトイン、フィッシュアイ、ナインボール
宿泊施設について 原則、シャワー・トイレは共同となります。お一人部屋をご希望の場合、部屋数に限りがありますのでお早めにお申し込みください。
日程について 日程5日目のチャーターボートは、悪天候により出航できない場合があります。その際は、専用車を用いた島内観光に変更させていただきます。
食事について おがさわら丸でのお食事は旅行代金に含まれておりません。船内にあるレストランやカフェでお召し上がりいただきますが、実費をお支払ください。
朝食:宿泊施設にて準備いたします。
昼食:朝スーパーなどへ立ち寄りますのでご購入いただき、ツアーにお持ちください。
夕食:宿舎または町の食堂を利用します。
南島について 例年11月初旬から翌年2月初旬までが入島禁止期間となります。2021年の日程はまだ発表されておりません(2021年6月現在)が、入島禁止期間にならなかった場合、南島上陸にもチャレンジいたします。ただし、当日の波、風向きによっては上陸できない場合もあります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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