ツアーのポイント

ポイント まさに「自然のジェットコースター」日本唯一の北山川観光筏下り

筏下りは、大自然の中を進む「自然のジェットコースター」です。かつて木材を運ぶために筏を組んで北山川を流してきた歴史があります。厳しい自然と共生しながら、長年培ってきた伝統の筏師の技術が光ります。9ヶ所の急流をお楽しみください。

ポイント 北山川でラフティングを体験

観光筏下りの終了地点から先の流れはどうなっているのだろうか。ラフティングで北山川の流れを身体に感じながら、瀞峡(瀞八丁)さらに玉置口まで大峡谷が織りなす幽谷の美を眺めながら下ります。

ポイント 知る人ぞ知るホタル舞う清流へ

北山川にはいくつもの支流があります。この時期、北山村に住む人びとがひそかに楽しむホタル舞う清流にご案内いたします。

ポイント 北山川の中州・奇跡の森「嶋津の森」へ

渓谷を抜けた北山川の流れは、玉置口から下流域はゆるやかな流れになります。木津呂の大蛇行を過ぎると川幅が広くなり、中洲が現れます。外からは想像もつかない緑の世界が広がっています。

ポイント おくとろ温泉に4連泊。その日だけの荷物を持って、身軽に遊びます

北山村に滞在し、毎日バスで移動します。その日、1日分の荷物だけを持って、日帰りの装備で身軽に出かけます。遊び疲れた身体を温泉が癒してくれます。秘湯・湯ノ口温泉にも訪れます。

湯ノ口温泉
露天温泉(おくとろ温泉やまのやど)

COLUMN 北山川 ~川面から渓谷を眺める~

奈良県南東部から三重県と和歌山県の県境を流れる川。熊野川の支流。全長 92km。奈良県南東部の伯母峰峠付近に源を発し、紀伊山地を縫うように流れ、新宮市北部の宮井付近で十津川と合流、熊野川に注ぐ。豪雨と急流により削られた深い渓谷が続く渓谷は瀞峡と呼ばれ、下流部の瀞八丁は国の特別名勝および天然記念物として知られている。この渓谷は、有数の多雨地帯である大台ヶ原周辺から発した流れが、堆積岩の台地を侵食し形成されたもので、急峻な屏風状の断崖をなしている。観光筏やラフティングで、北山川の流れに揺られ、川面から渓谷を眺めながら下ります。

北山川 鏡のような流れ
北山川をラフティングで下る

COLUMN 北山川観光筏下り ~筏師たちの息づかいを感じる川~

全国唯一の飛地の村として知られる和歌山県北山村では、林業が盛んに行われるようになった江戸時代以降、木材集積場がある新宮市まで川を利用して木材を運搬していました。山から伐り出した木材は筏に組まれ、筏師の手によって北山川の激流を流下し、緩やかな流れに来ると、さらに大きな筏に組み直され河口へと運ばれました。北山村に残る文献によると、北山川の筏は600年以上の歴史があり、新宮へ木材を運ぶためには川を行く以外に方法がありませんでした。北山川の激流を下る筏師の技術は全国でも有名で、鴨緑江や満州においてもその技術を発揮したといわれています。道路交通網の発達やダムの建設により、北山川から筏師の姿が消えたのは昭和38年。それより前の昭和30年から始まった観光筏下りは今も続いています。

筏師は水の流れを読むことが大切
観光筏下りの筏
朝、筏を組む作業が始まる
北山川の筏下り

COLUMN 和歌山県北山村 ~日本で唯一の「飛び地」の村~

北山村は和歌山県に位置していますが、村に隣接する町や村はすべて三重県、奈良県。和歌山県のどの市町村とも隣接することなく独立するような形で点在していることから「飛び地」という名で表現されています。約48平方kmという小さな村の面積の97%は山林。その真ん中を清流・北山川が悠々と流れています。豊かな自然に包まれ、ゆったりとした時間が流れるなか、現在約450人が生活しています。昔から良質の杉に恵まれ林業で栄え、伐採された木材の輸送は川を利用して筏によって木材集積地の新宮まで運ばれていました。当時、北山村は人口の大半を筏師が占め、新宮木材業者と筏師は共存共栄、切っても切れない関係で成り立っていました。明治4年、廃藩置県が実施され、新宮が和歌山県に編入された際、地理的に言えば北山は奈良県に属するところを「新宮が和歌山県に入ったのならぜひ私たちも」との村民の意見を聞き入れ、和歌山県に編入。そして、明治22年には七色、竹原、大沼、下尾井、小松の5つの村が合併。現在の北山村と改称、施行されました。
また、この村には全国唯一という特産品「じゃばら」という名の柑橘系の果実があります。古来からこの地域でのみ自生するという珍しいもの。近年は町による本格的な開発・PRにより様々な商品が開発されるなど北山村の地域活性の一翼を担うまでに発展しています。

北山川に架かる上瀞橋
上瀞橋から望む北山川

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
06月11日(火) ~ 06月15日(土)ホタル観賞の季節・若井崇嗣(大阪支社)同行 5日間 178,000円
06月25日(火) ~ 06月29日(土)ホタル観賞の季節 5日間 178,000円
発着地

現地発着(熊野市駅集合/解散)

最少催行人員 7名(12名様限定)・添乗員同行
一人部屋追加代金 24,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 部屋数が限られるため、お一人部屋の確保ができない場合がございます。
  • 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
    [東京・大阪からの参考アクセス]
    【東京方面】
    往路:新幹線(ひかり639号・新大阪行) 東京駅 10:33発 - 名古屋駅 12:19着
       新幹線(のぞみ225号・新大阪行) 東京駅 11:00発 - 名古屋駅 12:39着
       →JR特急(南紀5号・紀伊勝浦行)名古屋駅 12:58発 -  熊野市駅 16:04着
    復路:JR特急(南紀8号・名古屋行) 熊野市駅 17:50発 - 名古屋駅 20:49着
       →新幹線(のぞみ56号・東京行) 名古屋駅 20:59発 - 東京駅 22:36着
       又は 新幹線(のぞみ58号・東京行) 名古屋駅 21:22発 - 東京駅 22:57着
       又は 新幹線(ひかり666号・東京行) 名古屋駅 21:24発 - 東京駅 23:09着

    【大阪方面】
    往路:近鉄特急ビスタカー(賢島行) 鶴橋駅 12:16発 - 松阪駅 13:41着
       →JR特急(南紀5号・紀伊勝浦行)松阪駅 14:16発 -  熊野市駅 16:04着
    復路(1):JR普通(紀勢本線・きのくに線、新宮行) 熊野市駅 16:33発 - 新宮駅 17:04着
        →JR特急(くろしお36号・新大阪行) 新宮駅 17:46発 - 新大阪駅 22:06着
    復路(2):JR特急(南紀8号・名古屋行)熊野市駅 17:50発 - 松阪駅 19:37着
        →近鉄特急(伊勢志摩ライナー・大阪上本町行) 松阪駅 19:46発 - 鶴橋駅 21:13着
    ※上記のスケジュールは変更となる場合があります。 最新の情報は、各交通機関に直接ご確認ください。

コース難易度

体力・技術 普段より山歩きやウォーキングなどで運動をされている方ならご参加いただけます。
宿泊 ホテル泊(部屋数が限られるため、お一人部屋の確保ができない場合がございます。)
荷物 ハイキングや観光に不要な荷物はホテルに置いておくことができます。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1

熊野市駅
北山村

16:35発
17:35着

熊野市駅に集合(16:20)。村営バスにて和歌山県の飛び地 北山村・おくとろ温泉へ。 夜、ホタル観察に出かけます。

北山村:おくとろ温泉やまのやど泊|食事:朝× 昼× 夜○
2

北山村

 

●北山村、周辺の集落を散策
北山村の集落や北山川の対岸に位置する三重県育成町粉所から熊野市神川町へハイキング。北山川、七色ダム、七色峡の展望が開けます。
・粉所~神川町 (約8km/約3時間)
・北山村下大井(じゃばら畑、上瀞橋)
・北山村大沼(北山川の中洲、沈下橋)
夜、ホタル観察に出かけます。

北山村:おくとろ温泉やまのやど泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3

北山村
嶋津の森
瀞流荘
湯ノ口温泉
瀞流荘
北山村

09:00発



16:00着
17:00着

送迎バスにて嶋津へ。
●奇跡の森「嶋津」のハイキング(約4km/約2時間)
北山川の中州にある嶋津の森へ。苔の道、石垣、巨木など、かつての嶋津の集落があった神秘的な森を歩きます。その後、送迎バスにて瀞流荘へ。秘湯・湯ノ口温泉を楽しんだ後、送迎バスにておくとろ温泉へ戻ります。
夜、ホタル観察に出かけます。

北山村:おくとろ温泉やまのやど泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4

北山村
(北山川下り)
田戸
瀞峡
玉置口
北山村

08:00発




17:00着

●ラフティング体験
ラフティングにて北山川を下ります。観光筏下りの終点・小松からスタート。急流、緩やかな流れを田戸、瀞峡、玉置口まで、昔日の筏師たちが見たであろう川面からの風景を楽しみます。終了後、送迎バスにておくとろ温泉に戻ります。
夜、ホタル観察へ出かけます。

北山村:おくとろ温泉やまのやど泊|食事:朝○ 昼× 夜○
5

北山村
(筏下り)
北山村
熊野市駅

09:00発

15:15発
16:15着

●北山川観光筏下り
午前、北山川観光筏下りを楽しみます。北山村の大自然と、筏を造り、筏を操る筏師たちの伝統の技を体験します。その後、おくとろ温泉にて、昼食、着替え(筏下りは濡れます)、荷物を整えて、午後(15:15発)の村営バスにて熊野市へ(16:15着)。着後、解散。

食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼0/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 天気が良ければ、日中、半袖~長袖シャツ程度で過ごすことができますが、朝夕や歩行中、風が吹くと体感温度は下がります。上着をお持ちください。降雨もありますので、上下セパレート式の雨具をお持ちください。靴はハイキングシューズが最適です。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
観光筏下りについて 観光筏下りは「満10歳以上、満75歳以下の健康で健脚な方」という参加条件があります。予めご了承ください。現在、年齢制限の見直しの動きがありますので、76歳以上の方はお問い合わせください。
ラフティングについて 水着または濡れてもいい下着(ウエットスーツの中に着ます)、 濡れてもいい運動靴、化学繊維のTシャツまたはラッシュガード等、タオルやバスタオル、メガネの方はメガネバンド(コンタクトの方はスイムゴーグル)が必要です。ヘルメット、ライフジャケット、ウェットスーツは準備があります。
ホタル観察について 5月末~6月下旬にかけて北山川流域でホタルが見られますが、自然条件に大きく左右されるため、大量のホタルが必ず観察できるわけではありません。現地で情報を収集してより多く観察できる場所にご案内いたします。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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