秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

ベイルート/ Beirut

レバノンの首都で、経済・政治の中心地。人口は約180万人。住民はキリスト教徒、イスラム教徒が共存しており、文化的に多様な都市の一つともなっています。1975年から15年に渡る内戦によりイスラム教徒地区の西部と、キリスト教徒地区の東部に分割されています。

鳩の岩

ベイルート西部ラウシェ地区の海岸に見えるふたつの巨大な岩。大きな岩は高さ22m、幅15m。周囲にはカフェが軒を連ね、夜にはライトアップもされるベイルートのシンボル的な場所となっています。

ベイルート国立博物館

バールベックやビブロスをはじめとするレバノン全土から集められた1300点もの収蔵品は中東でも屈指の充実度を誇っています。最初のフェニキア文字が彫刻されたビブロスのアシアム王の石棺やブロンズの兵士像など多くの見どころがあります。 博物館はベイルートを東西に分けるグリーンライン上に位置するため、1975年からの内戦時には収蔵品は他の場所に避難させました。内戦後、長い間修復のために閉鎖していましたが、現在再び貴重な資料を見ることが可能となっています。