ツアーのポイント
ポイント 日高地方から道南へ、襟裳岬から函館へとめぐる山旅
登別・大沼・函館の名湯も楽しむ
日高山脈の南端、襟裳岬から、花の山、自然、岬をめぐります。左手に太平洋を望みながら渡島半島へ入り函館へと南下していく北海道の山旅。登別温泉、大沼温泉、函館湯の川温泉などで名湯や料理を楽しみながら、初夏の花咲く大自然を満喫する5日間です。
PROFILE 同行ガイド 上鶴篤史(かみづる・あつし)

日本登山ガイド協会認定ガイド。国内外の山や自然を案内し、自然の豊かさや美しさを伝える。日本三百名山完登、アコンカグアやデナリ遠征など、豊富なキャリアを活かし登山・写真撮影に関する講習・ワークショップ多数。西遊旅行の添乗員としても活躍中。
>> 上鶴篤史さんブログ「美しき日本の旅」はこちら
COLUMN 個性ある花の山々をめぐる
アポイ岳(811m) [花の百名山]
花の百名山でもあり、ジオパークでもある「アポイ岳」では太平洋を背後に花々を愛でながらの登山です。低い標高にも関わらず、多くの固有種を有する高山植物の宝庫として知られ、アポイアズマギク、ヒダカイワザクラ、エゾキスミレ、アポイマンテマなどを見ることができます。登山口にあるビジターセンターに立ち寄り、まずは山の成り立ちを学びます。





北海道駒ヶ岳(1,131m) [日本二百名山]
渡島半島の大沼国定公園のシンボルは、蝦夷駒ヶ岳(えぞこまがたけ)、渡島富士(おしまふじ)とも呼ばれる秀峰です。剣ヶ峰(1131m)、砂原岳(1113m)、隅田盛(892m)の3 山で構成されています。活火山で入山規制があるため、馬の背(902m)までの登山です。大沼・小沼、遠く函館山を望む登山道では砂地や岩場に可憐な花々が咲き誇ります。


恵山(618m)
活火山でもある恵山ではダイナミックな景観と津軽海峡や北東北の眺望が楽しめる山です。この時期、麓のつつじ公園ではエゾヤマツツジ、サラサドウダン、エゾイソツツジと順々に開花していきます。


函館山(334m)
夜景で有名な函館山。低山で車でも山頂に行くことのできる山でありながら、山麓にも豊かな自然が広がります。本州では見られない花々を愛でながら山頂をめざします。


COLUMN北限のブナ林と大沼の湖沼群を歩く
ブナ北限のまち黒松内
黒松内町にある「歌才ブナ林」は国の天然記念物に指定されているブナ林。ブナの自生する林はこの黒松内低地帯以北にはほとんど見られなくなるため、ブナの北限にあたると言われています。
駒ヶ岳を望む大沼国定公園
活火山の秀峰・駒ヶ岳を望む大沼国定公園は、大沼、小沼、蓴菜(じゅんさい)沼などの大小の湖沼群一帯の総称として「大沼」と呼ばれています。小島には橋が渡され、周遊コースとして散策を楽しむことができます。


COLUMN 北海道の名湯をめぐる
登別温泉
江戸時代から温泉の存在が知られており、 明治時代に温泉宿が設けられてからは保養地・観光地となりました。「にっぽんの温泉100選・総合ランキング」では毎年上位にランクインしている日本有数の温泉地で、地名の語源はアイヌ語の「ヌプル・ペツ」(水色の濃い川)に由来します。
函館湯の川温泉
登別温泉、定山渓温泉とともに北海道三大温泉郷のひとつに数えられる名湯です。その中では唯一海岸沿いに立地しており、函館の街と共に滞在を楽しめます。湯の川の語源は、アイヌ語の「ユ(湯)+ペツ(川)」に由来しているというのが定説です。


出発日と料金
2023年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
05月29日(月) ~ 06月02日(金)初夏の花咲くシーズン・ 上鶴篤史さん同行 | 5日間 | 198,000円 | ![]() |
発着地 | 現地発着(新千歳空港集合・函館空港解散) | 最少催行人員 | 7名(12名様限定)・上鶴篤史さん同行 |
---|---|---|---|
一人部屋追加代金 | 32,000円 |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
<東京・大阪からの参考アクセス> ※航空券手配をご希望の方はご相談ください。
【東京方面】
往路:ANA53 羽田 08:00発 – 新千歳 09:30着
JAL505 羽田 08:20発 – 新千歳 09:55着
復路:JAL586 函館 15:05発 – 羽田 16:30着
ANA556 函館 15:20発 – 羽田 16:45着
【大阪方面】
往路:JAL2001 伊丹 08:00発 – 新千歳 09:50着
復路:JAL2124 函館 13:50発 – 伊丹 15:30着
ANA746 函館 14:10発 – 伊丹 15:50着
コース難易度
体力・技術 | ![]() |
1日の行動時間は最大で5時間程です。普段から山歩きをされている事がご参加の条件です。 |
---|---|---|
宿泊 | ホテル泊。お部屋は2名様1室が基本となります。 | |
荷物 | 登山に不要な荷物は専用車内に置いておくことができます。人数によってワゴン車またはマイクロバスでの移動となりますが、積載量に限りがありますので、大型のスーツケースなどはご遠慮ください。 |
- 日本の山旅コースの「体力・技術レベル難易度の目安」はこちらのページをご確認ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
---|---|---|---|
1 | 新千歳空港 襟裳岬 アポイ岳ジオパークVC アポイ岳山麓 |
10:00発 午後着 夕方着 |
新千歳空港に集合し、専用車にて途中、昼食(各自にて)を挟み、襟裳(えりも)岬へ。太平洋に突き出た岬を歩いてお楽しみください。その後、アポイ岳山麓のジオパークビジターセンターへ。アポイ岳を形づくる「かんらん岩」を学び、山麓のホテルへ。
アポイ岳山麓:ホテルアポイ山荘泊|食事:朝× 昼× 夜○
|
2 | アポイ岳山麓 アポイ岳 アポイ岳山麓 登別温泉 |
朝発 午後着 夕方着 |
●アポイ岳登山(約5時間) 隣接するアポイ岳の登山口のビジターセンター(80m)より登山開始。樹林帯を歩き6合目へ。かんらん岩に育まれたアポイ岳固有のお花畑、そして広がる太平洋や日高山脈の眺望を楽しみながらアポイ岳(811m)へ。下山後、専用車にて登別温泉へ。 登別温泉:登別万世閣泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
|
3 | 登別温泉 地球岬 黒松内 大沼 駒ヶ岳山麓 |
午前発 夕方着 |
●黒松内&大沼ハイキング(各60分~90分) 専用車にて、室蘭の断崖迫る絶景地・地球岬へ。その後、黒松内へ。北限のブナ林をハイキング。ハイキング後は昼食にご案内します。専用車にて大沼へ。北海道駒ヶ岳を望む大沼国定公園のハイキングを楽しんで、駒ヶ岳の麓のホテルへ。 駒ヶ岳山麓:大沼プリンスホテル泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
|
4 | 駒ヶ岳山麓 駒ヶ岳 恵山 恵山つつじ公園 函館湯の川温泉 |
午前発 夕方着 |
●北海道駒ヶ岳(約2時間)&恵山登山(約2.5時間) 専用車にて、二百名山の秀峰・北海道駒ヶ岳の登山口(487m)へ。登山可能な最高地点・馬の背(902m)を往復します。下山後、専用車で渡島半島南東端に位置する恵山(えさん)へ。登山口(300m)から、今も噴気を上げる活火山・恵山(618m)登山を楽しみます。津軽海峡や北東北の山の絶景を堪能し、下山後は恵山つつじ公園で季節のツツジもご覧ください。専用車にて函館へ。 函館湯の川温泉:湯元啄木亭泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
|
5 | 函館湯の川温泉 函館山 函館 函館空港 |
午前発 12:30着 |
●函館山ハイキング(約1時間) 専用車にて函館山登山口へ。函館山(334m)の山頂へハイキングし、復路はロープウェイで下山します。函館朝市にて昼食(各自にて)後、専用車にて函館空港へ。到着後、解散。 食事:朝○ 昼× 夜×
|
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝4/昼3/夜4
ご案内とご注意
気候・服装 | トレッキング・登山中は天気が良ければ暑く、長袖または半袖で歩くことができますが、悪天時や強風が吹くと体感気温は下がります。アポイ岳(標高811m)の6月の平均気温は、10℃(最高12℃、最低8℃)です。フリースやウィンドブレーカー等の防寒着をお持ちいただき、降雨に備え、上下セパレート式の雨具をお持ちください。登山時の靴は防水の効いたトレッキングシューズや軽登山靴が最適です。 |
---|---|
利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
お食事について | 3日目の昼食はレストランにご案内いたします。2、4日目はお弁当をご用意いたします。1、5日目の昼食はツアーに含まれておりません。各自でお召し上がりください。 |
その他のご注意 | 花の時期はその年の気候により多少ずれることがあります。また、写真の花々は必ずしも観察できるとは限りません。予めご了承ください。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
日本旅行業協会正会員
東京都千代田区神田神保町2-2 共同ビル神保町3階
-
東京
03-3237-1391 -
大阪
06-6367-1391
営業時間外に受信したメール・FAX・郵送など
でのご連絡は、翌営業日扱いとなります。