企画者の声
ポイント同行ガイド 田野井博之さんからのメッセージ
ケイマフリは、真っ黒の体に赤い足、白い勾玉模様のある可愛らしい顔で人気の海鳥です。この鳥を観察する場所としては、北海道の天売島や知床半島などが有名ですが、実は、本州で唯一の繁殖地が青森県下北半島の尻屋崎にあります。このツアーでは、ケイマフリが餌を巣へ運ぶ様子や、営巣地周辺の海上で休息する様子を、陸地からスコープを使ってじっくり観察することができるでしょう。観察場所から繁殖地まではやや距離があるため、ケイマフリを驚かすことなく観察ができますし、陸地からの観察ですので船酔いの心配もありません。
尻屋崎への移動途中には、小川原湖や仏沼へ立ち寄ります。国内の限られた湿原にのみ生息するオオセッカやコジュリンなどの希少な種や、きれいな夏羽のカンムリカイツブリを観察します。
ツアーの三日目と四日目には、青森県八戸市と北海道苫小牧市を結ぶフェリーに乗船します。6月は海鳥が北上する時期にあたるため、種数も個体数も多く、飽きることなく観察することができるでしょう。クロアシアホウドリやコアホウドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ヒレアシシギ類などの基本的な種をしっかりと観察することができるとても良い機会です。特に、鮮やかな夏羽のヒレアシシギ類の群れはとても美しく、写真を撮られる方にもおすすめです。また、オオトウゾクカモメやカンムリウミスズメも期待できるだけでなく、運が良ければアホウドリを観察するチャンスもあるでしょう。海鳥観察が初めての方から長年続けていらっしゃる方まで、すべての方にお勧めのツアーです。


PROFILE 同行ガイド 田野井 博之(たのい・ひろゆき)

1985年生まれ。小学生の時に野鳥の観察を始める。東北地方を中心に鳥類調査に携わりつつ、関心のある海鳥やシギ・チドリ類、チュウヒなどを見るため全国各地へ。特に海鳥の識別や生態に強い興味を持ち、国内外を問わず観察を続けている。「識別が難しいと敬遠されがちな海鳥ですが、実物を観察することで大きくイメージが変わります。また、観察を通じて、その種の現状や保全への取り組みについても知ってもらえるよう、心がけています。」
COLUMN出現を期待したい野鳥
カンムリカイツブリ、クロアシアホウドリ、コアホウドリ、フルマカモメ、オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ハイイロヒレアシシギ、オオトウゾクカモメ、トウゾクカモメ、ケイマフリ、カンムリウミスズメ、オオセッカ、コジュリンなど








出発日と料金
2023年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
06月10日(土) ~ 06月13日(火)田野井博之さん同行 | 4日間 | 168,000円 | ![]() |
全国旅行支援 お支払い実額: ※旅行割引額: |
発着地 | 現地発着 (八戸駅集合・解散) |
最少催行人員 | 5名(6名様限定) 田野井博之さん同行 |
---|---|---|---|
一人部屋追加代金 | 8,000円 | ||
全国旅行支援の適用条件 | ①3回以上のワクチン接種証明書(デジタル版、写し等も可)、②本人確認および居住地確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)の2つをご持参ください。クーポンは、宿泊施設にてチェックイン時に受け取ります。 ※ワクチン未接種の方はPCR検査・抗原定性検査の陰性証明でも適用されます。 >全国旅行支援についての詳細はこちらのページをご確認ください。 |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
[東京からの参考アクセス]
往路:はやぶさ19号 東京/八戸 10:44/13:33
復路:はやぶさ46号 八戸/東京 19:06/22:04
[大阪からの参考アクセス]
往路:のぞみ212号 新大阪/東京 07:45/10:15
はやぶさ19号 東京/八戸 10:44/13:33 復路:同日では新大阪まで戻る鉄道がないため、八戸又は東京で後泊が必要です。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
---|---|---|---|
1 | 八戸駅 むつ市 |
13:45発 夕方着 |
13:45にJR八戸駅に集合。専用車にてむつ市へと向かいます。道中、三沢市仏沼や小川原湖などでバードウォッチング。オオセッカ、コジュリン、オオヨシキリの観察が期待できます。
むつ市:ユニサイトむつ泊|食事:朝× 昼× 夜○
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2 | むつ市 尻屋崎 八戸市 |
早朝発 夕方着 |
専用車にて八戸市へと戻ります。途中、本州唯一のケイマフリの繁殖地・尻屋崎を陸から観察。その後、三沢市仏沼でも野鳥観察。
八戸:ルートイン本八戸駅前泊|食事:朝× 昼× 夜×
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3 | 八戸港 苫小牧港 |
08:45発 16:00着 |
午前のフェリーに乗船し、八戸-苫小牧航路上での海鳥観察。クロアシアホウドリやコアホウドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、夏羽のヒレアシシギ類、カンムリウミスズメなどが期待できます。運が良ければ、アホウドリやオオトウゾクカモメを観察するチャンスも。苫小牧着後、専用車にてホテルへ。
苫小牧:ウイングインターナショナル泊
食事:朝○ 昼× 夜○ |
4 | 苫小牧港 八戸港 八戸駅 |
09:30発 18:00着 18:45着 |
この日はフェリーで苫小牧より八戸へ。前日に引き続き航路上の海鳥の観察をお楽しみください。八戸港着後、専用車にてJR八戸駅へ。18:45頃に八戸駅で解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
|
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝2/昼0/夜2
ご案内とご注意
全国旅行支援についてのご注意 | 本人確認および居住地確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)をご持参ください。 ご宿泊当日時点で、宿泊先施設が参画登録を取りやめる、新型コロナウイルスの感染状況等により、ご旅行先の都道府県が事業を停止する様なケースでは、割引きを受ける事ができなくなります。その場合は割引相当額をお支払いいただきます。また、支援対象外となった事を理由にご旅行を取り消される場合は、割引前の旅行代金を基準とした取消料が発生します。 ※より詳しい情報は「全国旅行支援ページ」をご確認ください。 ※支援金の上限に達し次第、割引価格での販売は終了となります。お早目にお申し込みください。 |
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気候・服装 | 日中の最高気温が15~20度程度、で長袖シャツ程度で過ごせますが、朝晩の最低気温は10度以下にまで冷え込むことがあります。フェリーでの観察の際は冷え込みますのでしっかりとした防寒着、暖かい帽子もお持ち下さい。雨に備えて上下セパレート式の雨具も必携です。靴は防水性のハイキングシューズなどが良いでしょう。 |
利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
専用車について | 10人乗り程度のヴァンを利用します。 |
お食事について | 毎日の昼食、2日目の朝食、夕食は含まれておりません。2日目の朝食はコンビニなどでお買い求めいただきます。夕食はホテル近くのレストランなどで各自お済ませ下さい。 |
野鳥観察について | 日程表に記載の野鳥は野生ですので、必ずしも観察できるとは限りません。予めご了承下さい。 |
その他のご注意 | 当コースは添乗員が同行しないコースのため、旅の記録のサービスはございませんが、同行ガイド作成の「観察した野鳥リスト」を送付いたします。 |
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