ツアーのポイント
ポイントコンゴ川(旧ザイール川)によって隔てられた2つのコンゴの見どころを巡る
コンゴ川によって隔てられたコンゴ民主共和国(旧ザイール)とコンゴ共和国。両国の首都であるキンシャサとブラザビルを隔てるコンゴ川をボートで渡り、2つのコンゴの見どころを巡ります。仮面舞踊や地元の伝統的な王国への訪問など、首都の観光だけでない中部アフリカの文化を体験できるでしょう。
ポイントコンゴからガボン最奥地まで訪れる特別企画
コンゴから陸路で国境を越えて、ガボン最奥地ルケディでマンドリルを探します。また、国境付近の町に広がるルコニキャニオンの絶景もご覧いただきます。
COLUMN ガボン最奥地ルケディへ
パルク・ドゥ・ルケディはガボン国内で孤児となって保護されたゴリラやチンパンジー等へのリハビリテーションの取り組みで知られています。保護された個体は、フランスビルにある霊長類学センターでリハビリを受けた後、保護区内の森に戻され現在70頭程が暮らしています。これらの保全活動はエコツーリズムに直接結びついて、地域住民の収入を生み出しています。ガイドとともに原生林に生息するマンドリルの群れを探すほか、保護区内のサバンナでのドライブサファリやチンパンジーの生息する森にかかる吊り橋を渡りながらの散策をお楽しみください。
マンドリルを探して保護区を歩く
チンパンジーの生息する森にかかる吊り橋COLUMN 2つのコンゴ 「コンゴ民主共和国」と「コンゴ共和国」
アフリカ大陸の心臓部にあたるコンゴ盆地、そしてそこに流れるアフリカ最大の流域面積を誇るコンゴ川(旧ザイール川)。この大河を挟むように広がるのがコンゴ民主共和国とコンゴ共和国です。15世紀頃まではコンゴ王国として現在のアンゴラを含む地域がひとつの国として存在しましたが、16世紀のポルトガルによる征服の後、19世紀にベルギー領(現在のコンゴ民主共和国)とフランス領(現在のコンゴ共和国)とポルトガル領に分けられました。アルジェリアに次いでアフリカで2番目の国土を誇り、キンシャサを首都とするのがコンゴ民主共和国です。一方、コンゴ共和国の首都はブラザビル。1880年、フランス人の探検家ピエール・ブラザが発見し、自分の名を取って名付けました。
探検家ピエール・ブラザの偉業を記念して建てられたブラザメモリアル
キンシャサの大統領府に建つローランカビラ廟
キンシャサの市場にて
サプール(お洒落で優雅な紳士協会)の男性たち出発日と料金
| 2026年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
|---|---|---|---|
| 09月04日(金) ~ 09月16日(水) |
13日間 | 1,488,000円 | ![]() |
| 発着地 | 東京発着 | 最少催行人員 | 8名(12名様限定)・添乗員同行 |
|---|---|---|---|
| 燃油サーチャージ | 49,600円(10月21日現在の見込み) | ||
| 一人部屋追加代金 | 88,000円 | ||
| 国際線のビジネスクラス | 追加代金等の詳細はお問い合わせください。 | ||
| 現地合流・離団について | 基本的に可能ですが、詳細はお問い合わせください。 | ||
- 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
- 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。
- 相部屋ご希望の場合でもご出発時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は、一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
ツアー日程表
| 地名 | 時刻 | スケジュール | |
|---|---|---|---|
| 1 | 東京 | 21:25発 | 空路、東京よりソウル経由でエチオピアのアディスアベバへ。
機中泊
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| 2 | アディスアベバ アディスアベバ キンシャサ |
06:45着 10:00発 12:10着 |
アディスアベバ着後、航空機を乗り換えてコンゴ民主共和国のキンシャサへ。着後、キンシャサ市内観光(国立博物館、コンゴ動乱の最中に暗殺された初代首相パトリス・ルムンバ像等)。
キンシャサ泊
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| 3 | キンシャサ (タタゴンダ信仰の村) キサントゥ ゾンゴ |
朝発 夜着 |
朝、専用車にて南に向かいキサントゥへ。途中、独自のタタゴンダ信仰にもとづく村を訪ねます。村人と交流し、キリスト教と土着の信仰が結びついたユニークな価値観にふれます。キサントゥ着後、1900年に設立された植物園を訪れます。その後、ゾンゴへ。
ゾンゴ泊
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| 4 | ゾンゴ (ゾンゴの滝) キンシャサ |
朝発 夕方着 |
専用車にてキンシャサに戻ります。途中、激しい水量をもってコンゴ川の支流に流れ込むゾンゴの滝を見学します。キンシャサ着後、コンゴ動乱の最中に暗殺された初代首相パトリス・ルムンバ像やキンシャサ最大規模のマーケットを訪れます。
キンシャサ泊
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| 5 | キンシャサ (国境) ブラザビル |
朝発 午後着 |
ボートでコンゴ川を渡り国境を越えてコンゴ共和国のブラザビルへ。着後、市内観光(自由広場、聖アン教会、フランス人探検家ブラザのモニュメント、コンゴ川の急流等)。また、高級なスーツを纏うサプールと呼ばれる男性たちとの交流もお楽しみください。
ブラザビル泊
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| 6 | ブラザビル (ムベの王領) ンガベ |
朝発 夕方着 |
朝、コンゴ川沿いを北上してンガベへ。着後、現在のガボンからコンゴ民主共和国にまたがり存在したテケ王国の最後の女王ンガリフォウロウと夫イルー1世がフランス代表のブラザと外交交渉にあたった事で有名な世界遺産登録候補地ムベの王領を訪問します。ケベケベのダンスも鑑賞いただきます。
ンガベ泊
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| 7 | ンガベ ガンボマ |
朝発 夕方着 |
午前中、北上してプラトー県の中心部に位置するガンボマへ。途中、テケ族の多く暮らす地域で伝統的なテケ王国の王族を訪ねます。
ガンボマ泊
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| 8 | ガンボマ (国境) ルコニ フランスビル |
朝発 夜着 |
朝、専用車にて西へ。国境を越えてガボンの最東端であるオートオゴウェ州へと入ります。両国にまたがる標高550mから830mのバテケ高原のガボン側の国境の町ルコニへ。ガボン最長のオゴウェ川やコンゴ共和国から大西洋に流れるニアリ川の源流となる高原ルコニキャニオンを訪れます。複雑な岩相と険しい断崖からなる渓谷美をご覧いただきます。その後、探検家ブラザが解放奴隷の定住地として建設したオートオゴウェ州の州都フランスビルへ。着後、首都リーブリビルから669㎞の距離を走るトランスガボン鉄道の終着駅(外観)をご覧いただきます。
フランスビル泊
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| 9 | フランスビル (パルク・ドゥ・ルケディ) モアンダ |
朝発 夕方着 |
朝、専用車に分乗して私営保護区であるパルク・ドゥ・ルケディへ。6名様1組のみでジャングル内を歩きマンドリルを探します(約1.5時間、1日1組まで)。午後は全員で保護区内でのドライブもお楽しみください。東京ドーム3,000個分の保護区内ではミソンボ川とルケディ川の2つの川と湖があり、チンパンジーやゴリラ、マンドリルなどの霊長類のほかシタツンガ、ブッシュバック、バッファローなどの大型哺乳類が生息しています。 ※マンドリルの散策はドライバーとのみ行います。その間添乗員は他のお客様とオゴウェ川にかかるポウバラの滝やかずら橋へご案内します。 モアンダ泊
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| 10 | モアンダ (パルク・ドゥ・ルケディ) モアンダ |
朝発 夕方着 |
前日に引き続き専用車に分乗してパルク・ドゥ・ルケディへ。前日同様6名様1組のみでジャングル内を歩きマンドリルを探します(約1.5時間、1日1組まで)。午後は全員で保護区内でのドライブもお楽しみください。ガボンの原生林とサバンナ、湿地帯が広がる中部アフリカの自然を体感できるでしょう。その後、モアンダに戻ります。 ※マンドリルの散策はドライバーとのみ行います。その間添乗員は他のお客様とオゴウェ川にかかるポウバラの滝やかずら橋へご案内します。 モアンダ泊
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| 11 | モアンダ フランスビル リーブルビル |
朝発 午前発 午後着 |
朝、フランスビルへ戻ります。午前中の国内線で首都のリーブルビルへ。着後、クラフトマーケットを見学します。
リーブルビル泊
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| 12 | リーブルビル アディスアベバ アディスアベバ |
14:05発 20:50着 22:35発 |
朝、簡単な市内観光(聖ミカエル教会等)を見学。その後、昼の航空機にてアディスアベバへ。着後、航空機を乗り換え、ソウル経由で東京へ帰国の途に就きます。
機中泊
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| 13 | 東京 | 20:05着 | 着後、解散。 |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝10/昼9/夜10:機内食は除く
- 利用予定航空会社:エチオピア航空
ご案内とご注意
| 査証(ビザ) | コンゴ共和国(14,000円)、コンゴ民主共和国(390米ドル)、ガボン(10,000円)代行手数料(5,500円X3カ国)、 写真2枚。旅券の残存期間はコンゴ民主共和国入国時6カ月以上、査証欄の余白は4ページ以上必要です。また、査証申請時に黄熱病予防接種証明書が必要です。ご旅行の際は必ず英語表記の契約証明書を持参してください。 |
|---|---|
| 気候・服装 | 設定時期は乾季のベストシーズンです。日中は30℃近くまで上がり夏服が基本となりますが、マラリアの発生地であるため、長袖シャツに長ズボンなど肌を露出しない服装が最適です。朝晩は冷え込みますので上着もお持ちください。雨が降ることがありますので、上下セパレート式のしっかりとした雨具は必携です。靴は運動靴が最適です。 |
| 利用予定ホテル |
■キンシャサ:インベスト、レオン、ベアトリス、グランド、セルトン、ルントゥ、アマリツァ、ヴェヌス、プヴー、ノボテル、メムリン |
| 宿泊について | 宿泊施設の多くはバスタブがなくシャワーのみであったり、お湯の出が悪い等十分な設備が整っていないことがあります。ロッジでは電気に時間制限があるなど設備は整っていません。ガボンの宿は首都をのぞいて非常に簡素です。タオルや懐中電灯、室内で使用するコップは必携です。 |
| 日程について | このコースで訪れる地域は観光客の受け入れ体制が整っているとはいえません。稀に日程表中の博物館や見学地が予告なしに休館となり、見学できないことがあります。その場合は代替の場所にご案内します。ボートで国境を越える際は出入国手続きに時間がかかることがあります。3ヶ国とも内陸では未舗装の悪路を移動するため、道路状況によっては予定の所要時間を大幅に上回ることがあります。予めご了承ください。 |
| 荷物について | スーツケースでのご参加が可能ですが、移動の際の車両には荷物を置くスペースに限りがありますので、キャスターを含めて高さ70cm以内の中型のスーツケースでご参加ください。 |
| 写真撮影について | 首都キンシャサやブラザビルでは写真撮影を嫌うことがほとんどの為、公共の場での写真撮影は十分な注意が必要です。撮影しているところを軍人や警察官に目撃された場合、カメラや携帯の没収や身柄を拘束される等の可能性があります。 |
| マンドリルの観察について | パルク・ドゥ・ルケディでの午前に行うマンドリルの観察は6人一組のため、参加人数によっては2つのグループなど翌朝に分かれることがあり、添乗員は同行せずドライバーのみが案内します。またドライブサファリも分乗となり、その場合も添乗員が同行しない場合があります。同行する現地スタッフ・ドライバーは仏語のみの場合があります。また、観察時間には制限が設けられる場合があります。パルク・ドゥ・ルケディは私営保護区のため、ゴリラのグループ内の抗争など野生動物の状態やスタッフの勤務体系の変更などにより訪問ルールが予告なく変更される場合があり、公園内でのアクティビティは別の観光に変更せざるを得ない場合があります。その場合は変更補償金の対象外とさせていただきますが現地で柔軟に対応させていただきます。写真や日程内の動物は野生動物のため、必ずしも観察できるとは限りません。 |
| 予防接種について | 黄熱病の予防接種の証明書が必要です。また、3ヶ国共にマラリアが発生しています。虫除け対策が必須です。予防薬も販売されていますので、詳しくは担当までお問い合わせください。 |
| 旅行条件について | 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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