秘境ツアーのパイオニア 西遊旅行 / SINCE 1973

ポイント宮城県の冬の風物詩・圧巻のガン類の大群

宮城県北部の伊豆沼や蕪栗沼には、毎年たくさんの水鳥が越冬にやってきます。特に、日の出時刻ごろに見られる「ねぐら立ち」の様子、日の入り時刻ごろに見られる「ねぐら入り」の様子は圧巻です。数千のガン類が視界いっぱいに飛び、羽音や鳴き声がうるさい程に感じられ、その迫力に圧倒されます。寒さの厳しい時期ではありますが、ぜひ皆さんと一緒にこの感動的な景色を楽しみたいです。日中は、周辺の水田地帯で採餌するガン類の群れを観察します。たくさんのマガンの中から、カリガネやハクガン、シジュウカラガンといった少し観察の難しい種類も見つけ出しましょう。

ポイントチャーター船を利用して海鳥を観察

チャーター船を利用し、仙台湾で海鳥を観察します。ここは、ガイドが7年ほど継続して調査を実施している場所で、海ガモの仲間やカイツブリ類、アビ類、ウミスズメ類のほか、運が良ければトウゾクカモメの観察が期待できます。これらの種類は、フェリーや陸からの観察では中々近くで見ることが難しいですが、チャーター船を利用することで、低い目線からできるだけ近い距離で観察することができます。過去には、数百を超えるビロードキンクロの群れや、アビ類の群れが見られたこともあります。また、ほぼ毎年、マダラウミスズメを観察しています。マダラウミスズメは非繁殖期に北日本でひろく見られているほか、北海道で繁殖期に観察された例もありますが、その生態のほとんどが謎に包まれており、観察が困難なウミスズメ類の一つです。そんな貴重なマダラウミスズメをはじめ、仙台湾を賑わすたくさんの海鳥を、みなさんと発見できるようにベストを尽くします。

ポイント沿岸部ではコクガンをはじめ水鳥を観察

沿岸部には、コクガンというガンの仲間が生息しています。水田地帯でのガン類観察を満喫したあとには、沿岸部に移動してコクガンを観察します。沿岸部には、コクガンのほかにもいろいろな種類のカモやカイツブリ、カモメの仲間も生息しています。スコープを使ってじっくりと観察します。