ツアーのポイント

ポイント 冬のパキスタン北部でユキヒョウを追う特別企画

1月半ば、パキスタン北部の山岳地帯は厳冬期を迎え、積雪が予想される季節です。そしてユキヒョウの繁殖期が始まります。2022年の冬に最も観察頻度がよかった時期に合わせて設定した特別企画です。 この時期は日照時間が短くユキヒョウの行動時間が長くなり、比較的標高の低い3,000~3,500m付近での観察が中心になります。雪が降ると足跡残るためより見つけやすくなります。 上部フンザの村に滞在し、毎日クンジュラブ国立公園とKVO保護区を訪れ、ユキヒョウを探します。ユキヒョウ、ヒマラヤアイベックスの他、ヒゲワシ、ヒマラヤセッケイ、イワシャコなど山岳高地ならではの野鳥の観察も期待できます。

ユキヒョウ
観察の様子

COLUMN 冬のパキスタンだからこそ出会える野生動物

冬はヒマラヤアイベックスの群れが村近くまで下りてくる季節。ヒマラヤアイベックスを追ってユキヒョウも村近くに現れることがあります。村の畑や付近の岩場ではヒマラヤセッケイ、イワシャコなどの野鳥の観察のチャンスも。クンジュラブ国立公園ではヒゲワシやヒマラヤハゲワシを見ることもあります。上部フンザのワヒ族の村に滞在し、国立公園のスタッフや村人の案内で冬景色と野生動物の観察を楽しみます。

ヒマラヤアイベックス
ヒゲワシ
ユキヒョウ
ヒマラヤセッケイ
シラガシラジョウビタキ
イワシャコ
アカギツネ

COLUMN ソルトレンジ(塩の山脈)のパキスタン固有種「パンジャーブウリアル」

パンジャーブ州、ソルトレンジ(塩の山脈)の丘陵地帯に生息するパンジャーブウリアル。ウリアルは偶蹄目ウシ科ヒツジ属の哺乳類。雄の角は弧を描いて大きく巻き、首の下に長い毛の房がある野生のヒツジです。南アジアから中央アジアにかけての山岳地帯に生息し、パキスタンのパンジャーブ地方に生息するウリアルはインドのラダックウリアルと同じ扱いをされていましたが、2016年にパンジャーブウリアルとして独立種になりました。さらに、このパンジャーブウリアルはパンジャーブ州のジェルム川からインダス川の間にあるソルトレンジ(塩の山脈)とカラチッタ山脈のみに生息する、パキスタン固有種であるだけでなく、パンジャーブ州固有種なのです。観察の難しい種ですが、1~2月は繁殖期にあたりオスの姿を見るチャンスがある唯一の季節です。

パンジャーブウリアル
ソルトレンジ(塩の山脈)

出発日と料金

2023年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
01月16日(月) ~
01月31日(火)
16日間 798,000円
発着地 東京・大阪発/東京着 最少催行人員 2名(3名様限定)・添乗員同行
燃油サーチャージ 56,800円(11月17日現在の見込み)
一人部屋追加代金 68,000円
国際線のビジネスクラス 追加代金等の詳細はお問い合わせください。
  • 海外での空港税諸税は旅行代金に含まれています。
  • 相部屋ご希望の場合でも、締め切り時点で相部屋の方がいらっしゃらない場合は御一人部屋追加代金が必要となります。予めご了承ください。
  • 少人数限定コースのため再利用割引・特別割引はありません。
  • 燃油サーチャージ額は、原油価格の変動により変更することがあります。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 東京
バンコク
大阪
バンコク
バンコク
イスラマバード
11:45発
16:45着

11:00発
15:45着

18:45発
22:20着
空路、バンコクへ。着後、航空機を乗り換えイスラマバードへ。
※添乗員はイスラマバードにてお出迎えいたします。
イスラマバード:ルーミー泊
2 イスラマバード
チラス
07:00発
19:00着
専用車にて、カラコルム・ハイウェイを北上しチラスへ。
チラス:シャングリラ・インダスビュー泊
3 チラス
カイバル

07:00発
19:00着

朝、インダス川沿いの河原を歩き、狩人、野生動物(ユキヒョウも描かれています)を描いた岩刻画を探します。数年後にはダムの底に沈んでしまう、貴重な岩刻画です。その後、一路、カイバル村へ。  
カイバル:ヒルガーゲストハウス泊
4
5
6
7
8
9
10
11
12
4~12 カイバル
(クンジュラブ国立公園)
  9日間、カイバル村をベースとしてユキヒョウを探しにクンジュラブ国立公園上部フンザの山を訪問します。直前の天候・積雪状況、目撃情報などを考慮し、最終的な日程を決めます。 基本的に、夜明け前から日暮れまでを探索と観察に費やします。基本はすべて四輪駆動車での移動となり歩くことはあまりありません。

観察の可能性がある動物:ユキヒョウ、ヒマラヤアイベックス、チベットオオカミ、アカギツネ
観察の可能性がある野鳥:
ヒゲワシ、ワタリガラス、ベニハシガラス、キバシガラス、イワシャコ、ヒマラヤセッケイ、カササギ、ベニビタイセリン、シロガシラジョウビタキ、カベバシリ、アカマシコ、モウコナキマシコなど。


※宿泊はカイバル村のヒルガーゲストハウスに10連泊です。

カイバル:ヒルガーゲストハウス泊
13 カイバル
チラス
07:00発
19:00着
一路、カラコルムハイウェイをチラスまで南下します。
チラス:シャングリラ・インダスビュー泊
14 チラス
イスラマバード
05:00発
16:00着
チラスよりイスラマバードへ。
イスラマバード:ルーミー泊
15 (ソルトレンジ)
イスラマバード

23:20発
終日、ソルトレンジに棲むパキスタン固有種のパンジャブウリアルを探しに行きます。早めの夕食後、空港へ。空路、バンコクへ。 
※添乗員はイスラマバードにてお見送りをいたします。
機中泊
16 バンコク
バンコク
東京

06:10発


08:00発
15:50着
バンコク着後、航空機を乗り換え帰国の途につきます。
  • 添乗員はイスラマバードにて皆様をお迎え・お見送りいたします。
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝13/昼13/夜13:機内食は除く
  • 利用予定航空会社:タイ国際航空

ご案内とご注意

査証(ビザ) パキスタン(1,100円)、代行手数料(4,400円)、写真1枚。旅券の残存有効期間は入国時に6ヶ月以上必要です。
パキスタンへの入国に際して 新型コロナワクチン接種証明書が必要です。
パキスタンからの出国に際して 3回のワクチン接種が済んだ方はPCR検査は必要ありません。(8/25現在)
※接種が2回以下の方は、担当までお問い合わせください。
日本の出入国条件に関して 日本の出入国条件に関しては「海外渡航に必要な手続きと出入国の流れ」をご覧ください。
気候・服装 イスラマバードからチラスまでは日本の冬服で過ごせます。標高2,500mを越えるフンザから気温が下がり、滞在する上部フンザ、クンジュラブ国立公園ではマイナス5~10℃くらい、一番寒い場合はマイナス20℃以下を想定してください。十分に暖かい下着・防寒着や防寒靴、帽子、手袋、カイロなどをご用意ください。観察のため長時間外に滞在することもあります。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
日程について 天候や現地での観察状態を考慮し、現地にて日程の入れ替えも含めフレキシブルな内容であることをご理解ください。ユキヒョウについては観察のベストシーズンに設定していますが、いずれの野生動物の観察を保証したものではありません。予めご理解ください。
専用車について 全行程をヴァンと四輪駆動車を利用します。現地でレンジャーや案内人が乗り込む場合には詰めて乗っていただくこともあります。
宿泊施設について 滞在する全てのホテル/ゲストハウスはトイレ・シャワーが部屋にありますが、カイバル村の宿では水道管が凍るため、水・お湯はタンクで支給されます。ブランケット類は十分に用意されています。イスラマバードも含め、停電はいつでも起こりますので常に懐中電灯をご用意ください。
高山病について 最高宿泊高度は3,000mですが、観察のための到達高度は4,000mを越える場合があります。深い呼吸を心がけるなどご注意ください。高所順応は慎重に行い、水分補給・深い呼吸を心掛けてください。高山病対策として、添乗員がパルスオキシメーター(血中酸素飽和度測定装置)を持参します。
高山病についてのご注意と取り組み
旅行条件について 取引条件はこちらの 海外旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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