ツアーのポイント
ポイント ウズベキスタンとキルギスの伝統テキスタイルの工房を訪問
ウズベキスタンのフェルガナ地方で生産される絹から作り出されるハン・アトラスと、キルギスのイシククル湖近くのフェルト工房を訪問。古来から残る製法で今なお生産される中央アジアの2つのテキスタイルの製作工程にふれます。
ポイント 山間部にたたずむジョショル村に宿泊
キルギス南部の山間部にあるジョショル村に宿泊。今でも伝統的な生活を営むキルギスの人々の生活に触れ、この村で生産される布製品の作製工程をゆっくりと見学します。
ポイント 民族の写真やスケッチが好きな方にもお薦め
通常の観光ツアーで訪れないような村に滞在し、各工房で長時間滞在するため、写真撮影やスケッチ、人々との交流がお好きな方にもお薦めのコースです。
COLUMN 王の絹「ハン・アトラス」
伝承によると、中国の繭を自分の髪飾りに隠して中央アジアに嫁いだ中国の王妃が、中央アジアに絹をもたらした起源と言われています。「王の絹」という名前のウズベキスタンの伝統織物ハン・アトラスはシルクで作られた織物で、天然素材により染められています。虹の色と空の青がハン・アトラスの色の源という伝説もあり、ウズベキスタンの女性の伝統衣装に使われていました。他のテキスタイルと同じく、ソビエト時代の生産制限により一時生産技術が廃れましたが、独立後にかつての技法により一貫して手作業で生産する工房が出来ました。ツアーではマルギランにあるヨドゴルリク・シルク工房を訪ね、ウズベキスタンに伝わる伝統テキスタイルの歴史にふれます。
 染めない部分を糸で縛る
染めない部分を糸で縛る 繭をゆでる窯
繭をゆでる窯 紡ぎ終えた絹糸
紡ぎ終えた絹糸 機織りをする女性
機織りをする女性 織機にかかった色鮮やかなハン・アトラス
織機にかかった色鮮やかなハン・アトラス 桑の枝についた繭
桑の枝についた繭 玉葱やザクロの皮を用いた天然染料
玉葱やザクロの皮を用いた天然染料 COLUMN 天然の羊毛で作られたシルダック
キルギスの生活に浸透するフェルト
							  キルギスの人々の生活の中には、古来から羊の毛を固めて作ったフェルト製の布が浸透しています。夏の宿営地のユルトには、ユルトの玄関に架けたりユルト内部の敷物として使われてます。天然の羊毛で作られたフェルトの敷物の上に座る生活をしていると、リウマチなどが治るとも言われています。また、ザクロや藍などの天然染料で染められたフェルトには様々な伝統文様が織り込まれています。水の流れ、羊の角などの他、四方の角に頭を向けた人間の姿を現した紋様もあります。この人間の文様は、古代のキルギスに生活していた尖った帽子を被ったサカ族の名残と言われています。
 フェルトで紋様を描く
フェルトで紋様を描く キルギスの伝統紋が施されたシルダック
キルギスの伝統紋が施されたシルダックCOLUMN 伝統的な生活を営むジョショル村
キルギス南部、パミールハイウェイからそれた山間にあるジョショル村。ここでは、今なお伝統的な工程で羊毛を加工して布製品を作成する生活が営まれています。刈った羊毛を紡いで糸にする工程から始まり、女性の記憶だけで文様を描き、布製品に仕上げていく様子を見る事ができます。ツアーではこの村の民家に宿泊し、布製品の制作のみならず、古くからの伝統的な生活を営む村の様子を体感します。
 ジョショル村の女性
ジョショル村の女性 羊毛を長い棒で叩き柔らかくしていく
羊毛を長い棒で叩き柔らかくしていく出発日と料金
| 2023年 出発日~帰着日 | 日数 | 旅行代金 | 催行状況 | 
|---|---|---|---|
| 05月19日(金) ~ 05月27日(土) | 9日間 | 488,000円 |  | 
| 発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 6名(12名様限定) ・添乗員同行 | 
|---|---|---|---|
| 燃油サーチャージ | 52,000円(12月8日現在の見込み) | ||
| 一人部屋追加代金 | 34,000円 | ||
| 日本の地方発着 | 福岡など地方発着も別途手配で可能です(ソウル合流)。詳しくはお問い合わせください。 | ||
| 国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 特別価格コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
| 地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京 ソウル 大阪 ソウル ソウル タシケント | 午前又は午後発 午前又は午後着 午前発 午後着 16:35発 20:25着 | 空路、成田・大阪よりそれぞれソウルへ。着後、航空機を乗り換えて、ウズベキスタンの首都タシケントへ。着後、専用車にてホテルへ。 タシケント泊 | 
| 2 | タシケント リシタン コーカンド フェルガナ | 朝発 | 朝の便にてフェルガナへ。着後、専用車にてマルギランのウズベキスタンの伝統織物ハン・アトラスとハン・アドラスの工房へ。 また、リシタンでは伝統陶器工房、コーカンドではコーカンド・ハーンの宮殿と廟を見学します。 フェルガナ泊 | 
| 3 | フェルガナ (国境) オシュ ジョショル村 | 専用車にて国境へ。国境を越えて、キルギス第二の町オシュへ。着後、専用車にてアライ地方のジョショル村へ。 ジョショル村:民家泊 | |
| 4 | ジョショル村 | 終日、ジョショル村にて伝統織物の制作を見学。羊毛の加工やフェルトの作成など、今もなお伝統的な方法で作り出される伝統織物をご覧ください。 ジョショル村:民家泊 | |
| 5 | ジョショル村 オシュ ビシュケク | 
 夕方発 | 午前中、ジョショル村にて伝統的な生活の様子を見学。午後、オシュに戻ります。夕方の便にて、キルギスの首都ビシュケクへ。 ビシュケク泊 | 
| 6 | ビシュケク ボコンバエバ カラコル | 専用車にて、イシク・クル(湖)の南岸を走り、ボコンバエバへ。着後、キルギス伝統のフェルト工房を見学。その後、カラコルへ。 カラコル泊 | |
| 7 | カラコル (国境) アルマトイ | 午前中、カラコルの市内観光(ドゥンガン人のモスク、三位一体教会、JICAの援助で建てられたフェルト製品のワークショップ等)。その後、専用車にて国境を越え、カザフスタン最大の都市アルマトイへ。 アルマトイ泊 | |
| 8 | アルマトイ | 23:10発 | 午前中、自由行動。午後、アルマトイ市内観光(カザフスタンの伝統衣装等が展示されている国立博物館、パンフィロフ公園、楽器博物館、バザール等)。夕食後、空港へ。夜の便にてソウルへ。 機中泊 | 
| 9 | ソウル ソウル 東京 ソウル 大阪 | 07:50着 午後発 午後着 午後発 午後着 | ソウル着後、航空機を乗り換えて、帰国の途につきます。着後、解散。 | 
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝7/昼7/夜7:機内食は除く
- 利用予定航空会社:アシアナ航空
ご案内とご注意
| 査証(ビザ) | ウズベキスタン、キルギス、カザフスタンともに査証不要です。旅券の残存有効期間はカザフスタン出国時に6ヶ月以上、査証欄の余白は3ページ以上(見開き2ページ含む)必要です。 | 
|---|---|
| 各国への 入国に際して | 新型コロナウィルスに関連する書類の提出は不要です。(11/8現在) | 
| カザフスタン出国に際して | 3回のワクチン接種が済んだ方はPCR検査は必要ありません。(11/8現在) ※接種が2回以下の方は、担当までお問い合わせください。 | 
| 日本の出入国条件に関して | 日本の出入国条件に関しては「海外渡航に必要な手続きと出入国の流れ」をご覧ください。 | 
| 気候・服装 | 合服で過ごせます。だだし朝晩の冷え込みや天気の悪い日に備えて上着をお持ちください。 | 
| 利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 ■タシケント:インターナショナル 、メルキュール、ベク タシケント、ラマダ、シティパレス、ウィンダム、ショドリクパレス、グランドプラザ、ウズベキスタン、グランドミール、アジア ■フェルガナ:グランドフェルガナ、アジア ■ビシュケク:ブリッジス、プラザ、ドストゥク、ゴールデンチューリップ、アクケメ、シルクロード ■カラコル:グリーンヤード、アミール、カラガット、テングリ、ニューイシククル、ジャミラ、イシク・クル、アルタミラ ■アルマトイ:オトラル、ボヤージュ、カゾール、カザフスタン、アストラ、ユート、アスタナインターナショナル、リージェンシー、レニオン、ラハットパレス | 
| 日程について | ウズベキスタン、キルギスの国内線は突然スケジュールが変わることがあります。その場合、日程変更を余儀なくされることがあります。予めご了承ください。 | 
| 宿泊について | ジョショル村では民家に宿泊し、男女別に、大部屋とユルトに分宿となります。トイレは共同になります。懐中電灯やヘッドライトはご持参ください。 | 
| 旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 | 
ウズベキスタン関連ツアー
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