ツアーのポイント

ポイント 南アルプスを代表する百名山三座を一度に踏破

塩見岳(3,052m)、間ノ岳(3,190m)、北岳(3,193m)といった、いずれも日本百名山に選ばれている南アルプスの名峰を、主稜線の一部である長大な仙塩尾根を通って一気に縦走します。

間ノ岳山頂からは富士山が間近に迫る
日本一長い3,000mの稜線で雲上散歩
北岳と甲斐駒ヶ岳
日本一高い峠“三伏峠”

PROFILE 同行ガイド 上鶴篤史(かみづる・あつし)

日本登山ガイド協会認定ガイド。国内外の山や自然を案内し、自然の豊かさや美しさを伝える。日本三百名山完登、アコンカグアやデナリ遠征など、豊富なキャリアを活かし登山・写真撮影に関する講習・ワークショップ多数。西遊旅行の添乗員としても活躍中。
>> 上鶴篤史さんブログ「美しき日本の旅」はこちら

COLUMN 南アルプスの名山

北岳(3,193m)

南アルプスの盟主と呼ばれる、日本第2位の高峰。山頂からは富士山を始めとする360度の眺望が広がります。固有種のキタダケソウをはじめとする高山植物の豊富さも魅力であり、ロッククライマーには、当面の「バットレス」と呼ばれる岩壁も人気。間ノ岳、農鳥岳と合わせて白峰三山(しらねさんざん)を構成しています。

日本第二の高峰、日本百名山・北岳

間ノ岳(3,190m)

奥穂高岳と並ぶ日本第三位の高峰。山梨県、長野県、静岡県の3県境に位置していますが、白峰三山の中央にあるので、この名がついたと言われます。 北岳から続く約3,000mの縦走路から眺める景色は圧巻。東面には小さなカールも抱えています。

間ノ岳方面から望む北岳

塩見岳(3,052m)

穏やかな山容の南アルプスでは珍しく、山頂付近は岩稜帯が続く山です。南アルプス中央部に位置する双耳峰でもあり、鉄の兜に似ていると称される三角形の山容が特徴的で、残雪期には駿河湾からもはっきりわかると言われます。

稜線より見上げる塩見岳山頂

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
09月03日(火) ~
09月07日(土)上鶴篤史さん同行
5日間 178,000円
発着地 現地発着(伊那大島駅集合・甲府駅解散) 最少催行人員 6名(12名様限定)<ガイド兼添乗員同行>
一人部屋追加代金 大部屋泊(設定はございません)
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問等はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。

    <東京・大阪からの参考交通機関>
    【東京方面】
    ■往路
    JR新宿駅 10:00発(特急あずさ13号) - 岡谷駅 12:19着 / 12:29発 - JR伊那大島駅 14:15着
    ■復路
    JR甲府駅 16:31発(特急あずさ42号) - JR新宿駅 18:04着

    【大阪方面】
    ■往路
    ①JR新大阪駅 08:57発 - (東海道新幹線のぞみ96号) - 名古屋駅 9:47着
     名古屋 - 塩尻 - 辰野 - 伊那大島駅 14:15着
    ②新大阪駅 09:45発 - (東海道新幹線のぞみ6号) - 名古屋駅 10:34着
     名古屋駅 11:00発 - (高速バス) - 飯田駅 12:54着
     飯田駅 13:04発 - 伊那大島駅 13:30着
    ■復路
    ①JR甲府駅 16:35発 - (ふじかわ12号) - 八王子駅 17:29着
    八王子駅 17:34発 - 新横浜 18:21着/18:29発 - (新幹線のぞみ57号) - JR新大阪駅 20:36着
    ②JR甲府駅 16:35発 - (ふじかわ12号) - 静岡駅 18:55着
    静岡駅 19:07発 - (新幹線ひかり655号) - JR新大阪駅 21:09着

コース難易度

体力・技術 1日の実際の歩行時間の目安は約6~9時間です。標高差は登りで最大約1,116m、下りで最大1,480mです。岩場などの足場の悪い箇所も含めた山で、山小屋泊まりの荷物を背負って長時間歩ける体力が必要です。
宿泊 旅館1泊、山小屋3泊 山小屋は男女別相部屋をリクエストしますが、予約状況によって男女混合の大部屋利用になることもあります。
荷物 2日目より3泊4日の登山装備を持って歩く縦走登山です。縦走中に不要な荷物を置いておくことができませんので、荷物は工夫をして軽量化に努めるようにお願いいたします。
※オレンジ線が登山ルートとなります。


ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 JR伊那大島駅
鹿塩温泉

14:30発
15:30着

JR伊那大島駅14:20集合。専用車にて大鹿村の鹿塩温泉へ。塩湯荘に宿泊。翌日からの縦走登山に備えゆっくりお寛ぎください。

鹿塩温泉:塩湯荘泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 鹿塩温泉
越路ゲート
塩見小屋

 

●南アルプス縦走1日目(コースタイム7時間10分)
早朝、専用車にて越路ゲート(1,650m)へ。着後、登山開始。林道を進み、鳥倉登山口(1,790m)へ。ここから樹林帯を登り日本一標高の高い峠“三伏峠”(さんぷくとうげ・2,580m)へ。三伏山(2,615m)の山頂に着くと、眼前に塩見岳が迫り、他にも間ノ岳や農鳥岳など周辺の展望が広がります。その後、尾根沿いにアップダウンを経て本谷山(2,658m)を経由。苔むした樹林帯を抜けて、岩場を登りハイマツ帯に出ると、塩見小屋(2,766m)に到着です。

塩見小屋泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
3

塩見小屋
塩見岳
熊の平小屋

 

●南アルプス縦走2日目(コースタイム6時間30分)
天狗岩までの急登を経て、その後岩場のジグザグ道と一部のザレ場を慎重に登っていくと、塩見岳(3,052m)に登頂。中央アルプスや北アルプス等360度の景色が広がります。東には裾を大きく広げた富士山が聳え、北側には南アルプス主脈の一部である長大な仙塩尾根が続きます。アップダウンを繰り返しながら、北荒川岳(2,698m)、安倍荒倉岳(2,693m)を通過すると、熊の平小屋(2,530m)に到着。

熊ノ平小屋泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
4 熊の平小屋
間ノ岳
北岳
北岳肩ノ小屋

 

●南アルプス縦走3日目(コースタイム6時間)
ハイマツ帯を過ぎ、岩稜を登っていくと三峰岳(みぶだけ・2,999m)に登頂。さらに登りガレ場を抜けると、日本百名山・間ノ岳(3,190m)に登頂です。広々とした山頂に立つと、再び富士山が大きな姿を現します。その後、北岳山荘を経由し、日本第二位の標高、日本百名山・北岳(3,193m)に登頂。山頂は360度の眺望を誇り、富士山他、中央アルプス・北アルプス・八ヶ岳まで周辺の主要な山脈を一望することができます。その後、北岳肩ノ小屋(3,000m)へ下ります。

北岳肩ノ小屋泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
5 北岳肩ノ小屋
広河原
JR甲府駅


13:00発
16:00着

●南アルプス縦走4日目(コースタイム3時間40分)
甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳の二座を眺めつつ、小太郎尾根分岐へ。その後、急坂を下り、そのまま樹林帯を抜けて広河原(1,520m)へ下山。3泊4日の縦走登山を終えます。下山後、専用車にて日帰り温泉に立ち寄り、昼食(各自払い)と入浴(各自払い)。その後、専用車で甲府駅へ。着後、JR甲府駅にて16:00解散。

食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 日程表記載のコースタイムは、休憩時間を含まない一般的なコースタイムです。
  • 食事回数:朝4/昼3/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 登山中は天気が良ければ、半袖又は長袖で過ごすことができますが、悪天時や強風が吹くと体感気温は下がります。厚手フリースや薄手のダウンジャケット等の防寒着をお持ちください。また、悪天時や強風に備え、上下セパレート式の雨具をお持ちください。登山時の靴は防水の効いたトレッキングシューズや軽登山靴が最適です。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
お食事について 朝食と夕食は各山小屋でのお食事となります。昼食は、宿泊した山小屋にて注文したお弁当を各自でお持ちいただきます。各自行動食もお持ちください。5日目の昼食は含まれていません。日程5日目の昼食は広河原か立ち寄り温泉で各自ご注文ください。
山小屋の予約について 「北岳肩ノ小屋」は予約開始日が4/1、「熊ノ平小屋」は予約開始日が6/1の予定です。
※当ツアーの催行決定は、山小屋の確保が完了次第となりますので、予めご了承ください。
下山日について 本コースは、エスケープルートが少ない限られた縦走路を歩きます。そのため、悪天候等の状況によっては、危険を考慮して途中で延泊し、下山日を遅らせる可能性もございます。ご予約の際は万が一の状況に備えて、後の予定に余裕をもってご参加くださいますようお願い申し上げます。
年齢制限について 当ツアーは、年齢が80才以上の方はお申し込みいただけません。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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