ブムタン
Bumthang「ブムタン」とは街の名前ではなく、チュメ、チョコル、タン、ウラという4つの谷が集まるこの地域の総称です。その4つの谷の中心地がチョコル。そしてチョコルの谷に中央ブータンの中心地・チャムカルの街があります。この街は、一般的には「ジャカル」と呼ばれていますが、正確には「ジャカル」はゾンの名前です。ブムタン地方は平均して標高約2,000mほどの高地。パロやティンプーでは稲作をしていますが、この地域はは寒冷な気候から稲作が定着せず、ソバや麦作り、ヤクや牛の放牧が中心となっています。
ブータンに最初に仏教が伝わったのはこのブムタン地方。もともとは、この「ブムタン」がブータンの宗教の中心地だったのです。

ウォンディチョリン宮殿の入口
鮮やかな彩色が残る宮殿内部
ジャカル・ゾンの内部
3つの大きなお堂が並ぶ
ジャンぺ・ラカンのお堂
ドゥプ祭の様子
タルチョとともに木の橋がかけられている
たくさんの巡礼者が訪れる聖地