南部の乾燥林と
ベレンティ保護区
The Southern Dry Forests and Berenty Reserve
マダガスカル南部には、アローディアなどのトゲのある低木が茂る乾燥林やバオバブが点在するサバンナが広がり、他地域とは異なる独特の景観が見られます。さらに、川沿いには湿潤な河畔林も点在し、乾燥林とは異なる植生と生態系が共存しています。 この地域には、ワオキツネザルやベローシファカを含む6種のキツネザルをはじめ、多くの野生動物が生息しており、特に昼行性の種は高い確率で観察できます。なかでもベレンティ保護区は、開けた草地や森林の中で野生動物を間近に観察できる、マダガスカル南部を代表する観察地のひとつです。