ツアーのポイント
ポイント地中海の要衝 ジブラルタル海峡を船で渡る
太古の昔からアフリカ大陸とユーラシア大陸を繋ぐ結節点として重要な役割を担ってきたジブラルタル海峡。スペイン側からフェリーに乗り、海峡を渡ってモロッコのタンジェに上陸します。レコンキスタの足跡を辿って大陸から大陸へ、ロマン感じる11日間の旅です。
ポイント歴史的なパラドールに宿泊
ロンダでは断崖の上に建つパラドールに宿泊します。パラドールとは歴史的建造物を改修して作られた国営のホテルで、このホテルはかつての市庁舎が改装されました。ホテルの目の前には渓谷を見渡せる絶景が広がっています。
ポイントアンダルシアとモロッコの料理に舌鼓
アンダルシア地方の食べ物は多様な魚介類、そしてイスラムの影響を受けた料理が特徴です。特にガスパチョやペスカディート(小魚のフライ)などが有名です。またモロッコではベルベル人やアラブ人、アンダルシア、地中海など多様な要素を含む料理をお楽しみいただけます。
ヌエボ橋近くのパラドールに宿泊
北アフリカの代表的な主食クスクス(一例)
冷製スープ ガスパチョ(一例)COLUMN スペインのイスラム世界 アンダルシア地方
710年、イスラム教徒がジブラルタル海峡を越えてイベリア半島に上陸、瞬く間にその版図を半島全域まで広げました。キリスト教徒によるレコンキスタ(国土回復運動)は8世紀には始まっていましたが、その戦いは一進一退の攻防が続き、1492年のグラナダ陥落によるレコンキスタの完遂まで約800年もの間、両者は争うこととなりました。スペイン南部のアンダルシア地方はイスラム勢力がその首都をおき、最も強い支配下にあったこともあり、現代においてもイスラム世界の情景を色濃く残しています。長年の宿敵であったイスラム教とキリスト教文化のアンビバレントな融合のありようこそがアンダルシア地方の最大の魅力になっています。
レコンキスタ終焉の地 アルハンブラ宮殿
モスクの中にキリスト教の大聖堂が組み込まれたメスキータCOLUMN イベリア半島の南端にあるイギリス領 ジブラルタル
イギリスの海外領土ジブラルタルは、ヨーロッパに残る最後の「植民地」として知られています。その領有権を巡ってスペインと約300年もの間駆け引きが続く係争地でもあります。かつてこの地はギリシャ人にとって世界の最果てとみなされ、ジブラルタルのシンボルマークである石灰岩の一枚岩ザ・ロック(The Rock)はギリシャ神話のヘラクレスにちなみ、「ヘラクレスの柱」と呼ばれています。またヨーロッパで唯一の野生猿の生息地としても有名です。
「ヘラクレスの柱」と呼ばれるザ・ロック(空撮)
ヨーロッパ唯一の野生猿バーバリーマカクCOLUMN 青の迷宮都市 シャウエン
モロッコ リーフ地方の山中に突如と現れる青の迷宮都市 シャウエン。レコンキスタによって追われたイスラム教徒やユダヤ人がこの町に逃げ込み、家々を青く塗っていったことがその始まりとされています。真っ青なドア、入りくむ路地やアクセントのように彩られる花々、歩いているとまるでおとぎの国に迷い込んだかのように錯覚に陥ります。旧市街に位置するホテルに宿泊し、ゆっくりとシャウエン・ブルーの世界をお楽しみください。ひと気のない朝の散歩は最高のひとときとなることでしょう。
山肌を埋めるように青い家々が建ち並ぶ
おとぎ話のような世界
イスラム教のお守り ファーティマの手
猫の町でもあるシャウエン出発日と料金
| 2026年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
|---|---|---|---|
| 05月24日(日) ~ 06月03日(水) | 11日間 | 868,000円 | ![]() |
| 09月18日(金) ~ 09月28日(月)シルバーウィークコース | 11日間 | 878,000円 | ![]() |
| 発着地 | 東京・大阪発着 | 最少催行人員 | 10名(14名様限定)添乗員同行 |
|---|---|---|---|
| 燃油サーチャージ | 79,000円(12月11日現在の見込み) | ||
| 一人部屋追加代金 | 5/24発コース:108,000円 9/18発コース:128,000円 |
||
| 国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
| 現地合流・離団について | 基本的に可能ですが、詳細はお問い合わせください。 | ||
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
| 地名 | 時刻 | スケジュール | |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京(羽田)
大阪 |
21:45発 22:10発 |
空路、東京・大阪よりそれぞれトルコのイスタンブール へ。 ※添乗員は、東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、イスタンブール にて合流します。 機中泊
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| 2 | イスタンブール
イスタンブール イスタンブール セビリア |
04:55着 04:55着 06:55発 10:45着 |
イスタンブール着後、航空機を乗り換えてスペインのセビリアへ。 着後、専用バスにてセビリア市内観光。壮麗なスペイン広場、フラメンコ舞踊博物館を訪れます。夜は情熱的なフラメンコの踊りと音楽のパフォーマンスの鑑賞をお楽しみください。 セビリア泊
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| 3 | セビリア メディナ・アサーラ コルドバ |
09:00発 16:00着 |
午前中、引き続きセビリアの市内観光。スペイン王室の宮殿であるアルカサル宮殿を訪問。荘厳で迫力あるセビリア大聖堂を訪れ、ヒラルダの塔からは町を見下ろすパノラマビューをお楽しみいただきます。その後、専用バスにてコルドバへ。道中、世界遺産であるイスラム王の離宮都市メディナ・アサーラを訪問。コルドバ着後、世界遺産の歴史地区を散策し、イスラム教とキリスト教、ユダヤ教が融合した魅惑的な雰囲気にふれます。 コルドバ泊
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| 4 | コルドバ グラナダ |
08:00発 18:00着 |
午前中、引き続きコルドバを観光。スペインで最も重要なイスラム建築物の一つであるメスキータとイスラム様式の城塞アルカサルを訪れます。その後、専用バスにてレコンキスタ終結の地グラナダへ。着後、エキゾチックなアラブの雰囲気漂う旧市街の散策をお楽しみください。夜、ご希望の方は、徒歩にてアルバイシン地区を訪れ、アルハンブラ宮殿のライトアップされた美しい姿をご覧いただけます。 グラナダ泊
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| 5 | グラナダ フリヒリアナ マラガ |
09:00発 18:00着 |
午前中、引き続きグラナダ観光。スペインのイスラム建築最高傑作である、世界遺産アルハンブラ宮殿を見学。そして、レコンキスタ達成の象徴として建てられたグラナダ大聖堂、優雅なアラビア装飾が特徴のマドラサ(神学校)を訪問します。午後、「スペイン一美しい村」に選ばれたこともある、白の町フリヒリアナを散策。その後、地中海沿岸の都市 マラガへ。 マラガ泊 |
| 6 | マラガ ロンダ |
09:00発 15:00着 |
午前中、マラガにあるイスラム様式の宮殿要塞アルカサバ要塞と、ヒブラルファロ城を観光。その後、タホ渓谷の断崖の上に築かれた町ロンダへ。着後、ヌエボ橋、闘牛場、アラブ浴場跡などを観光します。 ロンダ泊
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| 7 | ロンダ |
08:00発 |
専用バスにてイギリス領ジブラルタルへ。着後、「ヘラクレスの柱」の異名のもととなっているザ・ロックを散策。ジブラルタルのアラブ時代の象徴である要塞 ムーア城と石灰岩のセントマイケル洞窟も訪れます。その後スペインに戻り、アルヘシラスの港からフェリーにてジブラルタル海峡を越えてアフリカ大陸に上陸。モロッコのタンジェへ。着後、旧市街であるメディナを散策しホテルへ。 タンジェ泊
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| 8 | タンジェ |
09:00発 11:00着 15:00着 |
専用バスにてテトゥアンへ。着後、世界遺産の城壁都市を散策。イスラム・アンダルシアの伝統工芸職人の学校なども訪問します。その後、レコンキスタによりイベリア半島から逃れてきた人々が築いた青の迷宮都市 シャウエンへ。 ※この日は、気軽に町の散策をお楽しみいただける、旧市街のホテルに宿泊します。 シャウエン泊
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| 9 | シャウエン ラバト |
午前発 19:00着 |
午前中、まだ人の少ない時間から青の旧市街の徒歩観光にご案内します。シャウエン・ブルーに染まる美しい街並みの中を散策。スパニッシュモスクとカスバ博物館を訪れます。午後、専用バスにてモロッコの首都ラバトへ。 ラバト泊
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| 10 | ラバト |
10:00発 14:30着 16:55発 23:35着 |
午前中、ラバトの市内観光(ムハンマド5世の霊廟、ハッサンの塔、ウダイヤのカスバ)。昼食後、カサブランカへ。航空機にてイスタンブールへ。 機中泊
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| 11 | イスタンブール
東京(羽田) イスタンブール 大阪 |
02:05発 19:20着 02:10発 18:50着 |
着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝8/昼9/夜8:機内食は除く
- 利用予定航空会社:ターキッシュエアラインズ
ご案内とご注意
| 査証(ビザ) | 不要です。旅券の残存期間はモロッコ入国時3ヶ月以上必要です。査証欄余白は1ページ以上必要です。ジブラルタルはイギリス領のため、英国ETA電子渡航認証が必要になります。 実費(16ポンド)、代行手数料(5,500円)。 |
|---|---|
| 気候・服装 | 5月は、アンダルシアは夏服、モロッコは合服となります。9月は、アンダルシアとモロッコともに合服が基本となります。朝晩は冷え込むことがありますので、しっかりとした上着もご用意ください。 |
| 利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 【スペイン】 セビリア:マシアクブ、サンヒル コルドバ:ユーロスターズコンキスタドール グラナダ:YITカサブランカ、バルセロカルメン、ダウロⅡ マラガ:B&Bマラガ、アライ、サレス・マラガ・セントロ ロンダ:パラドールデロンダ 【モロッコ】 タンジェ:ケンジ ソラズール シャウエン:パラドール、カサハッサン ラバト:ヘルナンシュラ |
| 観光について | モロッコの宗教関連施設(モスク、塔、霊廟等)は基本的に異教徒の立ち入りが禁止されています。他の観光地でも王族の訪問、政府の決定、テレビ取材などで突然見学できなくなることがあります。予めご了承ください。 |
| 旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
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