ツアーのポイント
ポイント北部の密林遺跡と南部の火山高原を歩く
ティカルを始めとする北部の熱帯雨林に囲まれた古代マヤ遺跡から、火山と湖が織りなす南部高原の絶景までグアテマラを一気に縦断します。性質の異なる自然と文化を一度に歩いてお楽しみいただきます。
ポイント密林に眠る古代都市を訪れる
マヤ文明最大の都市遺跡ティカルには終日滞在。合わせて、一般ツアーでは訪れにくいアグアテカ遺跡にもボートでアクセス。密林の奥深くに眠る古代都市をたっぷり歩いて味わいます。
ポイント炎の山を望むグアテマラ第3位の高峰アカテナンゴ(3,976m)登山
森林限界を越えたキャンプ(3,600m)に泊まり、1泊2日でアカテナンゴ火山を登頂する本格登山。夜はキャンプ地より、今も活発に活動を続けるフエゴ火山の火山活動を観察します。
※フエゴ火山の活動状況によっては、規制によってアカテナンゴ火山に登れない場合がございます。その場合は代替の火山登山にスケジュールを変更いたします(詳細は、下記「ご案内とご注意」をご参照ください。)
ポイント"世界一美しい"アティトラン湖クルーズとインディヘナの村を訪問
世界一美しいとも称されるアティトラン湖をクルーズ。湖畔ではこの地域のインディヘナの村の中で最も大きいサンティアゴ・アティトラン村や、その他の村にも訪れます。
COLUMN 密林に眠る古代マヤ遺跡
グアテマラ北部の熱帯雨林に眠るティカル遺跡とアグアテカ遺跡を訪問。遺跡を結ぶ森の道を歩きながら、マヤの人々がどのように自然とともに暮らしていたのか、その痕跡に触れていきます。
マヤ文明最強国家 ティカル
ティカル 574㎢にわたる広大な敷地の中に大小3,000を超える遺跡が眠るマヤ文明最大の都市遺跡。全盛期の8世紀にはおよそ6万人の人口を擁する大都市だったと考えられています。かつては都市全体が漆喰で塗り固められ、朱色に塗られていたというから驚きです。ピラミッド型の4号神殿に登って辺りを見渡すと、ティカルが密林に眠る遺跡だということが一目瞭然です。





アグアテカ遺跡
王家の継承争いによりティカルから分派した貴族が入ってきたドス・ピラス。本家ティカルと熾烈な争いを繰り広げた都市国家が最後の砦にしたのがアグアテカです。強固な自然の要塞であったことを物語る土塁や大地の裂け目などの遺構が多く見つかっています。密林の奥深くに眠り、ボートでしかアクセスすることができない遺跡です。


COLUMN 静寂と躍動が交わる、アカテナンゴ火山
グアテマラ第3位の高峰アカテナンゴ火山(3,976m)は、雲海やグアテマラ南部の山々を一望できる名所です。森林限界を抜けたメセタキャンプに泊まれば、夕暮れから夜明けまで刻々と変わる空の景色も楽しめます。隣接するフエゴ火山はスペイン語で『炎』を意味し、活発な火山活動で知られています。天気が良ければ、夜は満点の星空とフエゴ火山の真っ赤な溶岩を観察することができます。自然現象のため、その姿は訪れるたびに異なりますが、登頂の達成感とともに、大地の静かな息遣いを感じられる特別な登山です。


COLUMN 火山に抱かれた2つの湖を訪ねる
グアテマラ南西部のチカバル火山は、山頂に火山湖を抱く静かな場所です。マヤの人々にとっては伝統が息づく神聖な山とされ、マム族やキチェ族などの地元の先住民における伝説では、昔、人々が神の怒りを買って干上がらせてしまった池が、儀式を大切に執り行うようになってから復活した湖と伝えられており、今でも水面に花束を浮かべるマヤの儀式が続いています。南部高原のアティトラン湖は、三つの火山に囲まれたカルデラ湖で、周辺にはマヤ系先住民の村々が点在しています。早朝に訪れるインディアン・ノーズ展望台からは、湖と3つの火山(アティトラン、トリマン、サン・ペドロ)が、朝焼けの中に浮かぶ光景を望むことができます。どちらも火山活動が生み出した自然の造形と、地域の文化や暮らしが近くに感じられる湖です。


出発日と料金
2026年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
03月11日(水) ~ 03月22日(日) | 12日間 | 888,000円 | ![]() |
発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 8名(15名様限定) 添乗員同行 |
---|---|---|---|
燃油サーチャージ | 23,200円(7月18日現在の見込み) | ||
一人部屋追加代金 | 77,000円(テント泊含む) | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
現地合流・離団について | 基本的に可能ですが、詳細はお問い合わせください。 |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
コース難易度
体力 | ![]() |
1日で登る標高差は最大で約1,200m、下りは約1,500mです(アカテナンゴ火山)。普段から山歩きに慣れていて、標高3,000m以上の登山を問題なく登れる方が参加対象となります。 |
---|---|---|
高度 | ![]() |
最高宿泊高度は3,600m、最高到達地点は約3,976mです。徐々に高度を上げますが、高山病の影響が考えられます。 |
宿泊 | ホテル8泊、テント1泊 テント設営はすべてスタッフが行います。テント場は所々石がごつごつしている箇所もあります。 | |
荷物 | 日本からはスーツケースでご参加いただけます。アカテナンゴ登山の際はソレダットで荷物を詰め替えて、下山後アンティグアで受け取ります。1泊2日の荷物(5kgまで)が入るバッグを各自ご用意ください。トレッキング中はデイパックをご用意ください。 |
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
---|---|---|---|
1 | 東京 |
11:50発 |
空路、日付変更線を越えてメキシコ・シティへ。着後、航空機を乗り換えてグアテマラの首都グアテマラ・シティ(1,499m)へ。
グアテマラ・シティ泊
|
2 | グアテマラ・シティ |
09:10発 |
航空機にてフローレス(約150m)へ。着後、専用車にて、ペテン・イツァ湖畔のセロ・カウイ自然保護区へ。 フローレス泊 |
3 | フローレス |
●ティカル遺跡ウォーキング(約6~7時間) フローレス泊 |
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4 | フローレス |
07:00発
18:00着 |
専用車にて、ウスマシンタ川の支流パシオン川沿いの町サヤスチェへ。 コバン泊 |
5 | コバン |
08:00発 |
専用車にて、グアテマラ第二の都市ケツァルテナンゴ(2,330m)へ。 ケツァルテナンゴ泊 |
6 | ケツァルテナンゴ |
07:00発 |
専用車にて、マヤの聖山チカバル火山の登山口(2,400m)へ。 サンファン・ラ・ラグーナ泊 |
7 | サンファン・ラ・ラグーナ |
04:00発 |
●インディアン・ノーズマウンテン・ハイキング(約3時間) 下山後、ホテルへ戻り朝食。その後、アティトラン湖のクルーズ。ボートに乗ってこの地域で最大のサンティアゴ・アティトラン村やサンタ・カタリーナ・パロポ村など、湖岸続きのインディヘナの村を訪れます。 パナハッチェル泊 |
8 | パナハッチェル |
|
早朝、専用車にて、ソレダット(約2,400m)へ。 メセタキャンプ泊 |
9 | メセタキャンプ |
04:30発
|
●アカテナンゴ火山登頂(約6時間) 機中泊 |
10 | アンティグア |
08:00発
|
午前中、市内観光。十字架の丘やメルセー教会を訪れます。昼食後、専用車にてグアテマラ・シティへ向かい(約3時間)、航空機にてメキシコ・シティ経由で帰国の途へ。
機中泊 |
11 | 日付変更線を通過します。 機中泊 |
||
12 | 東京 | 06:20着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝9/昼9/夜9:機内食は除く
- 利用予定航空会社:アエロメヒコ航空
ご案内とご注意
査証(ビザ) | 不要です。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上、査証欄余白は2ページ以上必要です。 |
---|---|
気候・服装 | 乾季のベストシーズンですが、マヤの遺跡が点在するグアテマラ北部(フローレス、ティカル遺跡など)は熱帯雨林で覆われており、年間を通じて高温多湿な気候です。気温は約20~30℃前後で夏服で過ごせますが、虫刺され防止のため、長袖シャツの着用をお勧めします。 グアテマラ・シティやケツァルテナンゴ、アンティグア等は、標高が1500m~2300mありますので、朝晩は15℃前後まで気温が下がります。アカテナンゴ登山中は、日中は天気が良ければ長袖シャツまたは上着一枚を羽織る程度で歩けますが、山頂付近では0℃前後にまで気温が下がります。山頂でなくとも風が吹いていると寒くなりますのでフリースとライトダウン以上の防寒着、ゴアテックスのジャケット(雨具併用化)等、気温に応じて重ね着ができるような服装をご準備ください。標高、天候により気温は大きく変わります。 靴は防水性の履きなれたトレッキングシューズが最適です(アカテナンゴ登山はミドルカット以上の軽登山靴も有効です)。その他、手袋(薄手,厚手)や帽子(日除け,防寒)、サングラス、ヘッドライト等も必携となります。ストックの持参も望ましいです。 |
利用予定ホテル | 下記のホテルリストをご覧ください。 ■グアテマラシティ:メルキューレ、ラスアメリカス ■フローレス:ラカソナデライスラ、ペテン、イスラデフローレス 、マヤインターナショナルクラス ■コバン:マタルバッツ、ブティック・カサ・ホセ ■ケツァルテナンゴ:ラタム・ホテル、ペンションボニファス、ラス・アメリカス、ビジャレアルプラザ、モデロ ■パナハッチェル:ポルタ・デル・ラゴ、ポサーダ・デ・ドン・ロドリゴ、リビエラ、カシケ・イン、アティトラン、ドスムンドス ■サンファン・ラ・ラグーナ:ミカソ、ウクスラビル ■アンティグア:ポサダ・ドンロドリゴ、ポサダ・ドン・バレンティノ、グラン・ティカル 、ソレイユ、ビジャレアル、ボニファスクラス |
高山病について | 高山病の影響が十分予想されるコースです。高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参します。 高山病についてのご注意と取り組み |
健康診断書のご提出について | 健康診断書のテンプレート ご出発時に75歳以上の方は、出発日から6ヶ月以内に受診された健康診断書をご提出ください。 上記のテンプレート形式であること、血液検査、心電図、胸部X線の項目が必須となります。また、既に企業・自治体等で6ヶ月以内に受診された健康診断書をお持ちの方は、上記のテンプレートを医療機関にご持参いただき、再発行したものをご提出ください。 ※診断結果によりご参加いただけない場合も、規定の期日以降は取消料が発生します。 |
アカテナンゴ登山 荷物について | スーツケース等、登山時に必要のない荷物はケツァルテナンゴのホテルに預け下山後に受け取ります。登山中の預け荷物(5kgまで)はポーターが運びますので、デイパックでご参加いただけます。宿泊高度が3,600mとなりますので高山病の注意が必要です。 |
アカテナンゴ登山 宿泊について | 登山中はテント泊になり、寝袋(冬用)が必要です。お持ちでない方には弊社より有料(8,000円)で貸し出しいたします。ホテルは土地柄バスタブがなくシャワーのみとなることがあります。 |
アカテナンゴ登山 変更の可能性について | アカテナンゴ火山登山中、フエゴ火山の火山活動を観察しますが、火山の活動状況や天候事由により、予定通りの見学ができなかったり、ガイドの判断で観光や登山が中止される場合があります。また、フエゴ山火口からは火山ガスが噴出しているため、心臓や呼吸器系の疾患のある方はご参加をご遠慮ください。火山活動の状況によっては、写真のような赤く輝く溶岩流を見学できないことがあります。自然現象によって観光内容が左右される可能性があることをご理解の上、ご参加ください。 ※アカテナンゴ登山が中止となる場合は、例として下記のようなスケジュールを想定しております。 1日目:サンタマリア火山(3,772m)登山: グアテマラ最高峰タフムルコや噴煙を上げるサンティ・アギート火山の展望が魅力です。(約9時間) 2日目:パカヤ火山ハイキング(約2,500m) 黒く広がる溶岩大地を歩きます。アンティグア周辺の火山群を望むことができます。(約4時間) |
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世界遺産
ティカル国立公園/古都アンティグア