ツアーのポイント

ポイント「湯殿山丑歳御縁年」に初夏の山形を訪ねます

湯殿山神社の本宮・羽黒山の三神合祭殿、かつて参拝者達が出羽三山を目指して乗船した最上川の舟下り、羽黒山麓の中心的堂塔として重要な役割を果たしてきた黄金堂、湯殿山行者の修行道場として繁栄して、即身仏が安置されている大日寺と出羽三山信仰に関連した由緒ある社寺仏閣を訪ねます。散策や観光には多めに時間を取り、健康な方であれば気軽に参加できる内容です。

ポイント山形の知られざる史跡・自然を満喫

肘折温泉では、日本棚田百選に選ばれ東北随一の規模と美しさを誇る四ケ村(しかむら)の棚田、開湯伝説ゆかりの奇岩洞窟の霊場・地蔵倉を訪ねます。また樹齢数百年という杉の巨木が広がる幻想の森も訪問。天元台ではロープウェイと三基のリフトを乗り継ぎ、西吾妻山麓の北望台(標高1,820m)でパノラマ展望。6/7発コースはヒメサユリの鑑賞、6/23発コースはリフトに乗り、月山中腹を散策。山形の知られざる史跡・自然を満喫していただきます。

ポイント山菜料理、精進料理を堪能

山形は山菜の宝庫。6月は山菜のシーズンです。山菜そばや旅館の山菜料理、出羽三山の修験道によって育まれ、山の幸を豊富に使った出羽三山の精進料理を堪能していただきます。

ポイント2箇所で特色ある施設に宿泊

開湯1,200年の歴史を誇り、かつて出羽三山参拝の宿坊街や湯治場として栄えた肘折温泉にある優心の宿観月。広々とした大浴場と肘折温泉街では珍しい展望露天風呂で、かけ流しの天然温泉をお楽しみください。湯殿山参籠所は、かつて一定の期間籠って神仏に祈願する場所でした。現在では出羽三山信仰の参拝者だけでなく、一般の方もご宿泊できるようになりました。湯殿山本宮麓仙人沢の大鳥居のそばにある特別な場所で「生まれかわり」のときをお過ごしください。

COLUMN「湯殿山丑歳御縁年」と湯殿山

丑歳は出羽三山において羽黒山、月山に続いて奥の院湯殿山が開かれた歳であり、出羽三山が揃った開山成就の歳です。そのため「湯殿山丑歳御縁年」は「出羽三山丑歳御縁年」として古来より篤い崇敬が寄せられてきました。丑歳には三山大神様の御神徳が最も高まるとされ、お参りを果たすと12年分の御利益を得られるとも伝えられます。今でも夏の時期には参拝着・おいずり(白装束)を着用した多くの参拝者が訪れます。湯殿山神社本宮では、朝のお勤め「日供祭(にっくさい)」が毎日行われています。今回は麓の参籠所に宿泊し、早朝一般の方々の入山が始まる時間より前に、昔ながらの参拝着・おいずり(白装束)を着用して参拝する特別な体験を組み入れました。標高1,100mに位置する湯殿山本宮には本殿・拝殿はなく、温泉の湧き出る巨岩が御神体です。昔より「語るなかれ、聞くなかれ」と戒められ、現在でも写真撮影は禁止です。出羽三山周辺には、かつて登拝口が八方七口あり、寺や賄い小屋が建ち、宿坊街が形成されて参拝者を迎えていました。今回は荒沢口(羽黒口)、大網口(大日坊)、肘折口(阿吽院)の3箇所を訪ね、当時の様子を偲びます。

湯殿山参籠所と大鳥居
湯殿山本宮入口

COLUMN西吾妻山のパノラマ展望と高山植物

西吾妻山は、山形・福島両県の県境である吾妻連峰の西側に位置する、標高2,035mの最高峰。稜線上の天元台高原と点在する高層湿原を訪ねます。天元台高原への入口湯元駅からロープウェイで天元台高原駅へ。全長544mのしらかばリフト、全長722mのしゃくなげリフト、全長1,220mのつがもりリフトを乗り継いで北望台(標高1,820m)へ。夏山リフトは動く植物園とも言われ、乗っているだけで眺望を楽しめます。北望台にある五名峰展望台からは、天気が良ければ飯豊・朝日・月山・鳥海・蔵王と五つの日本百名山が見渡せ、歩かずにパノラマ展望と高山植物の観察が楽しめます。その後、高山植物を鑑賞しながらお花畑・人形石コースを散策します(3km、約3時間半 、昼食時間を含む)。

リフトから楽しむ大パノラマ
コイワカガミ
チングルマ

COLUMN6/7発コースはヒメサユリを鑑賞
6/23発コースは月山を含む出羽三山全てを訪問

6月7日発コース:ヒメサユリを鑑賞

ヒメサユリ(姫小百合)は、山形、福島県境付近と宮城南部、新潟にしか群生しない準絶滅危惧種です。オトメユリ(乙女百合)とも呼ばれ、山形では6月上旬に開花して見ごろを迎えます。

ヒメサユリ
ヒメサユリの群生

 

6/23発コース:月山も訪れ出羽三山全てを訪問

出羽三山の中で、日本百名山にも数えられ、死後の安楽と往生を祈る山として知られる月山。リフトの運行が始まる6/23発コースでは、下駅(1,240m)から上駅(1,520m)へ向かい月山を遙拝し、湯殿山、月山、羽黒山の出羽三山全てを訪問します。

リフトに乗って月山へ
月山の上駅周辺を散策

出発日と料金

2021年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
06月07日(月)~06月11日(金)
ヒメサユリのシーズン・二村忍同行
5日間 198,000円
06月23日(水)~06月27日(日)
月山を含む出羽三山全てを訪問・二村忍同行
5日間 198,000円
発着地 現地発着
(山形空港・さくらんぼ東根駅集合/米沢駅・山形空港解散)
最少催行人員 5名(10名様限定)<添乗員同行>
一人部屋追加代金 14,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
    [東京・大阪からの参考アクセス] ※航空券手配をご希望の方はご相談ください。
    【東京方面】
    往路(新幹線):東京駅 10:00発(つばさ133号・新庄行き)- さくらんぼ東根駅駅 13:03着
    復路(新幹線):米沢駅 15:40発(つばさ146号・東京行き)- 東京駅 17:48着
    【大阪方面】
    往路(航空機):JAL2235 伊丹 11:55発 - 山形 13:10着
    復路(航空機):JAL2238 山形 18:05発 - 伊丹 19:25着

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 山形空港
さくらんぼ東根駅
四ケ村棚田
肘折温泉
13:30発
13:40発


16:30着

13時30分に山形空港集合・出発。新幹線を利用の方は、13時40分にさくらんぼ東根駅集合・出発。専用車にて四ケ村へ。着後、東北随一の四ケ村の棚田を散策します。その後、出羽三山の登拝口のひとつとして栄えた肘折温泉へ。着後、肘折温泉の源泉と歴史を巡るまち歩きをお楽しみください。
肘折温泉:優心の宿観月泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 肘折温泉
(最上川下り)
鶴岡
09:00発

17:00着
早朝、肘折の朝市を自由散策。朝食後、パワースポットとして知られる地蔵倉へハイキング(往復2時間歩きます)。肘折温泉の開湯伝説にまつわる老僧が伝えられる奇岩洞窟で、約600年前に開創された霊場を参拝します。午後、専用車にて最上川舟下り乗船場へ。着後、最上川の舟下りをお楽しみください。また樹齢数百年という杉の巨木が広がる幻想の森も散策します。その後、専用車にて鶴岡へ。
鶴岡:東京第一ホテル鶴岡泊|食事:朝○ 昼× 夜×
3 鶴岡
羽黒山
湯殿山
08:30発

16:00着
専用車にて、「現在の世を表す山」羽黒山へ。随神門から、国宝の五重塔、杉並木に続く石段を登り三神合祭殿へ(約2時間歩きます)。頂上では、蜂子神社や宮内庁管轄の蜂子皇子墓、末社等を参拝します(※三神合祭殿へはバスで行くことも可能です)。昼食は精進料理をお召し上がりください。その後、黄金堂を参拝した後、専用車にて「未来の世を表す山」湯殿山へ。途中、即身仏が安置されている大日坊を参拝します。
湯殿山:湯殿山参籠所泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
4 湯殿山
朝日町・大江町
米沢
06:30発

16:00着
早朝、おいずり(白装束を着て)湯殿山を徒歩にて参拝します(片道30分程歩きます)。参拝後、参籠所にて着替え、朝食。その後専用車にて移動。朝日町の一本松公園と大江町の大山自然公園にて、山形を含む東北の一部にしか群生していない準絶滅危惧種のヒメサユリを鑑賞します。昼食は月山そばをご賞味ください。その後、専用車にて米沢へ。
米沢:ホテルモントビュー米沢|食事:朝○ 昼○ 夜×
5 米沢
(西吾妻山麓)
米沢駅
山形空港
08:00発

14:30着
15:30着
専用車にて、天元台ロープウェイ湯元駅へ。着後、ロープウェイと三基のリフトを乗り継いで北望台(1,820m)へ。西吾妻山麓のお花畑・人形石コースを散策します[3km、3時間30分 、昼食時間含む]。月山・鳥海山・蔵王や安達太良山などの眺望が広がります。*散策をしなくてもリフトに乗るだけで、展望・高山植物の鑑賞をお楽しみいただけます。その後、専用車にて米沢駅を経由して山形空港へ。 山形空港にて解散。
食事:朝○ 昼○ 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼3/夜2

ご案内とご注意

気候・服装 この時期の日中は合袖で過ごせますが、天気の悪い日や、標高の高い場所やリフト乗車での冷え込みに備えて、ジャンパー等しっかりとした防寒着もご用意ください。また雨具もご用意ください。観光時は歩きなれた運動靴が便利です。
利用予定ホテル

日程をご覧ください。

湯殿山参籠所について 3日目に宿泊する湯殿山参籠所は、お一人部屋を確保することができます。大浴場のみでトイレは共同になります。浴衣はありますが、タオル、バスタオル、歯ブラシ等はご自身で持参してください。参籠所では白装束(おいずり)と笠、金剛杖の3セットの貸出があります。
観光について 西吾妻山のロープウェイとリフト及び月山のリフトは、悪天候の場合は運休になることがあります。その場合は、別の観光地にご案内いたします。
6/7発コースについて 例年のヒメサユリの開花状況をもとに出発日を設定しておりますが、その年により前後する場合がございます。

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