ツアーのポイント
ポイント 大陸と日本列島を繋ぐ対馬
対馬列島は、日本本土よりも朝鮮半島に近く、大陸からの石器文化、青銅器文 化、稲作、仏教、漢字など古くから貿易などの交流が盛んに行われていました。 そんな歴史を持つ対馬は、生き物にとっても、日本列島由来の在来種と大陸由来 の在来種の交流拠点となっており、島独特の生態系を作り出しています。そのた め日本本土ではみることができない多くの固有種が生息しています。
ポイント 海外へ行かなくても見られる大陸性生物
アカマダラ、アムールカナヘビ、ツシマスベトカゲ、ヒメダイコクコガネなど は、本来中国や韓国など海外に行かないと見られない生き物達ですが、日本では 対馬にのみ生息しています。海外に行くことなく、こうした大陸性の生きものを 観察できるのが対馬の魅力です。
COLUMN 固有種・大陸性の生き物、日本列島の生き物が混在する対馬
対馬は島の9割が森林で覆われ、各地に原生林も残されています。ツシマアカガエル、ツシマスベトカゲ、ツシママムシ、チョウセンメクラチビゴミムシ、ツシマジカなどの固有種・固有亜種。アカマダラ、チョウセンヤマアカガエル、アムールカナヘビ、ツシマカブリモドキ、チョウセンヒラタクワガタ、ツシマヤマネコなどの大陸系種に加え、日本列島の生き物も数多く生息しています。そのような生物層が入りまじる環境は日本では他になく、独自の生態系が生まれた対馬で、海外に行ったような感覚で生き物を観察いただきます。
【観察を期待したい生き物】
■両生類/爬虫類:アカマダラ、ツシママムシ、アムールカナヘビ、ツシマスベトカゲ、ツシマアカガエル、チョウセンヤマアカガエル、ツシマサンショウウオ等
■昆虫類:ツシマカブリモドキ、ヒメタイリクコガネ、ツシマヒラタクワガタ、ツシマフトギス、チョウセンケナガ二イニ等
■その他:ツシマヤマネコ、コウライキジ、ツシマナメクジ、ツシマテン等
COLUMN 独特の進化を遂げた対馬の生き物たち
アカマダラ
対馬/尖閣諸島/中国大陸などに生息するマダラヘビ属の一種。毒々しい色合いがとても人気な無毒蛇。ツシマアカガエル
対馬固有の小さなアカガエル。鳴嚢を持たないため、鳥のさえずりの様な鳴き方をする。ツシマカブリモドキ
対馬固有種で日本に生息する唯一のカブリモドキ類。体の淵を彩る金色が特徴。ツシマナメクジ
対馬固有種で、美しいオレンジ色が特徴のナメクジ。ツシマフトギス
対馬固有種。肉食性が強く、他の昆虫を襲って捕食する。ツシマヤマネコ
別名アムールヤマネコとも呼ばれ、ベンガルヤマネコの1亜種とされる。ツシマヒラタクワガタ
対馬固有亜種。日本で一番大きなヒラタクワガタと名高い。チョウセンケナガ二イニ
日本では対馬だけに生息し、秋に成虫が発生するセミ。(写真は抜け殻)出発日と料金
2022年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
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07月15日(金) ~ 07月18日(月) |
4日間 | 178,000円 |
発着地 | 現地発着(対馬空港集合/解散) | 最少催行人員 | 3名(6名様限定)・添乗員同行 |
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一人部屋追加代金 | 7,500円 |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問等はお気軽に担当までお問い合わせください。
- 東京・大阪からの参考アクセス
【東京方面】
■往路:ANA 241 東京(羽田) → 福岡 11:30 - 13:20
ANA4935 福岡 → 対馬 14:05 - 14:40
■復路:ANA4658 対馬 → 長崎 14:30 - 15:05
ANA2436 長崎 → 東京(羽田) 15:30 - 17:25
【大阪方面】
■往路:JAL2053 大阪(伊丹)→ 福岡 9:50 - 11:05
ANA4935 福岡 → 対馬 14:05 - 14:40
■復路:ANA4658 対馬 → 長崎 14:30 - 15:05
JAL2376 長崎 → 大阪(伊丹) 15:25 - 16:35
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 対馬空港 |
16:45集合 | 16:45対馬空港に集合。専用車でホテルへ(1時間半)。夕食後、専用車でハーピングへ。アカマダラ、ツシママムシ、ヒメダイコクコガネ、ツシマナメクジ、キンオニクワガタなどの観察を狙います。ツシマカブリモドキなどを観察するためトラップを仕掛けたりもします。 対馬:東横INN対馬比田勝泊|食事:朝× 昼× 夜× |
2 | 対馬 | 午前中、対馬独特の生き物を探しに行きます。アムールカナヘビ、ツシマスベトカゲ、ツシマサンショウウオなどの両生類・爬虫類に加え、日本では対馬にしか生息しない昆虫などを探します。午後は、ホテルで休養。夕食後、再びハーピングに出かけます。チョウセンヤマアカガエル、ツシマアカガエルなど、日本でも対馬にしか生息しない夜行性の生き物の観察を狙います。 対馬:東横INN対馬比田勝泊|食事:朝○ 昼× 夜× |
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3 | 対馬 | 午前中、ホテルで休養。午後は、対馬野生動物保護センターでツシマヤマネコを観察します。夕食後、ハーピング。まだ観察できていない生きものを中心に探します。運が良ければ、ツシマヤマネコも観察できるかもしれません。 対馬:東横INN対馬比田勝泊|食事:朝○ 昼× 夜× |
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4 | 対馬(比田勝) |
08:00発 12:00着 |
午前中、瀬ノ浜ヤマネコ保護区へ。ツシマヤマネコの自然環境保護活動の現場を巡ります。その後、空港へ。12:00頃解散。 食事:朝○ 昼× 夜× |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝3/昼0/夜0
ご案内とご注意
気候・服装 | 夏服で過ごせます。夜の観察の際はヘッドライト等をお持ちください。また、降雨に備えて上下セパレート式の雨具もお持ちください。 |
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利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
夜の観察について | 観察は車道、林道、登山道、田んぼで行います。ツシママムシなどの有毒生物も生息していますので、長袖・長ズボンにひざ丈の長靴を必ずご用意ください。長靴をご持参いただかない場合、観察へはご案内できませんのでご注意ください。観察中は現地ガイドの指示に従い、観察経路からそれることのないようお願いいたします。 |
食事について | 全ての昼食、夕食は含まれておりません。コンビニエンスストア・お弁当屋・レストラン等で各自ご購入いただき、お召し上がりいただきます。 |
その他のご注意 | 天候や生き物の観察状況により観察場所を変更することがあります。日程表に記載の動物は野生ですので、必ずしも観察できるとは限りません。 |
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旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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