秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

COLUMN氷上で命を授かるハープシール

２月末から３月上旬、氷上に生まれるハープシール（タテゴトアザラシ）の赤ちゃん。生後１～２日目は、母親の羊水で毛が黄色く染まっていることから“イエローコート”と呼ばれます。４日目頃になると、毛の色が黄色から純白に変化し“ホワイトコート”という呼び名に変わります。４日目～９日目頃はまだ体も小さいため“痩せたホワイトコート”、10日目頃になると離乳期に入り体重も増え“太ったホワイトコート”と呼ばれるようになります。僅か10日ほどの間にどんどん姿を変え成長していくハープシール。氷上という特別なロケーションで愛らしいハープシールの赤ちゃんに出会う、季節限定コースです。

生後1～2日目…“イエローコート”

生後4日目頃…“ホワイトコート”

生後10日目頃…“ 太ったホワイトコート”

COLUMNハープシールの赤ちゃんを間近で観察
あざらしヘリフライト

マドレーヌ島のホテルよりヘリコプターにて氷海に着陸。ヘリコプターでロッジを出発してから戻るまで約３時間のツアーです。救命胴衣を兼ねた防寒着のムスタングスーツとスノーブーツ、簡易アイゼン、ストックは、現地にて無料で貸し出しております。氷の上では、状態によって簡易アイゼンを付けストックで氷を確認しながら進みます。そして、いよいよハープシールの赤ちゃんとのご対面。間近で写真を撮ったり、一緒に記念撮影をしたりと「氷海の氷の上」という壮大なロケーションの中、かわいいハープシールの赤ちゃんとのひとときをお楽しみください。

■あざらしヘリフライトの出発前の準備

あざらしヘリフライトの運行は、前日の夜にヘリフライトを主催するホテルより発表があります。フライト運行が決まると、翌日主催ホテルの免責事項の書類にサインをし、安全ビデオを見てから出発となります。

■【オプショナルツアー】２回目のあざらしヘリフライト

２回目のヘリフライトをご希望の方は、現地にて申し込みを受け付けさせていただきます。料金は１名様約690カナダドルです。正確な料金は出発までにご案内いたします。

あざらしヘリフライトのご注意
※ヘリフライトの着陸ポイントは毎回変わります。
※ハープシールの観察時間は、ハープシールがどこにいるかや、天候、パイロットの判断により変わります。
※ヘリフライトは天候に左右されやすいため、極端な悪天候の場合には飛べないことがあります。その場合はヘリフライト代金を返金させていただきます。
※ヘリフライトの運行は１日３回行われていますが、搭乗時間や順番は全て現地主催会社の判断によります。また、グループ内で異なる機体や時間帯に分乗することもあります。

ヘリコプターで氷海に降り立つ

間近で赤ちゃんを撮影

ハープシールの親子

COLUMN 「シャトー・マドレーヌ」に3連泊

ハープシール観察ヘリフライトを主催するホテル「シャトー・マドレ ーヌ」は、海を望む景色も美しいロケーション。評判のシーフード料理もお楽しみください。

ホテル外観

評判のシーフード料理（一例）

COLUMN ハープシールの観察に適した服装と持ち物

この季節の気温は−10℃～−2℃位です。但し、風が強いと体感温度は−20℃位まで下がることもあります。
しっかりとした防寒具をご準備ください。
持ち物：●カメラ ●サングラス（氷の上のため、晴れると非常に眩しくなります。）●携帯用カイロ　 ●日焼け止めクリーム ●ムスタングスーツの下に着る服（シャツ＋フリース、普通のズボン、厚手の靴下） ●暖かい帽子（耳まで覆うもの）又は目出し帽 ●手袋（写真撮影のできる薄手のものと防水防寒の厚手のもの） ●リュック（多くの荷物を持って歩くのは大変です。カメラ、水筒など必要なものだけを持っていきます。）
現地での無料貸出： ● ムスタングスーツ（防寒着兼救命胴衣） ● スノーブーツ　● 簡易アイゼン　● ストック