ツアーのポイント

ポイントエクアドル北部の雲霧林・アンデス地域で探鳥

エクアドルは日本の3分の1ほどの国土ながら、中央にそびえるアンデス山脈を境に東には熱帯雨林の広がるアマゾン地域、西には海からの風の影響で降水量が多いコスタ地域が広がります。その多様な環境から生物多様性の宝庫となっているエクアドル。今回のツアーでは標高1,000m〜4,100mの雲霧林、アンデス山脈など北部を中心に探鳥。アンデスイワドリやナガエカサドリ、様々なジアリドリ類などユニークな野鳥の観察をお楽しみいただきます。

ポイント世界で2番目に降水量の多いチョコ熱帯雨林も訪れます

一般的に降水量の多い地域には強い乾季があるため、生物多様性はそこまで高くないといわれます。しかし、チョコ熱帯雨林は赤道直下の暖流の影響を年間を通して受けるため、明瞭な乾季がありません。そのため、生物の生息密度は世界1位とも呼ばれるほど多種多様な生き物達であふれています。また、その特殊な環境故にナガエカサドリなど世界でも稀にみる不思議な形態をしたチョコ固有種が数多く生息しています。

ポイント 5名様より催行、最大9名様までの少人数限定

野鳥の観察・撮影がメインとなるため5名様から最大9名様に設定。現地では野鳥に詳しい専門ガイドが同行する他、日本から添乗員も同行します。

COLUMN 不思議で独特なエクアドルの野鳥たち

ヤリハシハチドリ
世界で一番クチバシの長いハチドリ。特殊な花の蜜をを好んで舐めるためこのような形になったといわれています。
ナガエカサドリ
チョコ固有のカサドリの仲間。オスは長く伸びた肉垂をメスにアピールし、ディスプレイを行います。

アンデスイワドリ
多い時には数十羽のオスが集団求愛場となる大きな木に集まり思い思いにディスプレイする姿の観察を狙います。
ラケットハチドリ
長いラケット状の青い尾羽が2本ある特徴的なハチドリ。足に生えたフワフワの白い毛がチャームポイントです。
フウキンチョウの仲間
ギンボシ、ノドアカ、エメラルドなど色とりどりなフウキンチョウは、観察ポイントの標高を変える度に新しい出会いがあります。

ギンボシフウキンチョウ
ジアリドリの仲間
グンタイアリに追われて逃げてきた生き物を食べている姿からジアリドリと呼ばれるようになりました。非常に観察の難しい鳥として有名でしたが厳選した観察ポイントでのサイティングに期待します。オニジアリドリ
イタハシヤマオオハシ
こちらも近年まで観察が非常に難しかった珍鳥。名前の由来は、黄色の板がついたクチバシと大きなクチバシで2回もハシ(=クチバシの意味)が和名に入っています。
アンデスコンドル
エクアドルの国鳥。死肉をあさるため、頭を清潔に保てるように頭の毛がなくなっています。早朝に、上昇気流を利用して飛び立つ姿を標高4,000mを超える地域での観察に向かいます。

出発日と料金

2026年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
05月14日(木) ~
05月22日(金)
9日間898,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 5名(9名様限定)
燃油サーチャージ 46,200円(8月28日現在の見込み)
一人部屋追加代金 75,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
現地合流・離団について 基本的に可能ですが、詳細はお問い合わせください。
  • 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発の時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 東京
アメリカ内都市
アメリカ内都市
キト
午前又は午後発
午前又は午後着
午後又は夕方発
夜又は深夜着
空路、アメリカ内都市乗り換えてでエクアドルのキトへ。着後、ホテルへ。
キト:サンホセ・デ・プエンボ泊
2 キト
スロロマ保護区
アランビ保護区
ミンド
朝発


夕方着
専用車にてキト西部のスロロマ保護区へ。ここではクリエリジアリドリエクアドルジアリドリ、長い嘴が特徴のヤリハシハチドリなどを観察・撮影。午後はアランビ保護区へ。ここでは様々な種類のハチドリが生息している他、ズアカゴシキドリアオクビフウキンチョウキンエリフウキンチョウをはじめ様々な野鳥の観察・撮影に期待です。その後、ミンドのロッジへ。
ミンド:グアイカピロッジ泊
3 ミンド

 

この日はイタハシヤマオオハシの観察・撮影を狙うハイドがある保護区へ。他にも14種類のハチドリフウキンチョウ類などの観察・撮影をお楽しみいただきます。
ミンド:グアイカピロッジ泊
4 ミンド

 

終日、ミンド周辺での野鳥観察・撮影。早朝はアンデスイワドリの観察・撮影に出かけます。その後もオニジアリドリキムネクリセジアリドリクリガシラジアリドリなど貴重なジアリドリ類の他、キンガシラカザリキヌバネドリキンカムリマイコドリなどの観察・撮影のチャンスです。
ミンド:グアイカピロッジ泊
5 ミンド
(マシュピロード)
  午前、マシュピ・アマグサ保護区に隣接するマシュピロードでの野鳥観察。標高750~1,700mに位置するこの保護区は気候区分の変わり目に当たり変化に富んだ野鳥が観察できます。コケイロフウキンチョウミヤマキムネミドリカザリドリクロヒトリツグミアイイロハナサシミツドリ、その他、非常に珍しいチョコモズモドキが観察できるチャンスもあります。午後は再びアンデスイワドリの観察の機会を設けています。  
ミンド:グアイカピロッジ泊
6 ミンド
キト

早朝発
午後着

朝、珍しいナガエカサドリの観察・撮影のチャンス。また、少し標高を上げ、4種類のオオハシイタハシヤマオオハシチョコキムネオオハシ、ニショクキムネオオハシハイハシムナフチュウハシ)の観察・撮影も狙います。午後、キトへ。
キト:サンホセ・デ・プエンボ泊
7 キト
アンティサナ保護区
キト
キト
早朝発

夕方着
深夜発
専用車にてエクアドル4番目の高峰であるアンティサナ火山の麓に広がるアンティサナ保護区へ。ここではアンデスコンドルを中心にバードウォッチング。夕方、キトへ戻りホテルにて夕食と休養。深夜の航空機にてアメリカ内都市へ。
機中泊
8 アメリカ内都市
アメリカ内都市
早朝着
午前又は午後発
アメリカ内都市で航空機を乗り換え東京へ帰国に就きます。
機中泊
9 東京 午後着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝6/昼6/夜6:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:ユナイテッド航空、アメリカン航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) 旅券の残存有効期間はエクアドル入国時に6ヶ月以上、査証覧の余白が1ページ以上必要です。アメリカ渡航認証ESTAが必要です。実費(40ドル)、代行手数料(5,500円)。ESTAの取得にはIC旅券が必要です。また、2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメン、北朝鮮に渡航または滞在したことがある方、2021年1月12日以降にキューバに渡航または滞在したことがある方は、ESTAの取得ができず、既にESTAを取得している場合でも無効となるため、別途、アメリカ査証の取得が必要になります。査証取得には面接が必要で時間もかかるため、該当される方はお早めにお問い合わせください。
気候・服装 エクアドルの今回訪れる地域は山間部にあたり、最高気温が15~20℃程度、最低気温は10℃以下になる事もあります。早朝からの行動も多い他、アンティサナ保護区は標高4,100mほどあるため、ダウンジャケットなどのしっかりとした防寒着も必要です。靴は防水性のハイキングシューズやトレッキングシューズが最適です。雨が降る事もありますので、雨合羽上下、折畳み傘もお持ちください。雨の後の森ではぬかるみが多くなりますので長靴もご準備下さい。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
高山病について 宿泊地の標高は1,200m~2,850mですので、高山病の心配はありませんが、8日目に訪れるアンティサナ保護区は標高4,100mの高地ですので注意が必要です。
野鳥観察について ツアーの特性上、早朝からの活動が多くなります。尚、写真や日程表中の動物や鳥は野生動物ですので、必ずしも観察・撮影できるとは限りません。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。
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