古代クシュ王国の遺跡
Kingdom of Kush紀元前9世紀から紀元後4世紀にかけて、ナイル川上流のヌビア地方に栄えた古代クシュ王国。現在のスーダン北部のナパタ地方を中心に栄え、最盛期にはアフリカ大陸の4分の1にも及ぶ強大な王国を築きました。今でもナパタ地方には当時の都だったとされるジュベル・バルカルの遺跡が残されています。 その後、紀元前6世紀に南下してきたアッシリアの勢力に破れたクシュ王国は南部のメロエへ都を移します。王国は紀元後4世紀にエチオピアのアクスム王国に滅ぼされるまで繁栄し、ロイヤル・シティ(王宮)跡やピラミッドなどが残されています。 古代クシュ王国が残した遺跡群は2003年にスーダンで初めての世界遺産に登録され、今後の発掘・調査が期待されています。

蛇身のアペデマーク神
アペデマーク神と王
アモン神殿
象の像
ベグラウィア・北ピラミッド群
ピラミッドに残されているレリーフ
夕日に染まるピラミッド群
メロエのピラミッド群
砂岩のピラミッド
ホルス神、ラー神に伴われる王妃
生命の鍵アンクを口から吹き込まれるカルハタ王妃復活を意味する
ヴォールト造りの天井
「死者の審判」
アモン神殿を見下ろす
アモン神殿
ピラミッド群
赤く染まるピラミッド群