ツアーのポイント
ポイント アルプスの山上に泊まり朝夕の絶景三昧!
時間をゆったりと過ごすために、すぐに下山せずに山中にて宿泊をします。木曽駒ヶ岳では山頂直下の宝剣山荘に宿泊。ゆったり夕日も朝日も楽しめます。乗鞍岳では畳平にある宿でご来光は大黒岳に登り、槍穂高連峰を眼前にご来光をお楽しみいただきます。状況がよければ雲海をご覧いただけます。御嶽山では山頂部の二の池ヒュッテでゆったりと滞在を楽しみます。ぜひそれぞれ3,000m級の景色をゆっくりと堪能してください。
ポイント 添乗員兼写真講師の上鶴篤史さん同行。写真撮影のレベルアップも!
添乗員兼写真講師の上鶴篤史さんが同行します。また写真撮影の講座やレクチャーなども現地で行いますので、カメラ機材もお持ちください。初心者の方も、写真が上手になりたい方も大歓迎です!もちろん写真にあまり興味のない方も存分に楽しむことができます。


PROFILE 同行ガイド 上鶴篤史(かみづる・あつし)

日本登山ガイド協会認定ガイド。国内外の山や自然を案内し、自然の豊かさや美しさを伝える。日本三百名山完登、アコンカグアやデナリ遠征など、豊富なキャリアを活かし登山・写真撮影に関する講習・ワークショップ多数。西遊旅行の添乗員としても活躍中。
>> 上鶴篤史さんブログ「美しき日本の旅」はこちら
COLUMN らくらく3,000m級の山へ
今回訪れる山はすべて、ロープウエイやシャトルバスを利用して標高を一気に上がります。ゼロから登山をするにはハードな3,000m級の山ですが、らくらく乗り物を利用して登頂を目指します。
中央アルプス駒ケ岳ロープウェイは、当時日本初の山岳ロープウェイとして建立されました。1,662mのしらび平から千畳敷の2,612mまで7分30秒で一気に駆け上がります。
乗鞍畳平へは1年のうち4ヶ月間(7月1日~10月31日)だけ開通する絶景ルートを通り、車で向かいます。岐阜県側から乗鞍畳平を目指す山岳ルートを「乗鞍スカイライン」と呼び、長野県側からのルートを「乗鞍エコーライン」と呼びます。乗鞍岳のバスターミナルは標高2,702m。これは富士山5合目より高く、「バスで走れる標高としては日本一」と言われています。
御岳ロープウェイは、標高1,570mの鹿の瀬駅から2,150mの飯森高原駅(御嶽山七合目)まで全長2,330m、標高差580mを片道約15分で登ります。御岳ロープウェイは「ゴンドラリフト」と呼ばれるタイプで、約80台のカプセル型のゴンドラが連続して循環して運行しています。






COLUMNアルプス3000m峰登頂-木曽駒ヶ岳・乗鞍岳・御嶽山-
■御嶽山(3,067m)
信仰としての山では、富士山、白山、立山と並ぶほど有名な御嶽山。御嶽教の開山はなんと1,300年前と言われています。飛騨山脈の最南端に位置する御嶽山は広大な裾のをもつ活火山で、東西30数㎞にも及び、ひとつの山塊としては日本最大級の規模を誇ります。また今回宿泊する二の池ヒュッテのほとりにある二の池は標高2,905mの日本最高所にある湖です。剣ヶ峰の頂上からはこれまで登ってきた木曽駒ヶ岳と乗鞍岳を見渡すことができます。2018年9月からようやく黒沢口のみ山頂への登山が可能となりました。
■乗鞍岳(3,025m)
岐阜県と長野県の県境に位置する乗鞍岳は山岳信仰、宗教登山の信仰の地となっておりました。山麓周辺には参拝路が多数切り開かれ、のちに西洋登山の文化が浸透すると、日本初の登山バスが運行されたこともあり、参拝路は登山道して今に受け継がれています。この路線は現在の乗鞍スカイラインと乗鞍エコーラインとなっています。乗鞍岳の山頂部には23座の峰があり、その総称が乗鞍岳と呼ばれています。その最高峰が剣ヶ峰(3,025m)となります。山頂周辺には乗鞍本宮奥宮と朝日権現社の2つの社があり、いにしえの山岳信仰の名残をとどめています。山頂から北側には焼岳から穂高連峰、槍ヶ岳と北アルプスを間近に望むことができます。国立公園名は「中部山岳国立公園」となっています。
■木曽駒ヶ岳(2,956m)
全国に数十箇所ある駒ケ岳のうち木曽山脈にある木曽駒ケ岳。この木曽駒ケ岳は南北90㎞、東西20㎞の木曽山脈の最高峰です。木曽山脈は通称「中央アルプス」と呼ばれており、北アルプスの急峻な岩稜に対して、たおやかな峰が多いのが中央アルプスの特徴です。1967年に千畳敷2,612mまでロープウェイで行けるようになり、険しい登山者だけが登れた場所に誰でも気軽に訪れることができるようになりました。千畳敷から眺めることができる、宝剣岳は峻険な岩稜が空を貫き中央アルプスの中でも目立った存在です。頂上からは南アルプスの甲斐駒ヶ岳(2,967m)や日本で二番目に高い北岳(3,193m)が見え、北側から西側にかけて2日目に訪れる乗鞍岳(3,025m)や4日目に訪れる御嶽山(3,067m)を眺めることができます。
出発日と料金
2022年 出発日~帰国日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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07月21日(木) ~ 07月25日(月)上鶴篤史さん同行 |
5日間 | 178,000円 | ![]() |
発着地 | 現地発着(駒ヶ根駅集合/木曽福島駅解散) |
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最少催行人員 | 6名催行(10名様限定)・登山ガイド兼添乗員同行 |
一人部屋追加代金 | 設定がございません |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
- <東京・大阪からの参考アクセス> ※航空券手配をご希望の方はご相談ください。
【東京方面】
往路:富士急バス バスタ新宿08:35発 - 駒ヶ根バスターミナル12:25着 または
往路:JR中央本線特急あずさ 新宿駅08:00発 - 岡谷駅10:19着
JR中央本線 岡谷駅10:42発 - 駒ヶ根駅11:59着
復路:JR中央本線 木曽福島駅16:32発 - 塩尻駅17:21着
JR中央本線特急あずさ 塩尻駅17:29発 - 新宿駅20:08着
【大阪方面】
往路:JR東海道新幹線 新大阪駅08:09発 - 名古屋駅08:58着
名鉄バス 名古屋駅名鉄バスターミナル09:30発 - 駒ヶ根バスターミナル12:05
復路:JR中央本線 木曽福島駅16:31発 - 名古屋駅18:05着
JR東海道新幹線 名古屋駅18:17 - 新大阪駅19:06着
コース難易度
体力・技術 | ![]() |
1日のコースタイムは1時間~5時間前後、実際の行動時間は1時間半から6時間前後となります。最大の標高差は、4日目飯森高原駅から二の池ヒュッテまでの登り755mです。それ以外は200mから300mの標高差を登り下りします。上記の行程を歩ける体力が必要です。 |
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宿泊 | 山小屋泊 山小屋での大部屋泊となります。ペンション泊についても部屋に限りがあるので相部屋となります。 | |
荷物 | 荷物に関して、1日目は駒ヶ根駅のコインロッカーを利用、又はご自身で荷物をお運びください。2日目以降は専用車に登山に不要な荷物を置く事ができますが、スペースは限られておりますので荷物はできる限り最小限でご準備ください。 |
- 日本の山旅コースの「体力・技術レベル難易度の目安」はこちらのページをご確認ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 駒ヶ根 しらび平 千畳敷カール 宝剣山荘 |
13:00発 16:00着 |
午後12:30分、中央アルプスの玄関口、JR飯田線駒ヶ根駅に集合。駒ケ岳ロープウェイ線の混乗バスに乗車し、しらび平駅へ(約45分)。ロープウェイに乗換えて千畳敷駅へ。 駒ケ岳:宝剣山荘泊|食事:朝× 昼× 夜○
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2 | 宝剣山荘 伊奈前岳 宝剣山荘 木曽駒ヶ岳 千畳敷カール 乗鞍高原 乗鞍畳平 |
04:00発 15:00着 |
●伊那前岳トレッキング(コースタイム:往復1時間20分) 乗鞍畳平:白雲荘又は銀嶺荘泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
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3 | 乗鞍畳平 大黒岳 乗鞍畳平 乗鞍岳剣ヶ峰 乗鞍高原 開田高原 |
早朝発 15:00着 |
早朝、片道約20分の歩行で大黒岳へ向かいます。ここからは槍穂高連峰を眼前に大パノラマの展望が広がります。雲海も多く見られる場所です。 乗鞍開田高原:ペンション泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
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4 | 開田高原 |
08:00発 15:00着 |
専用車にて開田高原より御岳ブルーラインを通過し、御岳ロープウェイ駅へ(所要:約30分)。ロープウェイに乗り、標高2,150mの飯森高原駅(7合目)へ。 ●御嶽山トレッキング(コースタイム:3時間20分) ロープウェイ下車後、黒沢口登山道を登り二の池ヒュッテ(2,895m)を目指します。 ●御嶽山・剣ヶ峰登頂(コースタイム:1時間25分) 御嶽山・最高峰の剣ヶ峰(3,067m)へ向かいます。宿泊場所は山頂下の二の池ヒュッテ、日本最高所の高山池の散策をお楽しみください。 御嶽山:二の池ヒュッテ泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
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5 | 二の池 摩利支天山 御岳ロープウェイ 木曽福島駅 |
08:00発 15:30着 |
●御嶽山トレッキング(コースタイム:2時間) 朝の景観を楽しんだ後、摩利支天(2,959m)へ向かいます。歩いた道を再び戻り二の池ヒュッテへ。その後、黒沢口登山道を戻ります。御岳ロープウェイを利用して下山します。その後、専用車にて木曽路の中心地、木曽福島駅へ(所要:約1時間)。着後、解散。 食事:朝○ 昼○ 夜×
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- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 日程表記載のコースタイムは、休憩時間を含まない一般的なコースタイムです。
- 食事回数:朝4/昼4/夜4
ご案内とご注意
気候・服装 | 登山中は天気が良ければ、半袖又は長袖で過ごすことができますが、悪天時や強風が吹くと体感気温は下がり、朝晩は特に冷え込みます。フリースやダウンジャケット等の防寒着をお持ちください。また、悪天時や強風に備え、上下セパレート式の雨具をお持ちください。登山時の靴は防水の効いたトレッキングシューズや軽登山靴が最適です。 |
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利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
食事について | 1日目の昼食は事前にお済ませの上、集合してください。2日目以降は宿泊施設のお弁当(おにぎりなど)をご用意致します。各自行動食などもご準備ください。 |
登山用ヘルメットについて | 御嶽山では登山用ヘルメットの装備が義務付けられています。ご自身でご用意いただくか、レンタルのヘルメットをご利用ください。レンタル料は2,000円(21年度料金、22年度は料金未定)、現地にて貸し出し致します。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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