ツアーのポイント

ポイント 歩かずに行くムスタンの旅

ポカラからジョムソンまでは往復アンナプルナを展望するマウンテンフライトを利用(悪天候などフライトキャンセルの場合は陸路にて移動)します。ジョムソン以降は、道路整備が進められたため車で歩かずに訪問する旅が可能になっています。

ポイント 8名様から催行、13名様限定の少人数限定

辺境の旅を快適にお楽しみいただけるよう、少人数限定コースとしております。

COLUMN ヒマラヤ最果ての都・ローマンタンへ

1992年まで外国人の立ち入りを拒んでいた旧ムスタン王国。現在も外国人の入域制限があり、カグベニより北への入域には特別許可が必要です。ムスタンの歴史は、9世紀のチベットにおける吐蕃王国滅亡にともない、その子孫たちが西チベットへ移り住んで建国したンガリ王国に始まるとされています。その後、ムスタンはチベットで産出される良質な岩塩をインドへと運ぶ交易路「塩の道」の中継地として発展しました。今も本当のチベット文化が息づく地域として、多くの旅人を魅了し続けています。かつては仏教学者であり探検家でもある河口慧海もたどったルートを走り、旧ムスタン王国の都ローマンタンへ。乾いた大地に佇む集落を訪ね、城壁に囲まれたローマンタンに滞在し、独特の自然と文化にふれる旅です。

ヒマラヤ最奥の都ローマンタン
専用車で荒涼とした大地をゆく

COLUMN 河口慧海が暮らしたツァラン

仏典を求めてはじめてチベットへ入国した日本人・河口慧海。大阪堺市出身の彼は1897年に出国し、インドを経てネパールから念願のチベット入りを果たすこととなります。かつてのチベットは鎖国体制をとっており、そこへ至る道は容易なものではありませんでした。国境越えの際には厳しい警備のため先に進むことができず、付近の村にて約1年間の滞在を強いられました。その村がローマンタン手前のツァランです。この村でチベット仏教などに関しての更なる学習や山越えのトレーニングに励んだといいます。約100年前に河口慧海が暮らした村へご案内します。

村の入口に建つ仏塔
紅葉するポプラとツァラン旧王宮
仏塔に描かれたガルーダ
ツァラン・ゴンパ 護法神の壁画
ツァラン・ゴンパ 河口慧海の像

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
10月18日(金) ~
10月27日(日)
10日間 688,000円
発着地 東京・大阪発着 最少催行人員 8名(13名様限定)添乗員同行
燃油サーチャージ 39,000円(3月19日現在の見込み)
一人部屋追加代金 40,000円(ロッジ泊除く)
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • ロッジ泊にて御一人部屋が確保できた場合は1泊あたり約2,000円の追加となります。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

 
  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
アジア内都市
大阪
アジア内都市
アジア内都市
カトマンズ
午前発
午後着
午前発
午後着
夜発
深夜着
空路、東京・大阪よりそれぞれアジア内都市へ。着後、航空機を乗り換えて、ネパールの首都カトマンズへ。着後、ホテルへ。
※添乗員は東京・大阪のどちらか一方より同行し(往復)、アジア内都市にて合流します。
カトマンズ:ラディソン又はヤク&イエティ泊
2 カトマンズ
ポカラ
午前又は午後発
(約30分)
午前又は午後発の航空機にてヒマラヤの景勝地ポカラへ。
ポカラ:アティティリゾート又はダヤトラコードヤード泊
3 ポカラ
ジョムソン
早朝発
(約30分)
航空機にてジョムソン(2,710m)へ。7,000m~8,000m峰が間近に迫る山岳フライトです。予定通りに到着した場合、着後、マルファ(2,670m)にて、河口慧海記念館の見学と村の散策をお楽しみいただきます。
※フライトキャンセルの場合は、専用車に分乗してカリ・ガンダキ川沿いにジョムソン街道を北上しジョムソンへ(約9~10時間)。
ロッジ泊
4 ジョムソン
ツァラン

08:00発
16:00着

専用車に分乗して、ムスタンへの入り口の村カグベニ(2,800m)へ。村の散策やサキャ派の僧院カグ・チョデ・チュプテン・ゴンパの見学後、かつて河口慧海が滞在したツァラン(3,625m)へ。
ロッジ泊
5 ツァラン
ローマンタン

13:00発
14:00着
朝、ツァラン・ゴンパツァラン王宮を訪れます。その後、専用車に分乗して、いよいよ旧ムスタン王国の都ローマンタン(3,760m)へ。
ロッジ泊
6 ローマンタン
  専用車に分乗して、城壁に囲まれたローマンタンの僧院訪問チョエデ・ゴンパジャンパ・ゴンパトゥプチェン・ゴンパ)や2000年前に使われていたというチョサルの穴居住宅へ。
ロッジ泊
7 ローマンタン
ジョムソン
08:00発
17:00着
専用車に分乗して、南下しジョムソンへ。途中、カリ・ガンダキ川の河原にてアンモナイト探しをお楽しみいただきます。
ロッジ泊
8 ジョムソン
ポカラ
早朝発
(約30分)
航空機にてポカラへ。着後、自由行動。
※フライトキャンセルの場合は、専用車に分乗してポカラへ(約9~10時間)。
ポカラ:アティティリゾート又はダヤトラコードヤード泊
9

ポカラ
カトマンズ
カトマンズ

朝発
(約30分)
深夜発

朝発の航空機にてカトマンズへ。着後、簡単な市内観光。昼食はネパール産蕎麦を使用した本格的なそば御膳をご賞味ください。夕食後、深夜発の航空機にてアジア内都市へ。
機中泊
10

アジア内都市


アジア内都市
東京
アジア内都市
大阪

早朝着


午前又は午後発
午後又は夜着
午前又は午後発
午後又は夜着
アジア内都市着後、航空機を乗り換えて、東京・大阪それぞれ帰国の途につきます。 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝8/昼8/夜8:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:キャセイパシフィック航空

ご案内とご注意

 
査証(ビザ) ネパール(4,000円)、代行手数料(5,500円)。写真はアンナプルナ国立公園入園用、ムスタン入域許可用を含めて2枚必要です。旅券の残存有効期間は6ヶ月、査証欄余白は1ページ以上必要です。
気候・服装 高所の乾燥地帯ですので、昼夜の寒暖の差が非常に大きくなります。曇天の日や朝晩は特に冷え込みますので保温性の高い下着や、フリース、ダウンジャケットなどの防寒着をご用意ください。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
高山病について 高山病の影響が十分予想されるコースです。ご参加の方全員に健康アンケートのご記入をお願いしております。弊社では高山病対策として、添乗員はパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参します。
海外旅行保険について ご参加の方には疾病死亡・治療、救援者費用を含む海外旅行保険へのご加入をお願いしております。
観光について ムスタン地方は中国との国境に位置するため、政情等の理由により、突然観光に制限が設けられる可能性があります。この地方へのビデオの持ち込みは原則禁止されています。寺院・僧院などは観光地ではないため、現地事情により入場観光ができないことがあります。
荷物について 日本からはスーツケースでご参加いただき、ポカラからはご自身で布製のダッフルバッグなどお持ちいただき詰め替えます。スーツケースはポカラのホテルに置いていきます。ダッフルバッグは日本からご自身でお持ちいただくか、ご希望の方はネパール着後に貸出をいたします。ポカラ~ジョムソン間の国内線の預け荷物は手荷物を含めて15kg以内です。
宿泊について 日程3日目~7日目はロッジに宿泊します。ただし、ロッジの数には限りがありますので、男女別の相部屋が基本となります。また、寝袋(冬用)が必要となります。お持ちでない方には弊社より有料(8,000円)で貸し出しいたします。
ネパールの国内線について ポカラ/ジョムソン間は山岳フライトですので、悪天候の場合はフライトキャンセルになることがあります。その場合、専用車に分乗してジョムソン街道を北上しジョムソンへ向かいます(約9~10時間)。
道路について ジョムソンからローマンタンまでは悪路を移動するため、道路状況によっては予定の所要時間を大幅に上回ることがあります。また、長距離の移動時の揺れに備えて車内で利用するクッションなどお持ちいただくとよいでしょう。
専用車について 日程4日目ジョムソンから日程7日目ジョムソンまでは専用車(1台3名乗り)に分乗して移動します。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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