アルジェリアの
みどころ紹介
Introducing the highlights
地中海沿岸にはフランス植民地時代の建築を残す町や古代ギリシャ・ローマ時代の遺跡が点在し、「北アフリカのパリ」と呼ばれたアルジェの町並みや壮大な遺跡群が見どころ。 そして、独特の建築と文化が息づく世界遺産「ムザブの谷」と、南部には雄大なサハラ砂漠が広がっています。
北部
アルジェ
Algiers
アルジェはアルジェリアの首都で、地中海沿岸に位置する美しい港町です。「白い街」と呼ばれるように、白壁の建物が丘の斜面に広がる独特の景観が特徴です。歴史ある旧市街カスバはユネスコ世界遺産に登録されており、迷路のような細い路地やオスマン朝時代のモスク、宮殿が残っています。フランス植民地時代の建築も街の各所に見られ、イスラム文化とヨーロッパ文化が融合した独自の雰囲気を醸し出しています。政治・経済・文化の中心地でもあります。
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北部
オラン
Oran
アルジェリア北西部に位置するオランは、首都アルジェに次ぐ第2の都市です。「二頭のライオン」を意味する名の通り、活気に満ちた港湾商業都市として発展しました。スペインやオスマン帝国の影響を受けた歴史的建造物が多く、ライ音楽発祥の地としても有名。音楽と芸術の中心地として文化的な魅力にもあふれています。また、アルベール・カミュの小説『ペスト』の舞台でもあります。
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北部
ジェミラ
Djemila
ジェミラはアルジェリア北東部の山間に位置する古代ローマ都市遺跡で、ユネスコ世界遺産にも登録されています。かつて「クイクル」と呼ばれたこの都市は、紀元1〜3世紀に栄えたローマ帝国の地方都市で、劇場、フォーラム、浴場、神殿などが驚くほど良好な状態で残っており、アルジェリアで最も美しい遺跡とされ、訪れる人を魅了しています。美しいモザイク画も数多く発見されており、当時の市民生活や宗教観を今に伝えています。
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北部
ティパサ
Tipasa
アルジェリア北西部の地中海沿岸に位置するティパサは、古代ローマ都市の遺跡が残る世界遺産です。フェニキア人の交易拠点として始まり、ローマ帝国の軍事都市として発展しました。美しい海岸線と点在する遺跡群は、歴史と自然が調和した景観を作り出しています。特に、円形劇場やバシリカなどの保存状態が良く、ローマとキリスト教初期の建築が融合した遺構群は見応えがあります。
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北部
ティムガッド
Timgad
アルジェリア北東部の山岳地帯に位置する古代ローマ都市の遺跡で、「アフリカのポンペイ」とも称される保存状態の良さが特徴です。紀元1世紀、ローマ皇帝トラヤヌスによって退役軍人のための植民都市として建設され、碁盤目状の都市計画が今もはっきりと残っています。凱旋門、劇場、図書館、フォーラム、公衆浴場などの建築物が見事に残存しており、ローマ都市文化の息吹を感じられます。ユネスコ世界遺産にも登録されています。
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北部
ベニ・ハマッド
Beni Hammad
ベニ・ハマッドはアルジェリア北東部の山岳地帯に位置する中世イスラム都市の遺跡で、ユネスコ世界遺産に登録されています。11世紀初頭、ハマッド朝によって築かれたこの都市は、当時の政治・文化の中心として繁栄しましたが、1152年にムワッヒド朝によって破壊され、わずか80年ほどで滅亡した幻の都市となりました。現在では壮大な城壁跡、宮殿、ミナレット(尖塔)などが残り、イスラム建築の優れた技術と美学を今に伝えています。
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北部
シェルシェル
Cherchell
アルジェリアの地中海沿岸に位置するシェルシェルは、古代ローマの都市カエサレアとして栄えました。かつてはマウレタニア王国の首都であり、その歴史的遺産が豊富に残されています。特に、ローマ劇場や公衆浴場跡が有名で、シェルシェルの博物館には、発掘された美しい彫刻やモザイク画が数多く展示されており、古代地中海世界の文化にふれることができます。
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北部
コンスタンティーヌ
Constantine
アルジェリア北東部に位置する古都で、「橋の都」として知られています。深い渓谷に囲まれ、複数の壮大な橋が市街地をつないでいる独特の地形が魅力です。古代には「シルタ」と呼ばれ、ローマ帝国やイスラム時代を経て発展しました。歴史的建築物や旧市街の風情が残る一方、現代的な都市機能も備えています。市内には国立博物館やアフメド・バイ宮殿など見どころも多く、歴史と自然が融合した文化都市として知られています。
中部
ムザブの谷
M’Zab Valley
アルジェ中部、俗世から離れたベルベルの民が密やかに暮らす小さな世界ムザブの谷。約千年前にこの不毛の涸れ谷に流れ着いたムザブ族の人々は、深く井戸を掘り、機能的な灌漑システムを整え、ナツメヤシを植林し、オアシスを築きました。ムザブの谷は「ガルダイア」「エル・アティフ」「ブ・ヌーラ」「ベニ・イスゲン」「メリカ」の5つの町から構成され、それぞれの町にはモスクのミナレットを中心として、同心円状にパステルカラーに塗られた四角形の家々が丘の斜面を埋めるように建ち並んでいます。
中部
ワルグラ
Ouargla
ワルグラはアルジェリア南東部、サハラ砂漠の北縁に位置するオアシス都市です。古くから交易の拠点として栄え、ベルベル系の住民による土造りの建築や迷路のような旧市街が魅力です。一方で、都市中心部には近代的な建物も多く、南部の油田地帯ハシ・メサウドへの拠点となる空港があります。郊外の砂丘の塩湖には冬の間ヨーロッパからの渡り鳥やフラミンゴが営巣し、砂丘を舞うフラミンゴが見られるところです。
中部
エル・ウェッド
El Oued
アルジェリア中東部のチュニジア国境近くに位置するエル・ウェッドは、かつては「1000のドームのある町」とも呼ばれたスーフ地方の中心地です。夏には日中60℃を越えるこの地域で暑さを緩和するためにドーム状の屋根が発達しました。ナツメヤシの栽培が盛んで、砂漠の真ん中にある美しいオアシスとして、独特の景観と文化を育んでいます。
中部
エル・ゴレア
El Golea
アルジェリアの西に広がるグランド・エルグ・オクシデンタル(東部大砂丘)の東端にある町。かつては交易の要所として栄え、イスラム建築とベルベル文化が融合した独特の町並みが魅力です。フランス人冒険家ブリュネル・リヴィエールの拠点でもありました。町のはずれの教会には、アセクレム高原の小屋で布教を行ったシャルル・ド・フーコーの墓があります。
中部
ティミムーン
Timimoun
ティミムーンはアルジェリア中部、サハラ砂漠西部に位置するオアシス都市で、「赤い町」とも呼ばれる美しい赤土の建物が特徴です。伝統的な様式の建築や、ナツメヤシの緑が広がるオアシス風景が魅力。古代のキャラバン交易路の要衝でもあり、豊かな歴史とベルベル文化が息づく魅力的な場所です。
南部
ジャネット
Djanet
アルジェリア南部に位置するジャネットは、サハラ砂漠の中に広がる美しいオアシス都市です。近郊にはユネスコ世界遺産にも登録されたタッシリ・ナジェール国立公園があり、数千年前の岩絵が多数残されています。トゥアレグ文化の影響も色濃く、独自の風土と歴史を体感できる場所です。
南部
アセクレム高原
Asekrem
標高2,600mのアルホッガー(アハガル山地)アセクレム高原(アセックラム高原)。ここは砂のサハラではなく、岩峰が連なり、まるで未知の惑星のような景観です。その景色とともに夕焼け・朝焼けの美しさで有名で、高原の岩山の上には20世紀初頭にこの地で隠遁生活を送った、シャルル・フーコーのエルミタージュがあります。
南部
タッシリ・ナジェール
Tassili n'Ajjer
アルジェリア南東部、サハラ砂漠の最深部に広がる「タッシリ・ナジェール台地」。全長800㎞、幅60㎞にも及ぶ広大な砂岩地帯で、その名はトゥアレグ族の言葉であるタマシェク語で「水の多い台地」を意味します。太古の昔、この地が緑豊かな湿地であったことを今に伝える10000点以上の壁画が残っており、世界遺産に登録されています。
南部
タダラート
Tadarat
アルジェリア南部、リビア・ニジェールと国境を接するタダラート山地。岩と砂のコントラストが最も美しいサハラの姿が見える場所とも言われ、独特の赤褐色の岩壁や奇岩群が連なる自然の芸術作品と称されています。最深部にはアルジェリア最大級の砂丘群ティン・メルズーガが広がります。
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南部
タマンラセット
Tamanrasset
アルジェリア南部最大の都市であり、サハラ砂漠の中心にあるオアシス都市です。トゥアレグ族の文化が色濃く残り、砂漠交易の要衝として栄えました。アルホッガー(アハガル山地)、アセクレム高原への拠点であり標高1,320mに位置します。
アルジェリアを知る
Algeria's Attraction
アフリカ最大の国土を誇り、自然環境、文化、民族と多様性に溢れているアルジェリア。そんなアルジェリアを知るための3つのコラムをご紹介します。
アルジェリアを知るためのコラム その1
静謐のイスラム世界
ムザブの谷
地中海沿岸に位置する首都アルジェから450㎞南下したサハラ砂漠に、俗世から離れたベルベルの民が密やかに暮らす小さな世界が広がっています。約千年前にこの不毛の涸れ谷に流れ着いたムザブ族の人々は、深く井戸を掘り、機能的な灌漑システムを整え、ナツメヤシを植林し、オアシスを築きました。ムザブの谷は、「ガルダイア」「エル・アティフ」「ブ・ヌーラ」「ベニ・イスゲン」「メリカ」の5つの町から構成され、それぞれの町にはモスクのミナレットを中心として、同心円状にパステルカラーに塗られた四角形の家々が丘の斜面を埋めるように建ち並んでいます。5つの町はイスラム都市特有の機能分化に基づいて計画され、宗教、商業、防衛、農業・水資源管理といった異なる役割を担っており、11世紀初頭から連綿と続く共同体が今なお息づいています。当時の建物が姿をとどめる町を歩けば、あたかも中世イスラム世界へタイムトリップしたかのような錯覚に陥るでしょう。アルジェリア人の99%はイスラム教徒で、その大多数はスンニ派に属します。一方、ムザブの谷の住人はイスラム教黎明期にイラクで興ったハワーリジュ派の流れを汲むイバード派を信奉しています。この宗派ではコーランの規律を厳格に守り、禁欲的で質素な生活が求められます。8世紀末、イバード派のルスタム朝がアルジェリア北西部に勃興し、土着のベルベル人は次々と改宗しました。最盛期には北アフリカの大部分を占めましたが、スンニ派諸勢の台頭により衰退。辺境へと追いやられた人々は流浪の末この地に辿り着き、1012年に谷で最古の町エル・アティフを築きました。今なおイスラム法の規律を遵守する彼らは「イスラム教の清教徒」とも呼ばれます。
ミナレットを中心に広がるガルダイアの街並み
町を案内してくれるムザブ族のガイド
ムザブの谷を訪れてみると、人々はどこかよそよそしく、決して歓迎されている雰囲気ではありません。また、異教徒はガイドの同行が観光時の必須条件となります。町のミナレットへ続く路地は迷路のように入り組み、静謐の時が流れます。谷の人々は皆、敬虔なイスラム教徒であり、サラート(礼拝)の時刻には町から人影が消え、人々はモスクに身を寄せ祈りを捧げます。女性は外出する際、「ハイク」と呼ばれる白い布を全身に纏い、既婚女性は布の隙間から片目だけを覗かせます。彼女たちは撮影対象とするどころか話しかけることすら許されません。一方、ムザブの谷で最も栄えているガルダイアの市場は賑やかです。瑞々しい果実や野菜が店先に並び、華やかな絨毯や民族衣装などの民芸品も売られています。活気溢れるこの場所では、無表情な印象だった谷の住人もどこか朗らかに見えます。異邦人である私たちは、そうした谷の日常を少しばかり覗かせてもらうのです。
迷路のような路地
イバード派の聖人 シディ・アイサの墓
アルジェリアを知るためのコラム その2
千年の眠りから目覚めた古代都市 ティムガッド
アルジェリア第二の都市コンスタンティーヌ南方の高原に、その保存状態の良さから「アフリカのポンペイ」と呼ばれる都市遺跡があります。その都市の名はティムガッド。ローマ軍第3軍団アウグスタの退役兵のために造られた街でした。ローマ帝国の中期にはローマ軍に6つの軍団があり、アウグスタはその一つとしてティムガッド近くのランバエシスに駐屯していました。兵役を務めて退役し、ローマ市民権を持った者たちが増え続けたため、彼らが暮らす都市を造る必要性が生まれました。そしてトラヤヌス帝の時代の紀元100年に、駐屯地からほど近い地に新しい植民都市が建設されたのです。ティムガッドは最盛期には1万人以上の人口を数え、月日と共に都市自体も拡張されていきました。
北から遺跡に入り、南北を貫くカルドを歩いて中心へと向かっていきます。ほどなく、中心部を東西に貫く基幹道路「ディクマヌス」にぶつかります。ディクマヌスの西の先に、この街を建設したトラヤヌス帝の名を冠した凱旋門が聳え立っています。街の南側には、最盛期には14あったという公共浴場の一つの跡があり、南東には巨大な円形劇場跡が残ります。観客席の上からは街が一望でき、この街の巨大さを実感することができます。そして円形劇場近くに残るフォーラムには、当時のラテン語の落書きが今でも残っています。落書きの意味は「狩りをし、風呂に入り、ゲームをし、そして笑う。これが人生だ」。現役時代、戦場を渡り歩き熾烈な人生を送った軍人達。引退後に暮らしたティムガッドで安息の日々を過ごす彼らの気持ちをよく表しています。
退役軍人の街として発展していったティムガッド。ローマ帝国の後、ビザンツ帝国もこの街を利用しますが7世紀のアラブの侵入、さらに8世紀の地震により砂に埋もれ忘れ去られます。その後、英国人探検家がティムガッドを発見したのは、砂漠に消えてから1000年が経過した1700年代のことでした。
都市の中心部を東西に貫く基幹道路ディクマヌスに聳え立つトラヤヌス門
セプティスの市場の店の看板
アルジェリアを知るためのコラム その3
写真で見る!砂漠の大画廊「タッシリ・ナジェール」
1933年、フランスのラクダ部隊のブルナン中尉によって偶然発見された岩絵は、約7000年前に描かれたものと判明。描かれた内容により年代が分類されており、数千年にわたりさまざまな民族がこの地で暮らしていたことを物語っています。これらの岩絵は、古代の人々の生活や信仰、そして当時の自然環境を現代に伝える、貴重な文化遺産として1982年にユネスコの世界遺産にも登録されています
別の惑星に来たかのような奇岩の森を歩き、古代の岩絵を訪ねる
古代から伝わるトゥアレグ族の物語
アフリカスイギュウとされるディデールの岩刻画
円頭人様式の岩絵の傑作のひとつ「タン・ズマイタクの岩絵」
セファールに残る牛の時代の人々の暮らしを描いた岩絵
騎馬の様子が描かれた「トゥーハミの岩絵」
約2万点とも言われる岩絵が残る
セファールの白い巨人
「Rock City」と呼ばれるタムリットの奇岩群にて星空キャンプ
トゥアレグの人々と焚き火を囲んでの食事
アルジェリアの歴史
History
サハラ砂漠に眠る人類最古の記憶タッシリナジェールの岩絵から、 ローマ、オスマン帝国、フランスといった大国の支配、そして独立まで。 地中海とアフリカが織りなす悠久の歴史を、年表を軸に紐解きます。
よくある質問
Frequently Asked Questions
日本ではあまり知られていないアルジェリアへ旅行するとなると心配事も多いかと思います。お客様からよく問い合わせをいただく事柄をご紹介しますので、是非参考にされてください。
ベストシーズンはいつですか?
北部は地中海に面しアトラス山脈を抱え、南には広大なサハラ砂漠が広がります。そのため旅のベストシーズンは場所によって異なります。 北部と中部は地中海性気候で、年間を通して観光に適しています。夏は高温ですが湿度が低く過ごしやすく、冬も東京より暖かめです。 南部(サハラ地域)は砂漠気候で、10月から4月がベストシーズンです。夏は40℃を超える日もありますが、乾燥しており、昼夜の寒暖差が大きいのが特徴です。
どのような服装で行けばいいですか?
北部の地中海沿岸や都市部では、夏は通気性の良い薄手の長袖シャツやパンツがおすすめです。日差しが強いため帽子やサングラス、日焼け止めも必須。冬は比較的温暖ですが、日本と同じ冬服が基本です。南部のサハラ砂漠地域は昼夜の気温差が大きく、日中は半袖でも過ごせますが朝晩は冷え込むため、防寒用の上着が必要です。また、イスラム教徒が多い国なので、女性は肌の露出を控え、肩や膝を隠す服装が望ましいです。男女ともに現地の文化を尊重した服装を心掛けましょう。
食事が口に合うか心配です
アルジェリア料理は地中海・フランス・アラブ・ベルベル文化が融合した多彩なバリエーションが魅力です。北部ではフランスの影響が強く、パン、パスタなどが一般的です。地中海沿岸では、新鮮な魚を使った料理が豊富で、魚のスープやグリルなどが楽しめます。中部から南部のサハラ地域では、クスクスに羊肉やラクダ肉のスープ、カバブ、ナン、ナツメヤシのデザートなど、砂漠ならではの食文化が体験できます。
どのようなお土産がありますか?
特に有名なのは甘くて美味しいデーツ(ナツメヤシ)です。日持ちも良く、甘みが凝縮された逸品です。アルジェリアワインや良質なオリーブオイル、アーモンドやピスタチオを使った甘いお菓子、香辛料なども人気があります。工芸品・民芸品では、サハラ地域のトゥアレグ族のシルバーアクセサリーが個性的で目を引きます。ガルダイア地方の手織りカーペットや陶器、革製品も美しいお土産になります。特に値札はなく高価なものもあるので、買い物には交渉も必要です。
イスラム教の国ですがお酒は飲めますか?
ごく一部の認可されたレストランなどでしか購入できないため、基本的にご旅行中にお酒を手に入れることは難しいです。お土産用に帰りの空港で、ビールやアルジェリアワインを購入できる程度とお考えください。
英語は通じますか?
アルジェリアでは英語が全く通じないわけではありませんが、全体的にはフランス語の方がはるかに通じやすいです。公用語はアラビア語とベルベル語で、特に都市部ではアラビア語が一般的に使われています。
現地で使うお金は何を持っていけばよいですか?
アルジェリアではクレジットカードの利用範囲は非常に限定的です。そのため現地通貨のディナールを準備する必要があります。日本円からの両替はできない又はレートが非常に悪いため、ユーロ又は米ドルをご用意ください。旧フランス植民地ということもあり、特にユーロをお持ちいただくことがお勧めです。
ホテル事情はどうですか?
アルジェリアのホテルは地域によって差があります。首都アルジェや主要都市では、国際チェーンから伝統的なリヤドやカスバを利用したホテルまで充実しています。一方、地方や砂漠地域ではホテルの数が限られ、バスタブがなくシャワーのみでお湯の出が悪いなど、設備も簡素な場合が多いです。全体的としてWi-Fiは提供されていますが不安定な場合もあります。
■電圧:220ボルト
■プラグ:ピン2本のCタイプ又はSEタイプ