ツアーのポイント

ポイント 専用車にて、奈良最深部の景勝地を巡る

奈良最深部は険しい山々に囲まれ、渓谷に沿って川が深く刻む道が続きます。唯一の公共交通機関は路線バスのため、個人では非常に巡りにくい地域です。ツアーでは、専用車を利用し、奈良県屈指の名勝地が点在する天川村や十津川村を巡り、さらには奈良・三重・和歌山の三県境に跨る瀞峡や日本唯一の飛び地・北山村も巡り、最後は熊野灘に面する熊野市へ訪問する充実の5日間です。

ポイント 日本はじまりの地 飛鳥から始まる旅

かつて政治や経済の中心地であった飛鳥時代に、初めて「日本」という国号が使われました。聖徳太子や天武天皇などの人物が日本のかたちを築いた地です。仏教公伝時の欽明天皇陵、飛鳥の歴史を紹介する飛鳥資料館、本最古の仏像「飛鳥大仏」を祀る飛鳥寺、明日香村や大和三山が一望できる甘樫丘などを訪ねます。

ポイント 日本で唯一の飛び地、北山村で「筏師の道」を体感

紀伊半島の中央部に位置する北山村は日本で唯一の「飛び地」の村です。村の真ん中を清流・北山川が流れ、伐採した木を下流まで筏にして運んでいた歴史を持ちます。2~3日をかけて新宮まで木材を筏で運んだ後に筏師たちが歩いたという「筏師の道」の景勝ポイントである「立合川の吊り橋」へご案内します。

ポイント 桜の吉野山を巡る

宗教と結びついた信仰の桜としても知られる、日本屈指の桜の名所・吉野山へ訪れます。4月上旬には3万本もの桜が山々を埋め尽くします。 国宝に指定される金峯山寺の本堂・蔵王堂の見学もお楽しみください。

COLUMN 奈良南部の景勝地

みたらい渓谷

天川村に位置するみたらい渓谷は、大小様々な滝と巨大な岩壁・奇岩が織りなす神秘的な渓谷です。整備された遊歩道からは、美しく煌びやかなの清流や、迫りくる岩壁や奇岩を間近に望むことができます。降り注ぐ陽光がより一層みたらい渓谷を神秘的な風景にしてくれる奈良南部屈指の景勝地です。

吉野山

日本屈指の桜の名所として知られる吉野山。その起源は古く、7世紀後半の飛鳥時代、修験道の開祖と呼ばれる役行者(えんのぎょうじゃ)が、蔵王権現を桜の木に彫り、本尊として祀ったことが始まりと伝えられています。吉野山の散策や国宝に指定される金峯山寺の本堂・蔵王堂の見学などをお楽しみください。

玉置神社

人里遠く離れた紀伊半島中央の、熊野のやまなみの雲海は、 はるか太平洋を遠望する標高1077mの霊峰玉置山。境内には樹齢三千年と云われる神代杉を始め天然記念物に指定されている杉の巨樹が叢生し、平成十六年には「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録されました。

栃尾観音堂 "円空仏"

円空は江戸時代前期の修験僧の1人で、各地に「円空仏」と呼ばれる木彫りの仏像を残しました。円空が不惑の年を迎えた頃、天川の大自然で様々な仏像を残し、栃尾観音堂は円空が彫った像を300年にわたり守り続けました。関西の中でも円空仏群像をご覧いただけるのは、奈良・栃尾観音堂だけです。

COLUMN 日本で唯一の飛び地である北山村

北山村は関西屈指の秘境とも言われます。奈良県と三重県に囲まれ、和歌山県のどの市町村とも隣接しない全国で唯一の飛び地が和歌山県・北山村です。昔から良質の杉に恵まれ林業で栄え、川の流れを利用し、いかだによって伐採した木材を集積地である和歌山県新宮まで運ばれました。 かつて筏師たちが行き交った山道に残された 「筏師の道」、そこに架かる立合川の吊り橋まで散策します。 また、三県にまたがり国特別名勝の大峡谷「瀞峡」、とくに奇岩や巨岩が並ぶ瀞八丁の渓谷美をお楽しみください。

瀞峡の景観を船から眺める
筏師の道 立合川の吊り橋

出発日と料金

2023年 
出発日~帰国日
日数 旅行代金 催行状況
04月04日(火) ~ 04月08日(土)桜のシーズン・ご好評につき追加設定 5日間 178,000円
04月09日(日) ~ 04月13日(木)桜のシーズン 5日間 178,000円
発着地 現地発着(大和八木駅集合・熊野市駅解散) 最少催行人員 5名(12名様限定)・添乗員同行
一人部屋追加代金 20,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
    [東京・名古屋・大阪からの参考アクセス]
    【東京方面】
    往路:東京駅 08:21発(JR新幹線のぞみ209号 新大阪行) - 京都駅 10:32着
       京都駅 10:42発(近鉄京都線急行 橿原神宮前行)- 大和八木 11:48着
    復路:熊野市駅 13:05発(ワイドビュー南紀6号 名古屋行) - 名古屋駅 16:10着
       名古屋駅 16:31発(JR新幹線ひかり656号 東京行)- 東京駅 18:12着
    【名古屋方面】
    往路:近鉄名古屋駅 10:00発(近鉄特急ひのとり60号 難波行)-大和八木 11:37着
    復路:熊野市駅 13:05発(ワイドビュー南紀6号 名古屋行) - 名古屋駅 16:10着
    【大阪方面】
    往路:大阪難波駅 11:10発(近鉄特急 賢島行) - 大和八木駅 11:40着
    復路:熊野市駅 13:05発(ワイドビュー南紀6号 名古屋行) - 津駅 15:12着
       津駅 15:45発(近鉄特急ひのとり65号 難波行) - 大阪難波駅 17:05着
       又は
       熊野市駅 13:05発(ワイドビュー南紀6号 名古屋行) - 名古屋駅 16:10着
       名古屋駅 16:10発(新幹線のぞみ95号 広島行) - 新大阪駅 17:21着



ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 大和八木
明日香村

12:00発
17:00着

12:00に大和八木駅に集合。専用車にて明日香村へ。春の飛鳥路を巡ります。飛鳥の歴史と文化を紹介する奈良文化財研究所・飛鳥資料館を見学。またキトラ古墳壁画体験館・四神の館を訪れます。その後、日本最古の仏像「飛鳥大仏」を祀る飛鳥寺蘇我入鹿首塚、また聖徳太子ゆかりの橘寺などを見学します。晴れていれば明日香村や大和三山が一望できる甘樫丘へ。

明日香村泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 明日香村
西吉野村
天川村
洞川温泉
08:30発


17:00着
専用車にて吉野山へ。 一目千本と呼ばれる桜の大パノラマが見られる名勝・吉野山や 国宝に指定される金峯山寺の本堂・蔵王堂などの自由散策をお楽しみください。 その後、「近畿の屋根」大峰山系に囲まれた天川村へ。 着後、関西最大規模の地下世界が広がる面不動鍾乳洞を見学。 鍾乳洞には鍾乳石や石柱、石筍が淡く照らされる光の中に浮かび上がり、神秘的地底宮殿を思わせます。また、モミジなどの自然林が広がる龍泉寺も訪問。
※宿泊はレトロな温泉宿が連なり情緒あふれる洞川温泉です。
洞川温泉泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
3 洞川温泉
十津川村
08:30発
17:00着
ダイナミックな渓谷美が楽しめるみたらい渓谷での散策をお楽しみください。また、弘法大師空海が参籠した天河大辨財天社、円空仏を祀る栃尾観音堂を訪ねます。その後、奈良最南端で日本一の広さを誇る十津川村へ。有名な谷瀬のつり橋や青い滝壺をもつ清納の滝を訪問します。
十津川温泉泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
4 十津川村
入鹿温泉
09:00発
17:00着
専用車にて日本の里100選にも選ばれ、「天空の郷」と呼ばれる果無(はてなし)集落での散策をお楽しみいただきます。また、大峯奥駈道上の霊峰玉置山に鎮座する聖地奥の院・玉置神社を参拝します。その後、全国で唯一の飛び地、北山村へ。途中、三県境に跨る峡谷・瀞峡の景観を船から楽しみます。また、「筏師の道」にかかる立合川のつり橋までの散策やおくとろ温泉周辺の上瀞橋を見学。
入鹿温泉泊|朝○ 昼○ 夜○
5 入鹿温泉
熊野市
08:30発
12:30着
専用車にて熊野市へ。途中、日本棚田百選に選ばれた丸山千枚田赤城城址を訪れます。また、熊野に点在する景勝地をめぐります。隆起や海蝕によって創り出された世界遺産の「鬼ケ城」や「獅子岩」、またイザナミノミコトが葬られたとされる花の窟を訪ねます。その後、熊野市駅へ。着後解散。
朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼3/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 全行程合服でお過ごしいただけます。雨具も必ずお持ちください。1時間半程度のハイキングがありますので、ウォーキングシューズなどのしっかりとした靴でご参加ください。
利用予定ホテル 【明日香村】民宿脇本、民宿北村、民宿吉井、民宿米川
【洞川温泉】観峯荘にしぎ、あたらしや旅館、いろは旅館
【十津川温泉】ホテル昴
【入鹿温泉】瀞流荘
宿泊について 明日香の民宿、洞川温泉での宿泊は分宿となります。食事はそれぞれの民宿でお取りいただきます。
日程について 道路事情や天候により日程は変更となる場合があります。また、花の開花時期はその年の気候により多少ずれることがあります。予めご了承ください。

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