ツアーのポイント

ポイント 春の訪れを感じる梅林巡り

南紀の南部梅林、伊勢の鈴鹿の森庭園にて、春の訪れを告げる梅の花を観賞します。

ポイント 熊野の古道を語り部と共に巡る

各地で現地を知り尽くした「語り部」が同行します。伊勢路では美しい石畳の「松本峠」、那智大社へ向かう「大門坂」など、霊場を訪れるだけでなく、そこに至る古の参道を感じながら巡ります。

ポイント 熊野三山奥の院「玉置神社」、小辺路の天空の郷「果無(はてなし)集落」も訪れます

大峯奥駈道の山道に厳かに佇む奥の院「玉置神社」、昔ながらの古き良き日本の風景が残る「果無集落」など、熊野古道の隠れた見どころにもしっかり訪れます。


訪問する
世界遺産

紀伊山地の霊場と参詣道

COLUMN 南部梅林と鈴鹿の森しだれ梅

南紀の南部梅林は、山の斜面を埋め尽くすように白梅が咲き誇り、「一目百万、香り十里」と称され日本最大級の広さを誇ります。鈴鹿の森庭園では、呉服枝垂(くれはしだれ)が鈴鹿山麓を背景に鮮やかなピンクの花を咲かせます。気候が温暖な伊勢・紀伊の国で、春の訪れを感じていただけます。

南部梅林に咲き誇る梅の花
鈴鹿の森のしだれ梅

COLUMN 世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」

太平洋に張り出した紀伊半島の大部分を占める紀伊山地は標高1,000~2,000mの山脈で、年間降水量3,000mmを超える豊かで深い森林を育む山岳地帯です。古くから聖なる地として考えられ、古事記や日本書紀にも登場します。後世に伝わった仏教では、森に覆われた山々が阿弥陀仏や観音菩薩の「浄土」とみなされ、神仏習合の修行の場として発展し、「熊野三山」「高野山」「吉野・大峯」の三つの聖地とそこに至る「参詣道」が生まれました。熊野は本宮・速玉・那智の三山を中心に、大辺路、中辺路、小辺路、伊勢路、紀伊路の5つの道と、吉野と熊野を結ぶ大峰奥駈道、高野山詣道があります。

■中辺路(なかへち) 田辺から熊野本宮大社へ向かい、速玉大社、那智大社へ抜ける山岳参道。平安時代から1000年以上にわたって多くの人々が往来した道で、貴族も歩いていたことから公式参詣道(御幸道)とされています。各所には旅人の休憩所や小さな神社、祠が点在しています。

■小辺路(こへち) 高野山大門から熊野を最短距離で結ぶ山道。標高1,000mを越える峠道もあり、かなり険しい山中を通る参詣道です。熊野本宮大社のすぐ北にある、日本の原風景が今なお残る「天空の郷・果無(はてなし)集落」を訪れます。

■大峰奥駈道 吉野の山と熊野を結ぶ、修験道の開祖・役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた修行路。1,900mの峰々が連なる大峰山脈を縦走する山岳路で、南端の玉置神社は杉の巨木に囲まれた厳かな雰囲気に包まれ、熊野三山の奥院として栄えました。

■伊勢路 伊勢神宮と熊野三山を結ぶ信仰の路。「伊勢へ七度、熊野へ三度」と呼ばれ、江戸時代頃からお伊勢参りの後に熊野詣をするための伊勢路が開かれました。熊野古道らしい美しい石畳や竹林が今も残る部分もあり、峠からは熊野灘を一望することもできます。

外宮へ続く火除橋(伊勢神宮)
玉置神社の杉の巨木群

出発日と料金

2021年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
02月26日(金) ~
03月02日(火)
梅の花咲く季節・鴨志田真紀(東京本社)同行
5日間 188,000円
02月28日(日) ~
03月04日(木)
梅の花咲く季節
5日間 188,000円
発着地 現地発着(紀伊田辺駅集合/四日市駅解散) 最少催行人員 6名(10名様限定)・添乗員同行
一人部屋追加代金 21,000円(各地部屋数に限りがあるため、お一人部屋をお取りできない場合があります。最終的なご参加人数や空室状況によって確定いたしますので、その場合は差額をご請求・ご返金させていただきます。ご希望はお申込み順でご案内いたします。 )
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問等はお気軽に担当までお問い合わせください。


ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 紀伊田辺駅
(南部梅林)
(熊野本宮)
十津川温泉
10:30発


17:00着
紀伊田辺駅集合。専用車にて、南部梅林へ。山の斜面を覆うように咲く薄紅色の梅の花をご堪能ください。その後、語り部と共に熊野古道・中辺路を通り、熊野本宮大社へ。着後、熊野本宮大社と、かつて大社があった大斎原を参拝。その後、十津川温泉へ。
十津川温泉:湖泉閣吉乃屋泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 十津川温泉
(玉置神社)
(果無集落)
(速玉大社)
新宮

09:00発
10:00着

14:00着
16:00着

専用車にて語り部と共に、大峯奥駈道上の霊峰玉置山に鎮座する聖地奥の院・玉置神社を参拝します。また、「天空の郷」と呼ばれる果無(はてなし)集落を訪れます。その後、専用車にて新宮へ。着後、語り部と共に熊野三山の一つ熊野速玉大社を参拝。熊野大神が熊野三山に祀られるよりも前に降臨された地神倉神社へも立ち寄ります。
新宮:ユーアイホテル泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3 新宮
那智大社
松本峠
熊野

08:00発

13:00着
16:00着

専用車で那智勝浦へ。語り部と共に、大門坂を越えて熊野那智大社・那智山青岸渡寺を参拝します。高さ・水量ともに日本一の那智の滝もご覧いただきます。その後熊野へ。着後、語り部と共に花の窟を見学、石畳が綺麗に残る松本峠を歩いて越えます(2.5時間)。その後、ホテルへ。
熊野:海ひかり泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4 熊野
伊勢

09:00発
12:00着

専用車にて伊勢へ。着後、豊受大御神を祀る伊勢神宮外宮参拝。その後、おかげ横丁の散策をお楽しみください。
伊勢:神宮会館泊|食事:朝○ 昼× 夜○
5 伊勢
津市
鈴鹿
四日市
09:00発
10:00着
11:00着
12:00着
早朝、天照大御神を祀る伊勢神宮内宮の参拝。神々しい朝の内宮を神宮会館の職員による解説でご案内いたします。その後、津市の結城神社鈴鹿の森庭園にて梅林を散策後、四日市駅にて解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼0/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 全行程冬服が必要です。雨具も必ずお持ちください。2時間程度の古道散策がありますので、スニーカーなどのしっかりとした靴でご参加ください。
利用予定ホテル 日程表をご覧ください。
熊野古道散策について 松本峠、大門坂は1~2時間ほど石畳の道を歩きます。歩きやすいコースですが、専用車にて目的地にお送りすることも可能です。
旅行代金に含まれていないお食事について 昼食は含まれておりません。各地でレストランなどへご案内いたしますので、実費をお支払いいただき、お召し上がりください。
その他のご注意 花の開花時期はその年の気候により多少ずれることがあります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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