秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

PROFILE 同行ガイド　吉成 才丈（よしなり・としたけ）

1962年生まれ、東京都在住。東京都千代田区で、バードウォッチング専門店＜Hobby's World（ホビーズワールド）＞および鳥類調査会社＜(株)日本鳥類調査＞経営。バードウォッチングのガイドで、全国各地も巡る。歳時記的に、毎年同じ時期に同じ探鳥地を訪ねることが多く、タカやシギチの渡り、ガン類の越冬、海鳥などを観察・撮影するのが楽しみ。バードウォッチングは、だれでも気軽に楽しめる趣味だと思っています。難しく考えることなく、皆さんのペースで楽しんで頂けるように心がけています。
>> 吉成才丈さんによる「野鳥観察レポート」はこちら

吉成 才丈さんよりメッセージ

今回の目玉は、霞ヶ浦のチュウヒのねぐらや銚子のカモメ、八丁池のハクチョウ、カモ類の観察･撮影と併せて、野鳥撮影で大人気のカメラ・OM-1 Mark II望遠撮影システムの無料レンタルです。OM SYSTEMの社員の方も同行しますので、撮影未経験の方、機材をお持ちでない方もレクチャーを受けながら、気軽に野鳥撮影をお試しいただけます。 千葉県銚子という地名は関東以外の方には馴染みが薄いかもしれませんが、冬の銚子はカモメ観察の聖地と呼ばれるほど魅力的な地です。シロカモメやワシカモメをはじめ、たくさんのカモメ類が漁を終えた船について漁港に入ってきます。また漁港や周辺の海上では、シロエリオオハムなどのアビの仲間、アカエリカイツブリやハジロカイツブリなどのカイツブリの仲間、シノリガモ、クロガモなども期待されます。一方、霞ケ浦にはチュウヒがねぐらに集まるヨシ原があり、日没前後には毎年のように、ハイイロチュウヒやコチョウゲンボウなどの猛禽類が出現します。周辺の蓮田では、越冬中のタゲリなどのシギ･チドリ類も探してみましょう。さらに印旛沼周辺では、ここ数年、数万羽が飛来するトモエガモの大群やミコアイサなど、八丁堰では越冬するコハクチョウや飛来実績のあるシジュウカラガンなども狙いますので、盛りだくさんの2日間になることを期待しています。

COLUMN出現を期待したい野鳥

コハクチョウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、スズガモ、シノリガモ、ミコアイサ、ウミアイサ、カンムリカイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、アビ、シロエリオオハム、ヒメウ、ウミウ、クロサギ、タゲリ、シロチドリ、セイタカシギ、クサシギ、タカブシギ、トウネン、ハマシギ、ミツユビカモメ、ワシカモメ、シロカモメ、オオセグロカモメ、ミサゴ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ハイタカ、オオタカ、ノスリ、カワセミ、コチョウゲンボウ、ハヤブサ、モズ、オナガ、セッカ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、ベニマシコ、ホオアカ、カシラダカ、オオジュリンなど

コハクチョウ

カンムリカイツブリ

ハイイロチュウヒ

コチョウゲンボウ

ミサゴ

セグロカモメ

シロカモメ

クロサギ

ミコアイサ