ツアーのポイント
ポイント 歴史と自然に溢れる地をゆっくりと巡る
由緒ある社寺仏閣が点在する出羽三山。羽黒山・月山・湯殿山の三山全てを訪問。月山では、8合目の弥陀ヶ原、リフトの上駅から月山を遙拝します。また、蔵王の刈田嶺神社、山寺も参詣する他、月山の弥陀ヶ原、蔵王の御釜などの自然も堪能。国宝・縄文の女神の見学や、ツアーではめったに訪れない岩根沢三山神社、荒沢寺や黄金堂の参詣と盛りだくさんの旅です。散策、観光や参詣には多めに時間を取り、健康な方であれば気軽に参加できる内容です。
ポイント 現代にも息づく山岳信仰にふれる旅
寒河江では、5月にオープン予定のガイダンス施設・慈恩寺テラスで説明を受けた後、ガイド共に慈恩寺を参詣。他にも岩根沢三山神社、大日坊、黄金堂で、住職による説明を聞くことができます。日本人に深く影響を与えてきた山岳信仰を理解し、新しい発見をすることができる旅。少人数ならではの体験です。
ポイント 寒河江にゆったり3連泊 寒河江・鶴岡のホテルは全て天然温泉
寒河江の「ホテルサンチェリー」に3連泊。源泉100%掛け流しの温泉に滞在し、ゆったりと旅をお楽しみください。
COLUMN 山岳信仰の地を行く
今回の旅はすべて「山と森の信仰」のテーマに結びついています。 出羽三山は古くからの修験道の地。修験道は、自然信仰に仏教や密教が混じり合って生まれた日本独特の山岳信仰です。樹氷で有名な蔵王や寒河江の慈恩寺も、かつては修験道が栄えた地でした。山寺は、円仁(慈覚大師)が山岳仏教の霊地として開山した地です。 羽黒山の杉並木や弥陀ヶ原、蔵王なども、行者の修行のルートでした。 ツアーでは様々な山岳信仰ゆかりの地を訪ね、この地で花開いた山岳信仰の歴史にふれます。


COLUMN 神の宿る山・出羽三山
「日本では古くから山には神様が宿っている」といわれてきました。その1つが、羽黒山、月山、湯殿山からなる出羽三山です。 羽黒山は現世での願いを叶える山(現在)、月山はご先祖様の霊がいるため死後の安楽と往生を祈る山(過去)、湯殿山は生まれかわりを祈る山(未来)と考えられてきました。そしてこの三山をめぐると新たな魂として生まれかわることができると言われ、江戸時代には「西の伊勢参り、東の奥(出羽三山)参り」とうたわれる「生まれかわりの旅」として人気を博しました。
【羽黒山】
月山と湯殿山が雪で閉ざされた際に参拝できるよう三神合祭殿が建立された山。三神合祭殿は国指定文化財で、萱葺の建物としては日本一といわれています。 参道には樹齢500年にも及ぶ杉並木と2,246段の石段が山頂まで続き、途中には国宝の羽黒山五重塔などがあります。羽黒山の門前町には位置する黄金堂は小金堂と呼ばれ、麓の中心的堂塔として重要な役割を果たしてきました。神仏分離後、三神合祭殿に安置されていた出羽三山の三尊像(未公開)や山内堂塔に祀られていた80余体の仏像が黄金堂に鎮座しています。【月山】
日本百名山にも数えられる月山。ツアーでは月山を遙拝できるよう、2度アプローチします。3日目はリフトで下駅(1,240m)から上駅(1,520m)へ向かいます。5日目は月山8合目までバスで上り、弥陀ヶ原の湿原を散策。夏は高山植物、秋は草紅葉を楽しめます。天気が良ければ鳥海山も眺めることができます。【湯殿山】
出羽三山の奥宮とされた湯殿山は、「語るなかれ、聞くなかれ」と戒められ、今でも写真撮影は禁止されています。標高1,100mにある湯殿山神社本宮にはご神体としてお湯の沸き出る赤色の巨石が祀られています。湯殿山の登拝口に建立された大日坊は、湯殿山行者の修行道場とし、即身仏が安置されています。




出発日と料金
2021年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
07月05日(月) ~ 07月09日(金)二村忍同行・高山植物のシーズン |
5日間 | 198,000円 | ![]() |
08月09日(月) ~ 08月13日(金)二村忍同行・高山植物のシーズン |
5日間 | 198,000円 | ![]() |
09月20日(月) ~ 09月24日(金)二村忍同行・紅葉のシーズン |
5日間 | 198,000円 | ![]() |
発着地 | 現地発着 (寒河江ホテル集合・JR鶴岡駅解散) |
最少催行人員 | 5名(10名様限定)・添乗員同行 |
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一人部屋追加代金 | 12,000円 |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問はお気軽に担当までお問い合わせください。
- 東京からの参考アクセス
【往路】東京駅 → 山形新幹線(2時間半)→ 山形駅→JR左沢線(26分)→ 寒河江駅→徒歩3分→ホテルサンチェリー
※羽田、伊丹から国内線が就航しています。
各地空港→山形空港→空港ライナータクシー(20分※要予約)→ホテルサンチェリー
【復路】鶴岡駅→特急いなほ(1時間50分)→新潟駅→上越新幹線(2時間)→ 東京駅
※羽田へ国内線が就航しています。
鶴岡駅→空港連絡バスもしくはタクシー(30分)→ 庄内空港→羽田空港
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 寒河江 | 14:00集合 | ホテルサンチェリーのフロントに14:00に集合。チェックインの後、専用車にて寒河江市内へ。ガイダンス施設慈恩寺テラスを見学後、旧境内が国史跡に指定されている慈恩寺をガイドの案内で参拝します。夕食は、 寒河江:ホテルサンチェリー泊|食事:朝× 昼× 夜○
|
をお楽しみください。
2 | 寒河江 蔵王 山寺 寒河江 |
08:00発 17:00着 |
専用車にて蔵王ハイラインを通り、エメラルドグリーンの御釜(五色沼)に面した蔵王山頂レストハウスへ。着後、刈田嶺神社まで足を伸ばします。 昼食は、山形県観光物産館にて、各自でお召し上がりください。 午後、霞城公園内の県立博物館にて、国宝に指定されている土偶・縄文の女神を見学。 その後、松尾芭蕉も訪れた古刹・立石寺(山寺)をゆっくりと参拝。奥の院に至る1,015段の参道は苔むした老杉に覆われ、句碑や板碑や幾多の堂塔が並んでいます。その後、ホテルへ。夕食は、ホテルまたは周辺にて、各自でお召し上がりください。
寒河江:ホテルサンチェリー泊|食事:朝○ 昼× 夜×
|
3 | 寒河江 月山 湯殿山 寒河江 |
08:30発 16:30着 |
専用車にて、「過去の世を表す山」月山へ。ペアリフトの下駅(標高:1,240m)から約13分の空中散歩で上駅へ(標高: 1,520m )。月山を遙拝後、2時間の自由散策をお楽しみください。(ご希望の方は、姥ヶ岳(標高: 1,670m )まで往復1時間のハイキングへご案内します)。 お弁当の昼食後、リフトで下山。その後、専用車にて、「未来の世を表す山」湯殿山へ。 湯殿山駐車場で参拝バス(混乗)に乗り換え、湯殿山本宮へ。裸足になり、お祓いを受けた後に温泉の湧き出る巨岩の御神体を参拝します(写真撮影は禁止です)。その後、道の駅寒河江に立ち寄り、ホテルへ。 夕食は、ホテルまたは周辺にて、各自でお召し上がりください。
寒河江:ホテルサンチェリー泊|食事:朝○ 昼○ 夜×
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4 | 寒河江 羽黒山 鶴岡 |
08:30発 17:30着 |
専用車にて、鶴岡へ。途中、出羽三山の登拝口に立てられた2ヶ所のお寺(月山・羽黒山・湯殿山を祀る岩根沢三山神社、即身仏が安置されている大日坊)を参拝。七ツ滝、多層民家も見学します。昼食は、各自でお召し上がりください。 午後は、田園が続く庄内平野を通り、「現在の世を表す山」羽黒山へ。 随神門から、国宝の五重塔、杉並木に続き石段を登り三神合祭殿へ(2時間歩きます)。頂上では、蜂子神社や宮内庁管轄の蜂子皇子墓、末社等を参拝します(※三神合祭殿へはバスで行くことも可能です)。 夕食は、ホテルまたは周辺にて、各自でお召し上がりください。
鶴岡:東京第一ホテル鶴岡泊|食事:朝○ 昼× 夜×
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5 | 鶴岡 |
08:00発 14:30着 |
昔の登拝道沿いに建設された月山高原ラインを通り、再び月山へ。 木道を歩き、夏は高山植物、秋は紅葉を見ながら月山8合目の弥陀ヶ原を散策します(約1時間半)。天気が良ければ、月山を遙拝し、鳥海山を眺めることができます。 下山後は、羽黒山修験本宗の本山荒沢寺と麓の中心的堂塔として重要な役割を果たしてきた黄金堂を参拝します。 昼食は、宿坊・宮田坊にて 食事:朝○ 昼○ 夜×
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をお召し上がりください。 昼食後、鶴岡駅にて解散。
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝4/昼2/夜1
ご案内とご注意
気候・服装 | 低地では7、8月は夏服、9月は合服が基本ですが、高低差のため温度が各地で異なります。山の天気は急変しますので、しっかりとした雨具、防寒具をご準備ください。靴は履き慣れた運動靴が便利です。 |
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利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 パンフレットのご請求はこちら |
観光について | 高山植物や紅葉の見頃の時期は気候によってずれることがあります。また天候によって観光の順番を変えることがあります。あらかじめご了承ください。 |
旅行条件について | 詳しい取引条件を説明した書面をお渡ししますので、事前に確認の上お申し込みください。 |
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