ツアーのポイント

ポイント 三重県の梅の名所をめぐる

三重県では、2月下旬から3月中旬にかけて梅が見ごろを迎えます。鈴鹿山脈と梅園を望むことができるいなべ市農業公園や鈴鹿の森庭園、地元の方に親しまれている結城神社やかざはやの里など春の訪れをいち早く伝えてくれる梅の花々をお楽しみください。

ポイント 江戸時代のお伊勢参りの順でめぐる伊勢神宮参拝

江戸時代に流行った伊勢音頭では「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊をかけねば片参り」とうたわれており、当時のお伊勢参りは二見浦で穢れを落とし、伊勢神宮の外宮と内宮を参拝し、金剛證寺へも参るのがよいとされていました。伊勢神宮の外宮と内宮の距離が離れているため、今日では片方だけ参拝する片参りになる場合もありますが、江戸時代の参拝順に倣い、外宮と内宮はもちろん二見興玉神社、朝熊岳金剛證寺も参拝します。

COLUMN 三重県の梅の名所を訪ねる

■いなべ市農業公園(梅林公園)

東海地区最大規模の梅林公園があるいなべ市農業公園。公園の敷地に100種類・4000本以上の梅が咲き、広大な鈴鹿山脈を背景に梅の花をご覧いただけます。見晴らし台から眼下に広がる梅林の風景はまるでじゅうたんを敷き詰めたような風景が広がります。

いなべ農業公園
■鈴鹿の森庭園

2014年に鈴鹿山脈の麓にオープンした梅園。日本の伝統な技の存続と普及、未来へと継承することを目的とした研究栽培農園です。庭園内には濃いピンク色をした八重咲き品種の「呉服枝垂(くれはしだれ)」を中心に、匠の技と歴史を受け継いだ約200本の梅をお楽しみいただきます。

鈴鹿の森庭園 しだれ梅

■結城神社

後醍醐天皇の「建武の新政」に貢献した結城宗広公を祀る結城神社。古くから結城の森と伝えられ、地元の人には結城塚や結城明神と崇められています。境内には10種類80本の梅の木が植えられ、梅園には300本のしだれ梅が咲き誇ります。

結城神社
■かざはやの里

園芸福祉を取り入れた花園で福祉と環境の融合に取り組んでいるかざはやの里。45種500本の梅を楽しむことができます。樹齢100年を超える養老梅や白とピンクの花が一つの木に咲く「思いのまま」などをご覧いただけます。

かざはやの里

COLUMN 古くからの町並みを散策

■桑名城 城下町

伊勢湾に注ぐ揖斐川の河口付近に広がる桑名はその地形から、河川海上交通の要所として重要な位置を占めていました。桑名は城下町でありながら港町、宿場町であり、商業都市として栄えていました。歌川広重の東海道五十三次をはじめ、様々な七里の渡し跡にある浮世絵にも描かれています。七里の渡跡にある伊勢国の一の鳥居は伊勢神宮の式年遷宮に合わせて、伊勢宇治橋の鳥居を移して建て替えられています。

七里の渡
■一身田寺内町(いっしんでん じないちょう)

寺内町とは戦国時代にかけて浄土真宗の寺院を中心としてつくられた自治都市です。町の周囲に土塁や濠をめぐらせ、町を防衛していました。浄土真宗の総本山である高田本山専修寺を中心に発展し、現在も環濠が残る町並みを散策します。町並みと合わせて、三重県では建物として初めて国宝に指定された専修寺の御影堂や如来堂もお楽しみください。

一身寺内町の町並み

■宿場町 関宿

東海道47番目の宿場町、関宿。江戸時代から明治期にかけての町屋が200軒ほど連なり、国の重要伝統的建造物保存地区、日本の道100選に選ばれています。西の追分からは大和街道が、東の追分からは伊勢別街道がそれぞれ分岐しており江戸時代には参勤交代や伊勢参りなどの交通の拠点として繁栄しました。東海道の中でもっとも美しく町並みが残る関宿の散策をお楽しみください。

関宿の町並み

COLUMN コケの聖地 赤目渓谷

日本の滝100選にも選ばれており赤目四十八滝と言えば滝が有名です。一方で日本鮮苔類学会という鮮苔類(コケ類)に関する研究者や専門家、コケ愛好家が集う会が選定する「日本の貴重なコケの森」に選ばれ、コケの聖地ともいわれています。日本には約1700種類ものコケがあるといわれていますが、赤目には約100種類のコケが生えていることが確認されています。風情ある滝の風景とともに、赤目に自生するコケの観察もお楽しみください。

タマゴケ
オオカサゴケ
コケを観察しながら散策

出発日と料金

2022年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
03月06日(日) ~
03月10日(木)梅の花咲く季節
5日間 168,000円
発着地 現地発着(桑名駅集合/名張駅解散) 最少催行人員 6名(9名様限定)・添乗員同行
一人部屋追加代金 12,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問等はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
    [東京・大阪からの参考交通機関]
    【東京方面】
    往路:のぞみ25号 東京駅 10:30発 - 名古屋駅 12:09着
       近鉄特急 近鉄名古屋駅 12:30発 - 桑名駅 12:46着
    復路:近鉄特急 名張駅 13:24発 - 近鉄名古屋駅 14:49着
       のぞみ110号 名古屋駅 15:14発 - 東京駅 16:54着
    【大阪方面】
    往路:近鉄特急 難波駅 10:30発 - 桑名駅 12:32着
    復路:近鉄特急 名張駅 13:39発 - 難波駅 14:32着


ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 桑名
四日市
13:00発
17:00着
13:00桑名駅に集合。古くから交通の要衝として栄え、城下町内に港町や宿場町を有していた桑名を散策します。14代将軍徳川家茂や明治天皇が宿泊した桑名別院本統寺、かつて扇城と呼ばれ、海道の名城とたたえられた桑名城の本丸と二の丸跡に造られた九華公園、老中・松平定信を祀る鎮国守国神社、伊勢国の一の鳥居が立ちかつては熱田の宮宿から海上航路で結ばれていた七里の渡しの船着き場跡、ジョサイア・コンドル設計の六華苑等をめぐります。その後、四日市へ。
四日市泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 四日市
(一身田寺内町)

09:00発

17:00着

朝、東海地区最大級の梅林公園であるいなべ市農業公園(梅林公園)鈴鹿の森庭園を訪れます。いなべ市農業公園では園内に咲く4500本もの梅を、鈴鹿の森庭園では職人の手によって仕立てられたしだれ梅を中心とした約200本の梅をお楽しみください。その後、浄土真宗の総本山である高田本山専修寺を中心とする、古い町並みが残る一身田寺内町へ。高田本山専修寺や環濠に囲まれた一身田寺内町を徒歩にて散策します。国宝に指定された専修寺の御影堂如来堂、昔の町並みをお楽しみください。
津泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
3
(関宿)

 

東海道47番目の宿場町、関宿へ。旅籠で使われていた道具や歴史資料が展示されている関宿旅籠玉屋歴史資料館、江戸時代の暮らしを知ることができる関まちなみ資料館など今も古い町家が200件ほど残る関宿の宿場町の様子をお楽しみください。その後、津へもどります。日本三大観音の1つ津観音、織田信長の弟・信包によって築かれた平城・津城跡、建武の新政に貢献した結城宗広公を祀る結城神社、かっぱのふるさと「かざはやの里」を訪れます。結城神社では境内に咲く300本以上のしだれ梅を、かざはやの里では50種類以上500本もの梅をご覧いただきます。
※昼食は津の名物のうなぎをお召し上がりください。
津泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
4
(伊勢神宮)

 

専用車にて伊勢神宮へ。江戸時代のお伊勢参りの順で伊勢神宮を参拝します。まずは二見へ。二つの岩が大注連縄で結ばれた夫婦岩、伊勢参宮を控えた人々が昔は汐水を浴びて禊をしていた二見興玉神社を参拝します。その後、食と産業の神様・豊受大御神を祀る伊勢神宮・外宮、天照大御神を祭る伊勢神宮・内宮を参拝。伊勢神宮 内宮の鳥居前町として栄えたおはらい町やその中ほどにあるおかげ横丁の散策もお楽しみください。途中、神宮のお祭りや歴史文化に関する資料等が展示されている神宮微古館も訪れます。最後は伊勢神宮の鬼門を守るといわれるお寺・朝熊岳金剛證寺を参拝します。
※昼食は伊勢名物の手ごね寿司と伊勢うどんをお召し上がりください。
津泊|食事:朝○ 昼○ 夜×
5
赤目渓谷
名張
08:30発

13:00着
日本の滝100選に選ばれている赤目四十八滝へ。苔の聖地とも言われ、貴重なコケの森に選ばれている赤目渓谷でガイドとともにコケ散策を行います。行者滝霊蛇滝などを眺めながら、コケの森の風景もお楽しみください。その後、名張駅へ。着後、解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼3/夜3

ご案内とご注意

気候・服装 この時期の三重は最高気温が12℃前後、最低気温が5℃前後です。十分な防寒着を必ずご持参ください。雨が降ることがありますので雨具もお持ちください。徒歩での散策や赤目渓谷では滑りやすい場所もありますので、スニーカーやウォーキングシューズが最適です。
利用予定ホテル 日程表及び下記をご覧ください。
■四日市市:四日市シティホテル
■津市:ホテルグリーンパーク津
食事について 1、5日目の昼食、4日目の夕食は含まれていませんので、各自お召し上がりください。
その他のご注意 梅の時期はその年の気候により多少ずれることがあります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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