企画者の声

ポイント同行ガイド・戸塚学氏からのメッセージ

鶴といえば私たちがイメージするのは北海道のタンチョウでしょう。純白でスマートな体は優雅でとても美しく、人気が高い鳥です。タンチョウ自体は北海道の東部で繁殖していて1年中見ることが可能ですが、繁殖期は広大な湿原に散らばっているため、なかなか見ることが難しい鳥でもあります。しかし冬は給餌場に集まるので近くで観察&撮影が可能になります。今回の撮影会は最もタンチョウが美しく感じられる雪原の中の姿を狙います。
・厳冬の早朝、気嵐揺らめく川面にねぐらをとる群れ
・日中は給餌場を中心に愛情あふれるエレガントなダンスと青空を飛翔する姿
・夕焼け空を飛翔する通称「夕鶴」を狙います。
大きく分けるとこの3つのシーンを3泊4日で楽しみます。無駄な移動を少なくして、少しでも長くタンチョウたちの姿を撮影できるように設定いたしました。同じ場所に4日もいると飽きると思うかもしれませんが、何十年もこの地に通ってくる人たちがいることを考えればこれでも少ないくらいです。現地の気温、天候状態、タンチョウたちの動きはその日その日で違うので毎日が一期一会の出会いとなります。
また、伊藤タンチョウサンクチュアリーでは(公財)日本野鳥の会の施設もあり、エサ台が設置をしてあるので小鳥たちも集まってきます。運が良ければサンクチュアリー周辺の木立に、白い妖精「シマエナガ」の群れがにぎやかに訪れるかもしれません。さらに、今回日程のどこかでエゾフクロウの姿を撮影に行く予定をしています。運が良ければ木の穴で仲睦まじいペアの姿を撮影できるかもしれません。
宿はタンチョウ写真家としても有名な和田正宏氏の経営するノーザンビレジHOTEL TAITOに泊まります。天然温泉が完備してあるので撮影後の冷え切った身体を温めてくれるでしょう。館内のいたるところに和田氏の写真が飾ってありますが、フォトギャラリーを併設しているので素晴らしい写真を堪能することもできます。

タンチョウのペア
夕焼け空をタンチョウが飛翔する「夕鶴」

PROFILE 同行ガイド 戸塚学 (とづか・がく)

1966年愛知県生まれ・在住。高校3年生の時に写真に興味を持つ。子供のころから好きだった自然風景や生き物を中心に撮影をする。現在は「きれい・かわいい・かっこいい」写真よりも人間臭さを感じられるシーンや人間生活との関りを感じられる環境的な撮影に取り組む。究極は「臭いのする写真」を目指す。作品は写真集・写真展での発表の他、雑誌・図鑑・カレンダーに使用。著書に写真絵本「お山のライチョウ」(偕成社)など。

COLUMN鶴居村でのタンチョウ撮影に備えて

一眼レフもしくはレンズ交換式ミラーレスカメラ。レンズは広角ズームレンズ(16~50㎜クラス)、中望遠レンズ(70~400㎜クラス)、300㎜~600㎜の超望遠レンズの3つがあれば完璧ですが、それらをカバーできるズームレンズでも大丈夫です。超望遠になるコンパクトタイプのカメラでも大丈夫です。三脚は自分の機材に対応したものがあればいいでしょう。

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
01月07日(日)~01月10日(水)戸塚学さん同行 4日間 168,000円
発着地 現地発着
(釧路空港集合・解散)
最少催行人員 4名(6名様限定)・戸塚学さん同行
一人部屋追加代金 12,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • <東京・大阪からの参考フライト>※航空券手配をご希望の方はご相談ください。
    【東京方面】
    ■往路:ANA4771 羽田 07:40発 - 釧路 09:15着 又は JAL541 羽田 08:05発 - 釧路 09:45着
    ■復路:JAL542  釧路 14:45発 - 羽田 16 : 35着
    【大阪方面】
    ■復路:JAL542 釧路 14:45発 - 羽田 16:35着
        JAL131 羽田 17:30発 - 伊丹 18:40着
    ※往路は前泊が必要になります。
    ※前泊される場合、釧路空港近くの「山花温泉リフレ」にご宿泊のお客様は、出発日当日に釧路空港から鶴居村へ向かう際にお迎えが可能です。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1

釧路空港
鶴居村

10:15発
11:00着

10:00に釧路空港に集合。専用車にて鶴居村へと向かいます。着後、鶴居・伊藤サンクチュアリにてタンチョウを撮影。夕方頃ホテルへと向かいます。
鶴居村:ホテルTAITO泊|食事:朝× 昼× 夜○
2~3 鶴居村   2・3日目は2日間かけてじっくりとタンチョウの撮影をお楽しみ下さい。早朝、タンチョウのねぐらの撮影に出かけます。その後、ホテルにて朝食。日中は鶴居・伊藤サンクチュアリにてたっぷりとタンチョウを撮影。また、森に暮らすエゾフクロウの撮影チャンスもあります。夕方、ねぐらに帰るタンチョウがみられるポイントで夕鶴の撮影。その後、ホテルへ。
鶴居村:ホテルTAITO泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3
4

鶴居村
釧路空港

12:30発
13:45着

早朝、タンチョウのねぐらの撮影に出かけます。その後、ホテルにて朝食。午前中、鶴居・伊藤サンクチュアリにてタンチョウを撮影。その後空港へと向かい13:45頃釧路空港にて解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝3/昼0/夜3

ご案内とご注意

気候・服装 この時期は最低気温がマイナス10℃以下にまで下がり、十分な防寒対策が必要です。耳を覆うことができる帽子・ネックウォーマーかマフラーもご準備下さい。動き回らないのでインナーの下着は防寒用のものを使用すれば不必要な厚着を防げます。ダウンジャケットは必携です。手袋は薄手と厚手の2枚重ねが便利でしょう。靴はスノーブーツか防水性トレッキングシューズに必ず滑り止めをお忘れなく。カイロはジャケットのポケットに入れておけば手を温めるのに便利です。
利用予定ホテル

日程をご覧ください。

野鳥撮影について 天候や観察・撮影状況により撮影時間を短くしたり、変更することがあります。日程表に記載の野生動物は必ずしも撮影・観察できるとは限りません。予めご了承ください。
食事について 昼食は含まれておりません。コンビニエンスストアなどでお買い求めいただいたり、近くの食堂などで召し上がっていただきます。
その他のご注意 当コースは添乗員が同行しないコースのため、旅の記録のサービスはございませんが、同行ガイド作成の「観察・撮影野鳥リスト」をお渡しいたします。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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