ツアーのポイント

ポイント 日本の起源を物語る古事記や出雲神話ゆかりの地を巡る

オオクニヌシが造ったと記される出雲の国。アマテラスオオミカミに国を譲渡する代わりに造営されたとされる出雲大社や国譲り神話ゆかりの地を見学。さらに、実際に多くの銅剣や銅矛が出土した荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡、遺跡からの出土品を展示する古代出雲歴史博物館も見学。神話だけでなく、史実に基づいた観点からも古代出雲の魅力をお楽しみいただきます。

ポイント 紅葉の奥出雲から帝釈峡、三瓶山へ 美しい秋の山陰を満喫

11月初旬から中旬にかけて紅葉の季節を迎える奥出雲地方。節理や甌穴によって造られた渓谷・鬼の舌震や奥出雲おろちループなど、紅葉する奥出雲の自然を満喫。さらに広島県に入り、日本最大の天然橋で知られる帝釈峡、国引き神話に登場する三瓶山では、リフトで山中へと上がり、展望台からの紅葉もお楽しみいただきます

ポイント 山陰の隠れた見どころも満載!

森林が根を張った状態で地層中に埋もれできた‶森の化石”とも言える三瓶小豆原埋没林、鎌倉時代に始まったとされる‶たたら製鉄”を今に伝える菅谷たたら山内、日本一のパワースポットとも言われる須佐神社や神在月に参集された八百万神が最後にお立ち寄りなるとされる万九千神社など、隠れた見どころもしっかり見学します。

ポイント 世界遺産・石見銀山を地元ガイドの案内で見学

戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期には日本の3分の1にあたる銀を産出していた石見銀山。往時に銀を掘り出した龍源寺間歩をはじめ、重要伝統的建造物群保存地区にも指定されている町並みの見学をお楽しみください。

COLUMN 古事記・出雲神話に登場するゆかりの地

国譲り神話と出雲大社
オオクニヌシが地上に造った豊葦原瑞穂の国(とよあしはらみずほのくに)。その統治権を天照大御神(アマテラスオオミカミ)に譲渡するように要求された神話。この国譲りの条件として造られたものが出雲大社とされ、ゆかりの地は現在の出雲市に数多く残っています。
出雲大社 神楽殿大注連縄
国譲り神話の舞台となったとされる稲佐の浜

「日が沈む聖地」日御碕神社
「日の本の昼を守る」伊勢神宮に対し、「日の本の夜を守れ」 との「勅命」を受け造られた日御碕神社。神社そのものの見学だけでなく、柱状節理の絶景が広がる日御碕トレイルの散策、水平線に沈みゆく夕陽も見学。
日御碕神社

COLUMN 実在した古代出雲の歴史を知る

出雲地方は神話の地として有名ですが、20世紀後半から荒神谷遺跡や加茂岩倉遺跡での大量の銅剣や銅矛の発見により、この地方に弥生時代から大きな勢力をもった国が実在したとする説が有力となっています。荒神谷遺跡では1984年に358本の銅剣が出土。それまでに日本全国で発掘された銅剣の数が約300本であり、それを上回る数の銅剣が一カ所から出土したため、日本古代史学・考古学界を大きく揺るがす大発見として注目されました。1996年には近郊の加茂岩倉遺跡で、日本最多となる39個の銅鐸が発見されます。どちらも弥生時代の遺跡であり、当時この出雲地方に大きな勢力が存在したことを証明しています。両遺跡から出土した銅剣や銅鐸は国宝に指定されています。また、2000年~2001年にかけて出雲大社で発見された巨大な柱“宇豆柱”は、かつて出雲大社が高層神殿であったことを示す重要な資料となっています。これらの貴重な発掘品は古代出雲歴史博物館にてご覧いただけます。

加茂岩倉遺跡出土35号銅鐸
古代出雲大社の宇豆柱
古代出雲大社の10分の一模型
古代出雲歴史博物館 (荒神谷遺跡出土の銅剣)

COLUMN 紅葉の山陰を巡る ~奥出雲、帝釈峡、三瓶山~

11月初旬の山陰地方では山間部を中心に紅葉のシーズンを迎えます。奥出雲から広島の帝釈峡、そして三瓶山と一足先に秋を迎える山陰の紅葉ポイントを巡ります。神話や歴史だけでなく、美しい山陰の自然もたっぷりお楽しみください。

①鬼の舌震
川の浸食や節理、甌穴によって造られた約2㎞にわたるV字峡谷です。切り立った絶壁や侵食地形が特異な景観を作り出し、国の名勝・天然記念物に指定されています。
②奥出雲おろちループ
広島と島根の県境に位置する高低差105mを一気に駆け上るために作られた日本最大規模の二重ループ方式道路。展望台から美しい紅葉を眺めます。
③帝釈峡
日本百景の一つで国の名勝にも指定された国内有数の峡谷。川底からの高さ40mの石灰岩の天然橋「雄橋」や奥行き200mの鍾乳洞窟「白雲洞」など、広大な敷地にたくさんの自然が散りばめられています。
④三瓶山
三瓶山・東の原にあるリフトに乗り、255mの標高差を10分かけて山中に向かいます。 リフトを降りて5分ほど山道を登ると、男三瓶、女三瓶、子三瓶など三瓶山全体を見渡すことができる展望台があります。

鬼の舌震
奥出雲おろちループ

出発日と料金

2022年 
出発日
日数 旅行代金 催行状況
11月06日(日) ~
11月10日(木)紅葉の季節
5日間 188,000円
発着地 現地発着(JR出雲市駅もしくは出雲空港集合・解散) 最少催行人員 6名(10名様限定)
<添乗員同行>
一人部屋追加代金 15,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問等はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 集合・解散はJR出雲市駅もしくは出雲空港となります。飛行機をご利用のお客様の参考フライトは下記となります。
    <東京からの参考アクセス>
    【往路】JAL279 羽田 10:05発 – 出雲 11:30着
    【復路】JAL284 出雲 16:25発 – 羽田 17:40着

    <大阪からの参考アクセス>
    【往路】新幹線さくら547号 新大阪発 08:04  岡山着 08:53
        やくも5号  岡山発 09:05 出雲市 12:08
    【復路】やくも30号 出雲市 13:31 岡山 16:39
        新幹線さくら558号  岡山 16:53 新大阪 17:38

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 出雲空港
出雲市駅
(国譲り神話ゆかりの地)
12:00発
12:30着
飛行機をご利用の方は12:00に出雲空港、鉄道利用の方は12:30に出雲市駅集合。午後、出雲観光。古事記に記された国譲り神話において、大国主命が天照大御神に出雲の国を譲る代わりに建造されたと言われる出雲大社、天照大御神の使者である建御雷神(タケミカヅチ)が、オオクニヌシに国譲りを交渉した稲佐の浜、タケミカヅチを祀る因佐神社などをゆっくりと見学します。
※昼食は名物の出雲そばをご賞味ください。
出雲市:グリーンリッチホテル泊|食事:朝× 昼○ 夜○
2 出雲市 引き続き出雲観光。この日は古代出雲王国の栄華を物語る歴史上の大発見となった荒神谷遺跡加茂岩倉遺跡、2つの遺跡から出土した銅剣や銅矛を展示する古代出雲歴史博物館を見学。神話と史実の対比も興味深いものとなることでしょう。夕方、日御碕灯台や柱状節理の美しいトレイルの散策。天気が良ければ日御碕からの夕陽もご覧いただきます。
※昼食は島根和牛をご賞味ください。
出雲市:グリーンリッチホテル泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
3 出雲市
奥出雲
帝釈峡
三次市
08:00発


18:00着
出雲市を出発し、奥出雲へ。途中、たたら製鉄の歴史を伝える菅谷たたら山内を見学。奥出雲では国の名勝・天然記念物に指定される鬼の舌震奥出雲おちろループの展望台など、紅葉の奥出雲の風景をお楽しみください。その後、広島県へと入り、帝釈峡へ。紅葉する峡谷を歩き日本最大の天然の橋・雄橋白雲洞を見学します。その後、三次市へ。
三次市:三次グランドホテル泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
4 三次市
三瓶山
石見銀山
出雲市近郊
08:30発


17:30着
専用バスにて三瓶山へ。着後、リフトで山中へと上がり室の内展望台から紅葉する三瓶山の展望をお楽しみください。その後、「森の化石」とも言われる小豆原の埋没林を見学し石見へ。午後、語り部の案内にて歴史的な建造物や文化財など、当時の面影を残す街並みを見ながら、石見銀山の大森地区を散策。往時に銀を掘り出した龍源寺間歩も見学します。その後、出雲市近郊のホテルへ。夜は温泉もお楽しみください。
出雲市近郊:湖畔の温泉宿くにびき泊
食事:朝○ 昼○ 夜○
5 出雲市近郊
立久峡谷
出雲駅
出雲空港
08:30発

13:00着
14:15着
「太古の仙境」と称えられる景勝地・立久恵峡、日本一のパワースポットとしても注目を集める須佐神社を見学。旅の最後は、神在月に全国から参集された八百万神が最後に立ち寄るとされる万九千神社を参拝。その後、出雲駅に13:30頃、出雲空港14:15頃に解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼4/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 合服が基本となります。朝晩は冷え込みますのでフリースやジャンパーなどの防寒着もご準備ください。歩いての見学も多いので、運動靴に動きやすい服装でご参加ください。雨合羽や折畳傘などの雨具も必ずご準備ください。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
観光について この時期は奥出雲や帝釈峡、三瓶山などで紅葉の時期となりますが、気象条件により時期がずれる事があります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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