企画者の声

ポイント同行ガイド・戸塚学さんからのメッセージ

日本では限られた高山で生息するライチョウ。日本の野鳥では唯一1年に3回羽の色を替えます。冬は純白、夏は白黒ツートン、秋は焦げ茶色となり保護色で天敵から身を守ります。4月では夏羽に替わる時期ですが、まだ純白な姿をした個体もいるのでそれを探して撮影します。運が良ければペアでいる姿も撮影できるかもしれません。5月は1年でもっともライチョウが見られるシーズンです。まだライチョウを見たことがないという方にはぴったりでしょう。岩や目立つ残雪の上で縄張りを見張るオスの姿はかっこいいと感動するはずです。他にもオス同士の喧嘩やメスをエスコートする姿も撮れるでしょうし、運が良ければ交尾シーンにも期待。5月は雪面をバックに飛ぶイワツバメやイワヒバリ・カヤクグリも撮影ができると思います。運が良ければメボソムシクイ・ウソにも期待できます。

地獄谷雲煙とオスのライチョウ(4月)
ライチョウのつがい(5月)

 

PROFILE 同行ガイド 戸塚学 (とづか・がく)

1966年愛知県生まれ・在住。高校3年生の時に写真に興味を持つ。子供のころから好きだった自然風景や生き物を中心に撮影をする。現在は「きれい・かわいい・かっこいい」写真よりも人間臭さを感じられるシーンや人間生活との関りを感じられる環境的な撮影に取り組む。究極は「臭いのする写真」を目指す。作品は写真集・写真展での発表の他、雑誌・図鑑・カレンダーに使用。著書に写真絵本「お山のライチョウ」(偕成社)など。

COLUMN立山室堂で出現を期待したい野鳥

4月:ライチョウ、カヤクグリ
5月:ライチョウ、イワツバメ、イワヒバリ、カヤクグリ、ウソ、メボソムシクイ
すごく運が良ければ遠くを飛翔するイヌワシにも期待。

ライチョウ(5月)
カヤクグリ
イワヒバリ
ウソ
メボソムシクイ

立山室堂での撮影に備えて

レンズ交換式のカメラ(一眼・ミラーレス)100‐400㎜の望遠ズームレンズがあればOKです。70‐200㎜クラスのズームレンズでもテレコンバーターで対応ができます。三脚に関してはご自身の機材を支えられるものをお持ちください。風景だけでなくライチョウを広角レンズで撮りたい方は広角系のズームレンズをお忘れなく。野鳥以外の生き物を撮る場合にはマクロレンズもあればいいでしょう。大型の超望遠は邪魔なだけですので持ってこない方がいいでしょう。夜間撮影は希望者のみですが、夕食後に30分程度行います。その際は14㎜~20㎜程度の広角系レンズがあるといいでしょう。小さなヘッドライトは夜間足元を照らすのに必要になりますのでお持ちください。個人的な夜間の撮影は有毒ガスの危険がある場所や崖などからの転落・滑落の危険もありますのでご遠慮ください。
荷物は必ずリュックかザックに入れて背負うようにしてください。キャリーバッグは持ち運びが困難になります。

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
04月22日(月)~04月24日(水)冬羽根のライチョウの撮影チャンス
戸塚学さん同行
3日間 82,000円
05月19日(日)~05月21日(火)ライチョウと高山の野鳥を狙う
戸塚学さん同行
3日間 82,000円
05月27日(月)~05月29日(水) 追加設定・ライチョウと高山の野鳥を狙う
戸塚学さん同行
3日間 82,000円
発着地 現地発着
(室堂ターミナル集合・解散)
最少催行人員 4名(6名様限定)・戸塚学さん同行
一人部屋追加代金 設定がございません。(山小屋の多人数部屋泊となります。)
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問はお気軽に担当までお問い合わせください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 室堂

12:00集合
又は15:00集合

4月発コースは15時、5月発コースは12時に室堂ターミナル案内所前に集合。
その後、徒歩にて宿へ。 昼食後、周辺のポイントを徒歩で巡り、夕方までライチョウの撮影。夜は100%掛け流しの天然温泉もお楽しみください。また、天気が良ければご希望の方を30分程度の夜の撮影にご案内。
※4月コースは白羽根のライチョウの撮影を狙います。カヤクグリの撮影も期待できます。
※5月はライチョウと共に、イワツバメ・イワヒバリ・カヤクグリの撮影も期待できます。
室堂泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 室堂
引き続き、周辺のポイントを徒歩で巡り、夕方までライチョウの撮影。また、天気が良ければご希望の方を30分程度の夜の撮影にご案内。4月は月光に照らされる山、5月は満天の星空撮影です。
室堂泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3 室堂
13:00解散 早朝5時頃から室堂周辺にて徒歩にてライチョウの撮影。その後、宿へと戻り朝食。朝食後、引き続き、正午頃までライチョウの撮影をお楽しみください。昼食後、 室堂ターミナルにて13時頃に解散。
※ご希望者は時間の許す限り現地での撮影を各自お楽しみください。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝2/昼0/夜2

ご案内とご注意

気候・服装 室堂の標高は約2,400mあり、天気や風の有無で気温は大きく変わります。風がなく晴れると暖かい日もあれば、 雪が降ることもあります。服装は寒い場合を想定してご準備ください。
■4月発コース:しっかりとした防寒着上下、防寒用の帽子・手袋・ネック ウォーマーやマフラー、温かい下着や靴下などを含め十分な防寒具をご準備ください。
■5月発コース:フリースやセーターに、上下セパレート式の雨具兼防寒着を重ね着、防寒用の帽子・手袋・ネックウォーマーやマフラー、温かい下着や靴下などをご準備ください。

いずれの出発日も雪目対策にサングラスは必携です。靴はスノーブーツか軽登山靴をご準備ください。軽登山靴の場合はロングスパッツも必携です。宿で無料の長靴(防寒用ではありません)の貸し出しもございます。
利用予定ホテル

下記をご覧ください。
■室堂:みくりが池温泉、室堂山荘、雷鳥荘

宿泊施設について 室堂では山小屋に宿泊します。多人数部屋となりお一人部屋はお取りできません。
室堂ターミナルへのアクセスについて 富山駅と長野駅からの2つのアクセス方法があります。マイカーや通常のタクシーは通行できません。それぞれ鉄道および立山黒部アルペンルートのケーブルカーやバスを乗り継いでいくことになります。ご参加の方には詳細のご案内をお送りいたします(4月以降の立山黒部アルペンルート時刻表は3月下旬頃の発表です)。
野鳥撮影について 現地では徒歩での撮影となります。室堂は標高2,400mの山の中となります。悪天候によりライチョウをはじめとする野鳥の撮影ができない場合があります。また、4月コースは冬羽の白いライチョウの撮影チャンスがある季節ですが、天候は5月と比べて不安定要素が多くなります。積雪があまりにも多い場合にライチョウが撮影ポイント周辺まで上がってこない場合もあります。予めご理解の上、お申込みください。
食事について ツアー中の昼食は含まれておりません。現地にて実費をお支払いください。
その他のご注意 当コースは添乗員が同行しないコースのため、旅の記録のサービスはございませんが、同行ガイド作成の「観察・撮影野鳥リスト」をお渡しいたします。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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