ツアーのポイント
ポイント 特異な生態系を育む亜南極の島々を巡る
ニュージーランド領の島嶼部に浮かぶスネアーズ諸島、オークランド諸島にキャンベル島。そしてオーストラリア領のマッコーリー島を訪れ、シロアホウドリやハジロハホウドリ、各島々の固有の鳥類や5種類のペンギン、ミナミゾウアザラシやニュージーランドアシカ等の海洋哺乳類を観察。南極海固有の生態系が残されたニュージーランド亜南極の島々を巡るワイルドライフクルーズです。
COLUMN 南極海固有の生態系が残る ニュージーランド亜南極諸島
ニュージーランド亜南極の島々は、固有の生物種が多く生息する地域であり、アホウドリをはじめとする海鳥や様々なペンギン、そして、アシカ、ゾウアザラシなどの海洋哺乳類を観察することができます。島の生態系を維持するため、特別な許可を取得した船でしか訪れることができません。
スネアーズ諸島
陸上動物がおらず、手付かずの自然が残る貴重な島。特別な許可がない限り上陸は禁止されています。ツアーではゾディアッククルーズで海上から海鳥やスネアーズペンギンの営巣地を見学します。
キャンベル島
ニュージランド最南部の島。パーシビランス湾でのゾディアッククルーズのほか、気象条件次第で上陸のチャンスもあります。シロアホウドリの営巣地、ニュージーランドアシカをはじめ、キャンベルクリイロコガモ、キャンベルアイランドピピット等、固有の鳥類も観察できます。
オークランド諸島
北部のエンダビー島は、シロアホウドリの繁殖地を間近に観察できる大変貴重な場所。南部のカーンリー湾ではハジロアホウドリの営巣地を観察します。
マッコーリー島
この島の固有種であるロイヤルペンギンをはじめ、オウサマペンギン、ジェンツーペンギン、イワトビペンギンなど4種類のペンギンの営巣地として知られています。ミナミゾウアザラシや固有のマッコーリーウも観察できるチャンスがあります。







COLUMN ワイルドライフクルーズについて
クルーズ船「スピリット・オブ・エンダビー号」
「スピリット・オブ・エンダビー号」は1986年にロシアの極地探査用に造られたられた遠征船で、2013年に改修され現在はクルーズ船としてニュージーランドのヘリテイジ・エクスペディション社が運営しています。いわゆる、「客船クルーズ」とは設備も方針も異なり、決して豪華なクルーズ船ではありません。
船内の設備はいたってシンプルで、メインデッキの客室はベッド2台、机と椅子1つ、丸窓1つの簡素なものです。洗面台は室内にありますが、トイレ・シャワーは室外の共同のものを利用します。そのほか船内にはライブラリーやバーがあります。お食事は、朝食はブッフェとなりますが、昼食・夕食はシェフによるバラエティに富んだコース料理がサービスされます。




COLUMN 装備と持ち物について
スーツケースでのご参加が可能です。但し、船室内の荷物置場は決して広くありませんので、高さ75cm程度のサイズのものでご参加ください。また、ゾディアック・クルーズとウェット・ランディングに備え、完全防水タイプのリュックをご用意ください。服装・装備
■頭部:ネックウォーマー(顔までカバーするもの)、耳が隠れる暖かい帽子
■上半身:暖かい肌着、シャツ、ダウンジャケット、ゴアテックス素材の防水の上着
■下半身:タイツ、暖かいズボン、ゴアテックス素材の防水のズボン、暖かい靴下
■その他:サングラス(日よけ・防寒)、手袋(防寒・防水)、携帯カイロ(足用・手用)
■靴:ウェット・ランディングとその後の散策のためにしっかりした歩きやすい長靴が必要です。船内での貸し出しもありますが、サイズが揃っていないこともあるため、ご自身のものを用意されることをお勧めします。
※船上では毎日ランドリーサービス(有料)がご利用いただけます。
出発日と料金
2021年 出発日~帰着日 |
日数 | 船室タイプ/旅行代金 | 催行状況 |
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11月29日(月) ~ 12月13日(月) |
15日間 | 未定(前年料金) メインデッキ 1,680,000円 |
仮予約 受付中 |
未定(前年料金) スーペリアプラス 1,850,000円 |
発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 5名(9名様限定)・添乗員同行 |
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燃油サーチャージ | 未定(前年料金:不要) | ||
一人部屋追加代金 | 23,000円(船中泊除く) | ||
日本の国内線割引 | 日本各地からの国内線割引がございます。詳しくはお問合せください。 | ||
国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
クルーズ船客室タイプ (スピリット・オブ・ エンダビー号) |
メインデッキ:トイレ、シャワー共用 スーペリアプラス:トイレ、シャワー付き |
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
- 船中の客室は2名1室となり、お1人部屋はおとりできません。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール地図を見る | |
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1 | 東京 | 午後発 | 空路、東京よりニュージーランド北島最大の都市オークランドへ。
機中泊
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2 | オークランド オークランド ダニーデン |
朝着 昼発 午後着 |
オークランド着後、国内線にて南島のダニーデンへ。着後、ホテルへ。翌日から船に同乗する人々と夕食を楽しみます。
ダニーデン泊
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3 | ダニーデン オタゴ湾 |
クルーズ船スピリット・オブ・エンダビー号に乗船し、航行を開始。スネアーズ諸島へと向かいます。
船中泊
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4 | スネアーズ諸島 | 無人の保護区となっているスネアーズ諸島でのゾディアッククルーズ。ニュージーランドアホウドリやシロアホウドリをはじめたくさんの海鳥が営巣し、固有種のスネアーズペンギンが生息しています。
船中泊
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5 | オークランド諸島 (エンダビー島) |
亜南極で最も美しい島と言われるオークランド諸島のエンダビー島に上陸。この島はシロアホウドリの繁殖地として知られています。シロアホウドリやハイイロアホウドリ、ビーチで寝そべるニュージーランドアシカ、キンメペンギン等を観察します。
船中泊
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6 | オークランド諸島 (カーンリー湾) |
オークランド諸島のカーンリー湾に上陸し、ハジロアホウドリの営巣地を見学します。
船中泊
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7 | 航行 | 南西に航路を取りマッコーリー島を目指します。船内では、生態系や島の歴史などのレクチャーが行われます。航海中は船上から5~6種のアホウドリ、ミズナギドリなど、様々な海鳥の観察のチャンスです。
船中泊
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8 9 |
マッコーリー島 | オーストラリア領のマッコーリー島に上陸。この地域は南半球で最も野生生物の生息密集率が高いことで知られ、ユネスコの世界遺産にも登録されています。ロイヤルペンギン、オウサマペンギン、イワトビペンギン、ジェンツーペンギンが生息しています。人をあまり恐れず、ペンギンから近づいてくることもあります。また、オーストラリアの南極地区基地の見学や海岸でミナミゾウアザラシを観察します。
船中泊
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10 | 航行 | キャンベル島へ向けて航行。
船中泊
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11 12 |
キャンベル島 | ニュージーランド領最南のキャンベル島に上陸。パーシビランス湾から徒歩で島を探検。キャンベルクリイロコガモ、キャンベルウ、キャンベルムカシジシギ等の固有種の鳥や、ニュージーランドアシカ、シロアホウドリ等を観察します。
船中泊
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13 | 航行 | インバカーギルへ向けて航行。
船中泊
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14 | インバカーギル インバカーギル オークランド |
朝着 昼発 夕方着 |
朝、船はインバカーギルに到着。朝食後、空港へ。空路、乗り継ぎ便にてオークランドへ。
オークランド泊
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15 | オークランド 東京 |
午前又は昼発 夕方又は夜着 |
空路、帰国の途につきます。着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝13/昼13/夜13:機内食は除く
- 利用予定航空会社:ニュージーランド航空
- 詳細な日程・旅行条件については必ずパンフレットをご請求になり、詳細をご確認の上お申し込みください。パンフレットのご請求はこちら
ご案内とご注意
査証(ビザ) | ニュージーランドの電子渡航認証(ETA)は実費900円と国際観光税2,600円、オーストラリアの電子渡航認証(ETAS渡航認証)は無料。申請の代行手数料はそれぞれ2,200円(2ヶ国で4,400円)です。旅券の有効期限はニュージランド出国時6ヶ月以上有効なもの、査証欄の余白は1ページ以上が必要です。 |
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気候・服装 | この時期のニュージーランドは夏にあたります。都市部滞在の際は長袖を基本に、朝晩はフリースやライトダウン程度の上着も必要です。クルーズ中の装備については「持ち物・服装について」の項目をご覧ください。 |
利用予定ホテル | 日程及びパンフレット巻末のホテルリストをご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
コースについて | 天候・風向き・潮流などの状況によっては、日程変更や、予定のゾディアック・クルーズ、上陸ができない場合もあります。気象・海洋条件に大きく左右される場所への「冒険クルーズ」であることを予めご理解ください。尚、コースや毎日のスケジュールはすべて航海士とクルーズ(エクスペディション)リーダーに一任されます。 |
海外旅行保険について | ご参加の方には治療・救援費用の項目が無制限の保険へのご加入をお願いしております。また、ご出発の1ヶ月前までに英語表記のある海外旅行傷害保険の証券のコピーをご提出いただきます。 |
問診票について | 70歳以上のお客様は、クルーズ会社へ医師による問診票の提出が必要になります。所定の問診用紙をお申込みの際にお渡しいたします。 |
観光について | 自然観察ですので、写真や日程表中の動物が必ずしも見られるとは限りません。予めご了承ください。 |
クルーズ旅行 取消料の規定について | 本コースは旅行全日程の50%以上がクルーズ泊となるコースのため、取消条件が一般のツアーとは異なり、下記の通りとなります。ご旅行お申し込みの際には、海外クルーズ保険を同時にお申し込みされることをおすすめいたします。 |
旅行条件について | 詳しい取引条件を説明した書面をお渡ししますので、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
ニュージーランドの亜南極諸島/マッコーリー島(オーストラリア)