ツアーのポイント
ポイント高山植物の咲く季節に十和田八幡平国立公園の名所を気軽に歩いて楽しむ
火山の恵みによって育まれた十和田と八幡平2つのエリアを、ハイキングでお楽しみいただきます。八甲田、八幡平、秋田駒ケ岳では、様々な高山植物が咲き誇る季節です。
ポイントハイキング初心者にお勧め! 3つの温泉宿に宿泊
平地を歩くだけでは物足りない、でもトレッキングツアーは自信がない、そんな方にお勧めです。標高差はいずれも300m未満で、最長でも歩行時間は4時間ほど。歩くのが好きな方であればどなたでもご参加いただけます。火山帯にあるため温泉も多く、全日程で温泉宿に宿泊します。



COLUMN 十和田八幡平国立公園
十和田八幡平国立公園は、八甲田山、十和田湖、奥入瀬渓流の十和田エリアと、八幡平、岩手山、秋田駒ケ岳の八幡平エリアに分かれています。八甲田は大岳(1,585m)を主峰とする16の山々からなる連峰を成し、十和田湖は20万年前の火山活動によってできたカルデラ湖で、それが決壊して流れた跡が奥入瀬渓流になりました。一方、八幡平(1,613m)はアスピーテと言う盾を伏せたような形状の火山で、山頂付近には水蒸気爆発によってできた湖沼群が広がります。岩手山(2,038m)は東側からの山容が「南部片富士」と称される美しい火山で、秋田駒ケ岳(1,637m)は秋田最高峰で、散策路からの素晴らしい田沢湖の眺望と北日本一とも言われる高山植物の宝庫です。このように十和田八幡平は東北地方の中央を走る奥羽山脈の火山群によって育まれた、大自然の恵みの結晶です。
■奥入瀬渓流 (十和田エリア)
カルデラ湖である十和田湖が決壊し、台地を削った跡に流れる奥入瀬川。十和田の火山灰が堆積し、長い年月をかけて再生したブナやトチノキなどの自然林に深く覆われています。上流域は両岸から断崖が迫る深い渓谷を形成し、滝が連続して流れているため、奥入瀬の中でも荒々しい雰囲気のある区間です。
銚子大滝
■田茂萢湿原(十和田エリア)
八甲田ロープウェーの頂上駅の目の前からアクセスできる遊歩道で、高山帯のアオモリトドマツやハイマツの群生と湿地帯の湿原植物、夏は様々な高山植物も楽しむことができます。ロープウェー駅の展望台からは眼下に広がる毛無岱、八甲田連峰や青森最高峰の岩木山も望めます。天気が良ければ、北海道まで見渡せることがあります。 湿原に咲くチングルマ
■毛無岱(十和田エリア)
八甲田連峰の中腹に広がる高層湿原で、夏は高山植物、秋は紅葉が素晴らしく絶好の散策コースです。下毛無岱と上毛無岱の間にある階段からの展望は絶景です。一部山道がありますが、全体的には木道、散策道が整備されているため、登山装備がなくてもご参加いただけます。
毛無岱の広大な湿原
■八幡平自然探勝路(八幡平エリア)
八幡平アスピーテラインの見返峠からアクセスする遊歩道。高原地帯のアオモリトドマツと高山植物、火口跡にできた幾つもの湖沼と八幡平の山頂を巡ります。7月下旬から8月上旬にかけてはニッコウキスゲなどの美しい高山植物がお楽しみいただけます。天気が良ければ展望台からは鳥海山や岩手山など東北の名火山を望むことができます。 八幡沼
■岩手山焼き走り(八幡平エリア)
1700年代に起きた岩手山の噴火によって流れ出た熔岩が、山肌を流れて冷えて固まってできた溶岩台地です。扇状に広がる黒い溶岩流は、長さ約3km、最大幅約1kmにもなり、苔類や地衣類の着生はあるものの、樹木はほとんど生えず、周辺の緑とは全く別の、荒涼とした別世界が広がります。 焼き走り溶岩流
■秋田駒ケ岳(八幡平エリア)
標高1,637mで秋田県の最高峰です。山頂は北に最高峰の男女岳、南西に男岳、南東に横岳という 3つのピークがあり、それらに囲まれた窪地に阿弥陀池があります。標高はそこまで高くありませんが、豊富な高山植物が自生しており、池の周囲に巡らされた木道からも存分にお楽しみいただけます。 秋田駒ケ岳に咲くヨツバシオガマ
COLUMN みちのくに咲く高山植物












出発日と料金
2022年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
07月04日(月) ~ 07月08日(金)高山植物の季節 | 5日間 | 178,000円 | ![]() |
07月11日(月) ~ 07月15日(金)高山植物の季節 | 5日間 | 178,000円 | ![]() |
発着地 | 現地発着(新青森駅・青森駅集合/田沢湖駅解散) | 最少催行人員 | 6名(10名様限定)・添乗員同行 |
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一人部屋追加代金 | 22,000円 |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
[東京・大阪からの参考アクセス] ※航空券の手配も承ります。お気軽にお問合せください。
【東京方面】
往路(新幹線):東京駅 08:20発(新幹線はやぶさ7号・新青森行き) -新青森駅 11:18着
復路(新幹線):田沢湖駅 14:08発(こまち28号・東京行き) - 東京駅 17:04着
【大阪方面】
往路(航空機):ANA1851 伊丹 09:00発 - 青森 10:40着
青森空港(空港バス) 11:00発 - 青森駅 11:35着
復路(新幹線):田沢湖駅 14:08発(こまち28号・東京行き) - 東京駅 17:04着
東京駅 17:30発(のぞみ55号) - 新大阪 20:00着
コース難易度
体力・技術 | ![]() |
歩くことが好きな方でしたらどなたでもご参加いただけます。 |
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宿泊 | 旅館・ホテル泊 | |
荷物 | スーツケースやバッグなどでの参加が可能です。ハイキングに不要な荷物はホテルに置いておきます。 |
- 日本の山旅コースの「体力・技術レベル難易度の目安」はこちらのページをご確認ください。
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 新青森駅 |
11:30発 |
11:30新青森駅集合。専用車にて青森駅へ。12:00青森駅集合。専用車にて、奥入瀬渓流へ。 八甲田:酸ヶ湯温泉泊|食事:朝× 昼× 夜○ |
2 | 八甲田 |
朝、八甲田ロープウェーに乗り、山頂駅へ。眼下に広がるブナの森と、天気が良ければ陸奥湾の奥に北海道が望めます。着後、田茂萢湿原を通り、毛無岱へのハイキング。 八甲田:酸ヶ湯温泉泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
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3 | 八甲田 |
09:00発 |
午前中、八甲田八幡平国立公園の北端に位置する田代平湿原へ。
湯瀬:和心の宿・姫の湯泊|食事:朝○ 昼× 夜○
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4 | 湯瀬温泉 |
08:00発 |
朝、アスピーテラインを通り八幡平へ。車窓からも火山帯の雄大な景色をお楽しみいただけます。見返峠着後、周辺の散策。 田沢湖高原温泉:駒ケ岳グランドホテル泊 食事:朝○ 昼× 夜○ |
5 | 田沢湖高原温泉 |
08:00発 |
朝、シャトルバスにて秋田駒ケ岳八合目へ。 食事:朝○ 昼× 夜×
|
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝4/昼1/夜4
ご案内とご注意
気候・服装 | 日中晴れた日は半袖で過ごすことができますが、悪天時や強風が吹くと体感気温は下がりますので、長袖シャツなどで気温差に対応できる服装でご参加ください。八甲田、八幡平、秋田駒ケ岳など標高の高いところでは気温が下がることもありますので、防寒対策としてフリース等もお持ちください。また悪天時や強風に備え、上下セパレート式の雨具も必ずお持ちください。普段履き慣れた歩きやすいハイキングシューズ、トレッキングシューズなどでご参加ください。 |
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利用予定ホテル | 日程をご覧ください。 |
宿泊施設について | 酸ヶ湯温泉はバス・トイレ共同となります。大浴場「ひば千人風呂」は男女混浴になりますが、女性専用の時間帯が設けられています。その他、男女別の小浴場があります。 |
お食事について | 昼食代は含まれておりません。2日目は手配するお弁当をご購入いただくか、予めご用意ください。その他は、各地レストランなどへご案内いたします。 |
その他のご注意 | 田茂萢湿原から毛無岱に向かう毛無パラダイスは、初心者でも楽しめる下りのルートですが、前日の雨など天候によっては足元がかなりぬかるむことがあります。汚れてもよいトレッキングシューズや、泥除けのスパッツなどをご用意ください。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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