代表的な3ルート
マラングルート - Marangu Route -
マラングゲートを起点に5泊6日で登頂する、最も代表的なルート。麓に広がる樹林地帯を越えた先の中間地帯はアップダウンが少なく、ホロンボハットにて2連泊する事により高所順応しやすい日程となっています。他ルートとの最大の違いは全て山小屋泊で、トイレやベッドも快適に作られている事。年間を通して世界中のトレッカーが集まるルートです。
マチャメルート - Machame Route -
南西部山麓のマチャメゲートから登り、山中をトラバース・登頂し、6泊7日で南部山麓のムェカゲートへ抜けます。キボ峰(5,895m)、マウェンジ峰(5,151m)、シラ峰(3,962m)の3つの火山から成るキリマンジャロ。そのダイナミックな景観と様々な植生を楽しめる人気のルート。往路でアップダウンを繰り返す為、高所順応しやすく登頂率が高いのも特徴です。マラングルートが1日平均815mアップに対し、マチャメルートは1日平均683mアップと、高度の上がり方もゆっくりです。
全てテント泊(専用のダイニングテントで食事)なので、プライベートスペースを確保でき、登下山でルートが違うので、マラングルートに比べ、他の登山者・ポーターとのすれ違いもほとんどありません。
ムェカルート - Muweka Route -
マチャメルートの下山は、バラフキャンプより、ムェカルートを通ります。ミレニアムキャンプ手前までキボ峰を背に尾根上を下り、最後はブルーモンキーなども生息する樹林帯の中を歩きます。下山専用なので、マラングルートに比べ、他の登山客とのすれ違いもほとんどありません。