ツアーのポイント

ポイント アジャンタ、エローラをはじめ6つの世界遺産をゆったり見学

インド三大石窟といわれるアジャンタ、エローラ、エレファンタ島。さらに最古の仏教遺跡サーンチー、現役の鉄道駅チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅、約1万5000年前以降の人類の壁画・ビーマベトカの6つの世界遺産を見学。どの遺産も十分に見学時間を設けておりますので、最高傑作を存分にご堪能いただけます。

ポイント 極彩色の壁画が残るピタルコーラ石窟や
世界遺産ビーマベトカなど知られざるみどころも訪問

孔雀石を顔料にする青緑色がふんだんに使われたピタルコーラ石窟や、最古のものは約12,000年前にもさかのぼる岩壁画が残るビーマベトカなど、西インドの隠れたみどころも訪問します。

ポイント 列車では地元の人々とのふれあいも楽しむ

オーランガバードから、サーンチー遺跡見学の拠点となるボパールまでは約6時間の列車移動。現地の方との混乗となり、インドらしい雰囲気をお楽しみいただけます。寝台列車を利用しますので足を伸ばしてお休みいただけます。

ポイント 各地で連泊のゆとり旅

世界遺産をゆっくりとご覧いただくために3ヶ所全て2連泊とし、日程にゆとりをもたせました。ラグジュアリーなホテルで快適な滞在をお楽しみください。

訪問する
世界遺産

エレファンタ島の石窟群/チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅/エローラ石窟群/アジャンタ石窟群/サーンチー仏教建造物群/ビーマベトカの岩壁画

COLUMN インド仏教芸術の最高傑作・アジャンタ

1819年、虎狩りに出かけた英国軍士官によって偶然発見されたアジャンタ。アジャンタはグプタ様式の代表的な石窟で、ヘレニズム的要素を持つガンダーラ様式と比べ、インド独自の発展を遂げました。インドの仏教遺跡には石彫遺跡が多いなか、アジャンタでは字の読めない人々のため、仏教の説話を絵物語として描き、膨大な壁画が今も残っています。特に第1窟の蓮華手菩薩はアジャンタ最高傑作で、1949年に焼損した法隆寺金堂の勢至菩薩像に影響を与えたといわれています。壁面に牛糞や粘土、石灰を下地に塗り、アフガニスタンから持ち込まれたといわれるラピスラズリや黄土などの顔料で極彩色に描かれています。

第2窟「仏堂と前室」:

前室には本生譚や仏伝などが描かれています。

第1窟「金剛手菩薩」:

ヴェーダの神インドラの武器・金剛を持った姿だといわれています。

第2窟「青い靴下の異邦人」:

青い靴下の外国人風の2人の周囲には豊穣を表す蓮華蔓草や果実が描かれています。

第17窟「六牙白象本生」:

猟師が象王の前で懇願し、6本の牙を得て、国に運ぶ様子が描かれています。

第2窟「玉座に腰かけた菩薩」:

長い輪廻のあと最後に兜率天上に生まれた釈迦が、王者風の姿で天人に説法する様子。

COLUMN 3つの宗教寺院が共存するエローラ石窟群

岩山の崖に、約2kmにわたって34の石窟が並んでいるエローラ石窟群。6世紀から10世紀の間、時代を追うごとに仏教、ヒンドゥー教、ジャイナ教の3つの宗教の寺院、礼拝堂や僧院・僧坊などが作られました。仏教が衰退しヒンドゥー教が隆盛していくなかでも、仏教寺院は破壊されることなく共存しており、インドの多様性と寛容さを象徴する大変貴重な場所となっています。最大の見どころは、ヒンドゥー教窟第16窟のカイラーサナータ寺院。間口46m・奥行80m・高さ34mの寺院も、一枚岩を掘り下げて作られた世界最大の石彫建築です。その完成には1世紀以上の歳月が費やされたと考えられています。巨大な寺院そのものの迫力に加え、随所に施された精緻な神々の彫刻はまさに圧巻です。

第16窟(仏教窟)カイラーサナータ寺院
第32窟(ジャイナ窟)獅子に乗る女神像

COLUMN インド最古にして最高の仏教彫刻 サーンチー

インドに残る最古の仏塔サーンチー。紀元前3世紀、インド最初の統一王朝・マウリア朝の全盛期を築いたアショカ王が、仏舎利(仏陀の遺骨・遺骸) を84,000に分け仏塔(ストゥーパ)を建立したもののひとつといわれています。最大の見どころは、仏塔の東西南北に立つ、鳥居の原型といわれている4つのトラナ(塔門)。その表面には覆いつくすほどの精緻なレリーフが施されています。「石の絵本」とも表現され、仏陀の生涯やその教えを現代に伝えています。他所では見ることができない、インド最古にして最高傑作をお楽しみください。

第1塔と北門

仏陀の舎利が収められていたといわれる第1塔。

東門の梁

上段は仏陀の出城の場面、下段はアショカ王のブッダガヤ巡行の場面。

東門の北側柱の上部右脇

当時の民間信仰に根ざす女神ヤクシーがマンゴーの木につかまる様子。

西門の南側柱の正面上から2段目

天人が仏陀のもとに集う。菩提樹と宝座が仏陀を表しています。

出発日と料金

2024~2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
08月07日(水) ~
08月14日(水)
8日間 368,000円
09月18日(水) ~
09月25日(水)
8日間 368,000円
10月23日(水) ~
10月30日(水)
8日間 378,000円
12月27日(金) ~
01月03日(金)年末年始コース
8日間 438,000円
02月19日(水) ~
02月26日(水)
8日間 388,000円
03月19日(水) ~
03月26日(水)
8日間 388,000円
発着地 東京発着
最少催行人員 8名(16名様限定) ・添乗員同行
※10月~3月発:9名(15名様限定)・添乗員同行
燃油サーチャージ 45,000円(6月28日現在の見込み)
一人部屋追加代金

56,000円 ※10月~3月発:59,000円

国際線のビジネスクラス 追加料金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 相部屋をご希望の場合でも、ご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール地図を見る
1 東京
デリー
デリー
ムンバイ
13:50発
19:20着
22:30発
24:45着
空路、東京よりデリー経由で、インド最大の都市ムンバイへ。
ムンバイ泊
2 ムンバイ
(エレファンタ島)
  朝、船にてエレファンタ島へ向かいます。着後、シヴァ神の彫刻で有名なヒンドゥー教石窟を見学。その後、ムンバイへ戻り、市内観光インド門チャトラパティ・シヴァージー・ターミナス駅外観等)。
ムンバイ泊
3 ムンバイ
オーランガバード
(エローラ石窟)
(ピタルコーラ石窟)
  朝、国内線にてオーランガバードへ。着後、オーランガバード郊外の観光。南北2kmにわたる壮大なエローラ石窟寺院群をゆっくりと見学します。第16石窟のヒンドゥー教窟カイラーサナータ寺院はもちろん、数々の仏教窟ジャイナ教窟を見学します。その後、列柱に見事な壁画が描かれた、峡谷の中のピタルコーラ石窟を見学。
オーランガバード:ラマ・インターナショナル泊
4 オーランガバード
(アジャンタ石窟)
(オーランガバード石窟)
  終日、馬蹄形の岩山に数々の仏教窟が穿たれたアジャンタ石窟寺院群をゆっくりと見学。蓮華手菩薩の壁画をはじめ、見事な彫刻や壁画が残る石窟を数多くご覧いただきます。また、オーランガバード石窟寺院も見学します。
オーランガバード:ラマ・インターナショナル泊
5 オーランガバード
ブシャワール
ブシャワール
ボパール
08:00発
14:00着
午後発
(約6時間)
午前中、オーランガバード市内観光ビービーカマクバラ等)。その後、ブシャワールへ。着後、列車にてボパールへ。約6時間の列車の旅をお楽しみください。
ボパール:ジャハンヌマ・パレス泊
6 ボパール
(サーンチー)
(ビーマベトカ)
  終日、ボパール郊外の観光。2千年前のアショカ王時代のストゥーパ(仏塔)がほぼ完全な形で残るサーンチー遺跡、1万年前にさかのぼるといわれるビーマベトカの岩壁画を見学します。
ボパール:ジャハンヌマ・パレス泊
7 ボパール
デリー
デリー
朝発

00:05発
朝の国内線で、空路デリーへ。着後、デリー市内観光へ。夕食後、空港へ。直行便にて帰国の途につきます。
機中泊
8 東京 12:00着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝6/昼6/夜6:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エア・インディア

ご案内とご注意

査証(ビザ) インド(25ドル)、代行手数料(8~9月発:4,400円、10月~3月発:5,500円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヵ月、査証欄余白は2ページ以上必要です。
気候・服装 8~10月は、気温が上がり暑くなりますので、全行程夏服が基本となります。冷房対策に薄手の上着をご用意ください。11~3月は、日中は涼しく、長袖シャツに軽い上着程度で過ごせますが、朝晩は冷え込みますので、フリース等の防寒着もお持ち下さい。
利用予定ホテル 日程および下記をご覧ください。
■デリー、グルガオン:ホリデイ・イン、レッドフォックス、シティパーク、ミューズサロバールポルティコ、プライド・プラザ、フォーポインツバイシェラトン、ITCウェルカム、レモンツリー、ラディソン、ウムラオ、ノボテル、アイビス、グリッツ・ウェストエンド、タウラス・サロヴァール・ポルティコ
■ムンバイ:ジンジャー、ムンバイハウス、ミラドール、コヒヌールコンチネンタル、ミラージュ、ビッツ、スバパレス、ウェストエンド、ITCマラータ、ファリヤース、アンバサダー、イビス、エメラルド、ラミーゲストライン、ホリデイイン、ウォーターストーン、ホテル・オーキッド
観光について エレファンタ島へ向かう船は、天候上の理由により出港できないことがあります。
日程について インドの列車はスケジュールが変わりやすいため、日程変更を余儀なくされることがあります。
12/27発コースは日程3日目と4日目を入れ替えてご案内いたします。観光内容に変更はございません。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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