ツアーのポイント

PROFILE 同行ガイド 大谷 力 (おおたに ちから)

1964年生まれ。鳥類調査とバードウオッチングガイドの二足のわらじで活動しています。若かりし頃には、バックパック一つで国内各地はもとより、鳥を求めてアジア、北中南米、アフリカ、オセアニアを徘徊。日本ではまだ広く知られていないような鳥や場所に一層魅かれる、フロンティア好きです。旅の行く先で、「鳥がいなければこんな場所に一生来ることも無かっただろうな、それどころかこんな場所があることすら知らなかったろうな」と、よく感動にふけっています。何年ガイドをやっていても未だに自分が一番夢中になってしまいがちなのが困ったところですが、ぜひ皆さんと感動を分かち合いたいと思っています。

COLUMN 大谷さんが語る セネガルバードウォッチングの魅力

アフリカの探鳥ツアーは日本でも昔から人気ですが、その目的地のほとんどはサハラ以南のケニアやウガンダ、南アフリカ、あるいは北アフリカのモロッコといった国々でした。今回はこれまであまり注目されてこなかった西アフリカのサヘル(サハラ砂漠南縁の乾燥地帯)地域に、ニシカンムリショウノガンやヨツオビサケイ、ニシアフリカコゲラ、アフリカツバメトビ、コモンアフリカツリスガラ、コガネスズメなど多くの希少種や地域特産種を探しに行きます。中でも黄金色のヨタカ、その名もキンイロヨタカ(英名はゴールデン・ナイトジャー)は一見の価値があるでしょう。ぜひ見つけたい鳥の一つです。滅多に観察することができず、また分類的にも論争の的だったハジロミフウズラも、セネガルでは比較的見やすいことで知られています。これもぜひ見たいものです。

ツアー終盤には西アフリカ屈指の野鳥の繁殖地、広大なマングローブで知られるサルーム・デルタを訪れます。ここではボートに乗って、滅多に観察されることのないアフリカトラフサギを筆頭に、アフリカヒレアシ、アフリカオオアジサシ、ラケットヨタカ、ヨツオビサケイなどを探す予定です。

サヘル諸国は、政情不安で一般の旅行者が気軽には足を踏み込めないような国が多い中、セネガルはほぼ唯一民主的で安全な国家として知られています。また探鳥は比較的容易で写真撮影のチャンスも多いでしょう。更にこの季節になるとヨーロッパや北アフリカから多くの冬鳥も訪れるので、ますます鳥の種類は増えます。見どころ満載、珍鳥目白押しのセネガルへ、是非ご一緒しましょう。

キンイロヨタカ
アフリカツバメトビ

COLUMN 観察が期待できる野鳥

アフリカマメガン、キンイロヨタカ、ハイイロエボシドリ、アラビアオオノガン、ニシカンムリショウノガン、チャバラサケイ、ヨツオビサケイ、バライロシラコバト、アフリカヒレアシ、アフリカクロクイナ、ハジロミフウズラ、アフリカオオアジサシ、アフリカヘビウ、クロコサギ、アフリカツバメトビ、ミミヒダハゲワシ、ボードワンチュウヒワシ、アオエリネズミドリ、シアカハシコサイチョウ、マシコゴシキドリ、ニシアフリカコゲラ、ヒメチョウゲンボウ、シロエリセワタビタキ、アカハラヤブモズ、コモンアフリカツリスガラ、カワハウチワドリ、コオロギムシクイ、セミドリヒメムシクイ、オナガテリムク、ハイガシラテリムク、クロヤブコマ、コガネスズメなど

アラビアオオノガン
ハジロミフウズラ
ミミヒダハゲワシ

出発日と料金


2025年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
12月08日(月) ~
12月19日(金)大谷力さん同行
12日間828,000円
発着地 東京発着 最少催行人員 5名(8名様限定)・大谷力さん同行
燃油サーチャージ 32,200円(5月19日現在の見込み)
一人部屋追加代金 70,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
  • 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 東京 20:30発 空路、ソウル経由でエチオピアのアディスアベバへ。
機中泊
2 アディスアベバ
アディスアベバ
ダカール
07:45着
10:40発
17:40着
アディスアベバ着後、航空機を乗り換えて、バマコ経由の便でセネガルのダカールへ。着後、ホテルへ。
ダカール:バオバブソレリ泊
3 ダカール
リシャールトル
ポドール
早朝発
夕方着
専用車にてダカールを出発し北部のポドールへ終日移動。 道中、早速サヘル地域特産のオナガテリムクやハイガシラテリムクなどが観察できるかもしれません。
ポドール:ラクールドゥフレーヴェ泊
4 ポドール   終日、ポドール周辺でのバードウォッチング。半砂漠地帯に生息する野鳥を中心に探します。サヘル地域やその周辺に特有のコオロギムシクイやマシコゴシキドリ、ニシアフリカコゲラ、コモンアフリカツリスガラ、コガネスズメ、クロヤブコマ、バライロシラコバトなどに加え、西アフリカ特産のニシアカハシコサイチョウ、セミドリヒメムシクイ、シロエリセワタビタキなど多くの野鳥を探します。運が良ければキンイロヨタカを見つけることができるかもしれません。
ポドール:ラクールドゥフレーヴェ泊
5 ポドール
ジュッジ鳥類保護区
サンルイ
朝発
夕方着
前日の結果次第でポドール周辺で最後の探鳥。その後専用車にてサンルイへ移動。時間に余裕があればジュッジ鳥類国立公園に立ち寄ります。
サンルイ:ダイラマ泊
6 サンルイ 朝発
夕方着
終日サンルイ周辺でのバードウォッチング。サヘル固有種であるニシカンムリショウノガンやカワハウチワドリ、西アフリカ特産のハイイロエボシドリ、アカハラヤブモズなどを探します。クロコサギ、アフリカマメガン、アフリカクロクイナなどの水鳥類も豊富です。
サンルイ:ダイラマ泊
7 サンルイ
カオラック
朝発
夕方着
専用車にてセネガル南部のカオラックへ向かいます。道中、ハジロミフウズラを探します
カオラック:レライス泊
8 カオラック
トゥバクタ
(サルーム・デルタ国立公園)
朝発
午後着
専用車にてトゥバクタへ。着後、セネガルの中でも特に鳥類の豊富な地域のひとつであるサルーム・デルタ国立公園でのバードウォッチング。アフリカツバメトビやヒメチョウゲンボウ、ボードワンチュウヒワシ、ヨツオビサケイ、アフリカヒレアシ、アフリカオオアジサシなどの観察チャンスがあります。
トゥバクタ:ディオスファラ泊
9 トゥバクタ   前日に引き続きサルーム・デルタ国立公園でのバードウォッチングをお楽しみください。
トゥバクタ:ディオスファラ泊
10 トゥバクタ
ダカール
朝発
午後着
朝、時間が許せばサルーム・デルタ国立公園で最後の探鳥。専用車にてダカールへと戻ります。
ダカール:バオバブソレ泊
11 ダカール
アディスアベバ
アディスアベバ
08:00発
21:00着
22:35発
航空機にてバマコ経由アディスアベバへ。着後、航空機乗り換え、ソウル経由で帰国の途につきます。
機中泊
12 東京 19:30着 着後、解散。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝9/昼8/夜9:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:エチオピア航空

ご案内とご注意

査証(ビザ)

不要です。旅券の残存有効期間はセネガル入国時6ヶ月以上、査証欄余白は見開き2ページ以上必要です。

気候・服装 この時期は乾季にあたります。日中は夏服で過ごせますが、日差しが強いので日除け対策をお願いします。朝晩は少し気温が下がりますので、上着もご用意ください。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
野鳥観察について

写真や日程表に記載のある野鳥は必ずしも見られるとは限りません。予めご了承ください。

予防接種・マラリアについて 黄熱病の予防接種の証明書が必要です。また、マラリアに対する注意が必要な地域です。長袖シャツに長ズボンなど肌を露出しない服装が最適です。予防薬もございますので、詳しくは担当までお問い合わせください。
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。
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