ツアーのポイント
ポイント 二百名山最難と誉れ高いカムエクに挑戦
日高山脈に位置するカムイエクウチカウシ山は、山脈最高峰・幌尻岳(2,052m)に次ぐ、標高1,979mの山です。この山には登山道がなく、沢を遡行する必要があります。また、通常の水量は膝上ぐらいですが、高巻きやへつりもあり、かつ踏み跡が不明瞭なためルートファンディングが必要です。さらにヒグマの目撃情報の多い山でもあり、経験豊かなガイドやリーダーのもとでないと挑戦できない山として知られています。
ポイント 少人数限定。経験豊富な登山ガイドと添乗員が同行する万全のサポート!
6名様より催行し、9名様限定の少人数制です。また、添乗員に加え、経験豊富な北海道在住の登山ガイドが同行し、個人で登るには困難なカムエクの頂へ皆様をサポートします。
COLUMN 二百名山最難 カムイエクウチカウシ山
北海道南部の脊梁山脈である日高山脈に位置するカムイエクウチカウシ山は、山脈最高峰・幌尻岳(2,052m)に次ぐ、標高1,979mの山です。最北の佐幌岳(さほろだけ)から襟裳岬まで直線にして約140kmに渡る長大な日高山脈のほぼ中央に位置し、この山を境に北日高、南日高に分かれます。特徴的な圏谷地形が見られ、十勝側(東面)に八ノ沢カールと日高側(西面)にコイボクカールを抱くこの山を、人々は親しみと畏敬の念を込めてカムエクと呼んでいます。
この山には登山道がなく、頂きを踏むには沢を遡行して登らないとなりません。東面のカールを水源とする札内川(さつないがわ)の本流から八ノ沢を詰め、八ノ沢カールを経て山頂に向かいます。通常の水量は膝上ぐらいですが、高巻きやへつりもあり、また踏み跡が不明瞭なためルートファンディングが必要です。さらにヒグマの目撃情報の多い山でもあります。経験豊かなガイドやリーダーのもとでないと挑戦できない山として知られ、二百名山最難とも言われています。


出発日と料金
2023年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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08月10日(木) ~ 08月13日(日) |
4日間 | 178,000円 | ![]() |
発着地 | 現地発着 (帯広空港集合/解散) |
最少催行人員 | 6名(9名様限定)添乗員同行 |
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一人部屋追加代金 | 設定がございません |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
<東京からの参考アクセス> ※航空券手配をご希望の方はご相談ください。
【東京方面】
往路:ADO61便 羽田06:55発-帯広08:25着 または JAL573便 羽田08:00発-帯広09:35着
復路:ADO66便 帯広14:25発-羽田16:10着 または JAL572便 帯広13:35発-羽田15:15着
または ADO68便 帯広19:10発-羽田20:55着 または JAL574便 帯広15:20発-羽田17:00着
コース難易度
体力・技術 |
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1日の実際の歩行時間の目安は4日目を除き、約5~9時間で、登頂日のみ11~13時間となります。標高差は登りで最大約800m、下りで最大約1,300mです。歩行スピードが求められ、テント3泊の荷物を担ぎ、整備されていない不安定な沢の登り下りと水深が膝程度まで達する渡渉を繰り返す沢登りの行程を含みます。体力のない方、10~13kg程度の荷物を背負うことの出来ない方は、ご参加いただけません。また、渡渉の経験が求められるため、数年以内に幌尻岳を登った方限定です。 |
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宿泊 | テント3泊。男女別で一テント2~3名利用です。寝袋(夏用~三季用)と寝袋の下に敷くマットが必要です。寝袋をお持ちでない方には弊社で有料(6,000円/重量720g)で貸し出しいたします。 | |
荷物 | 荷物を背負って全行程を歩きます。登山中、不要な荷物を置いておくことができませんので、荷物は工夫をして軽量化に努めるようお願いします。また、共同装備・食料の分担(1kg~2kg程度)があります。 |
- 日本の山旅コースの「体力・技術レベル難易度の目安」はこちらのページをご確認ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 帯広空港 札内川ヒュッテ 七ノ沢出合 八ノ沢出合 八ノ沢 |
10:00発 11:00着 |
帯広空港09:50集合。専用車にて中札内を通り、札内川ヒュッテ(500m)へ。 ●カムイエクウチカウシ登山1日目(約6~8時間) 登山開始。林道を歩き七ノ沢出合(600m)へ(約2.5時間/7.7km)。沢登りシューズに履き替え、渡渉を繰り返しながら札内川本流を進み八ノ沢出合(680m)へ(約3時間)。八ノ沢出合は流木が多くテントを張るスペースが無いため(2022年現在)更に八ノ沢を遡行し、キャンプ適地で宿泊。 八ノ沢:テント泊|食事:朝× 昼× 夜○
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2 | 八ノ沢 八ノ沢カール |
●カムイエクウチカウシ登山2日目(約5~9時間) 八ノ沢を遡行し、標高1,000mの三股へ。高巻きやへつりを繰り返し、八ノ沢の源頭へ。水流がなくなると八ノ沢カールです。 八ノ沢カール:テント泊|食事:朝○ 昼× 夜○
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3 | (カムエク登頂) 八ノ沢カール 八ノ沢出合 七ノ沢出合 林道 |
●カムイエクウチカウシ登頂(約11~13時間) 八ノ沢カールから急登を登り、ピラミッド峰のコルへ。岩とハイマツの主稜線を進み、カムイエクウチカウシ山(1,972m)の山頂へ。山頂からは、往路を戻ります。八ノ沢カールを経て、沢登りシューズに履き替え、八ノ沢を下り、八ノ沢出合から七ノ沢出合まで進みます。林道の途中のキャンプ適地で宿泊。 林道:テント泊|食事:朝○ 昼× 夜○
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4 | 林道 札内川ヒュッテ 帯広空港 |
10:30発 12:00着 |
●カムイエクウチカウシ登山4日目(約1~2時間) 林道を進み、札内川ヒュッテへ。登山終了。 専用車で帯広空港へ。着後、帯広空港にて12:00解散。 食事:朝○ 昼× 夜×
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- 増水の危険がある場合や悪天等の際は現地ガイド・添乗員の判断で登山を中止・変更する場合があります。
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝3/昼0/夜3
ご案内とご注意
気候・服装 | 登山中は天気が良ければ暑く、長袖または半袖で歩くことができますが、悪天時や強風が吹くと体感気温は下がります。厚手のフリースなど防寒着をお持ちください。降雨に備え、上下セパレート式の雨具をお持ちください。北海道の2,000m級の山の気候は本州の3,000m級の山と同条件です。 |
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利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
登山について | 1日の実際の歩行時間の目安は4日目を除き、約5~9時間で、登頂日のみ11~13時間となります。標高差は登りで最大約800m、下りで最大約1,300mです。歩行スピードが求められ、テント3泊の荷物を担ぎ、整備されていない不安定な沢の登り下りと水深が膝程度まで達する渡渉を繰り返す沢登りの行程を含みます。体力のない方、10~13kg程度の荷物を背負うことの出来ない方は、ご参加いただけません。また、渡渉の経験が求められるため、数年以内に幌尻岳を登った方限定です。 |
荷物・装備について | 登山中は3泊4日分の個人装備に加え、一部の共同装備・食料を1kg~2kg程度背負っていただきます。十分な大きさのザック(例:40~60L)もご用意ください。また、充分な防水対策も必要になります。 |
食事について | 朝食と夕食は、弊社にてご用意します。昼食3日分は含まれておりません。事前に日持ちするパンやアルファ米など各自でご用意ください。なお、日程1日目の帯広空港から札内川ヒュッテへの移動の際にお店などの立ち寄りはありませんで、ご集合までに必ずご用意ください。 |
代替ツアーについて | 悪天や増水などで現地ガイドや添乗員の判断で「カムイエクウチカウシ山登頂」を中止する場合は、代替ツアーとして「ニペソツ山(2,013m)と天塩岳(1,558m)」または「ニペソツ山(2,013m)とニセイカウシュッペ山(1,883m)」を予定しています。その場合は、変更に伴う専用車費用の差額(参加人数によって2万円~3万円程度)をご負担いただく場合がありますので、あらかじめご承知おきください。 |
その他のご注意 | 花の開花時期は年によってずれる事があります。予めご了承ください。 |
年齢制限について | 当ツアーは、年齢が80才以上の方はお申し込みいただけません。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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