ツアーのポイント

ポイント 山陰の手仕事にふれる

山陰地方、島根と鳥取を訪問し、この地に伝わる伝統的な工芸や、民衆の生活から生まれた民藝を見て回ります。島根では、出西地方の陶器と織物、またたたら製鉄、出雲民藝和紙、鳥取では、弓浜絣や倉吉絣の伝統にふれます。

ポイント 手しごと以外の見どころも訪問

オオクニヌシが造ったと記される出雲の国。アマテラスオオミカミに国を譲渡する代わりに造営されたとされる出雲大社や国譲り神話ゆかりの地を見学。また、豊富な水揚げ量で知られる境港では、朝の市場見学ツアーに参加。朝食は港に隣接するレストランへご案内します。

活気づく境港漁港
出雲大社 神楽殿大注連縄

COLUMN 島根の手しごと

■出西織(しゅっさいおり)

かつて藍染がさかんだった山陰地方。今では、藍染の工房は数えるほどになってしまいました。そんな中、出雲市にある出西織は昔ながらの方法で藍染めを行っています。女性三代で受け継がれる出西織は、紡績糸を藍染めし、手織りで製作されています。また、綿を育て、紡いだ糸を染める全ての工程も行われています。美しい藍色が特徴の織物です。

青が美しい出西織
手紡ぎの糸
織り場
■出西窯(しゅっさいがま)

昭和22年、地元の5人の若者によって創立された出西窯。「民藝運動」に共鳴し、柳宗悦をはじめ、バーナード・リーチ、河井寛次郎などから指導を受けました。陶土や釉薬、窯で使う薪に至るまで、地元・出雲のこだわりの原料を使用しています。

■出雲民藝紙

出雲を代表する和紙のひとつ「出雲民藝紙」。松江で紙漉きを生業とする家に生まれた安部榮四郎の漉いた紙を見た柳宗悦は「これこそ日本の紙だ」と称賛しました。榮四郎は和紙の持ち味を生かして染めた染め紙、楮、三椏、雁皮などの植物繊維の特色をうまく生かして漉き分けた数々の生漉紙(きすきがみ)など多くの新しい紙を発表しました。後にこれらが「出雲民藝紙」と総称されるようになりました。

出西ブルーが美しい陶器(出西窯)
色鮮やかな出雲民藝紙
■たたら製鉄

「たたら製鉄」とは、日本において古来から行われてきた製鉄技術で、江戸時代に技術的に完成した日本独特の製鉄法であり、得られた鉄の中で特に品質の良いものは玉鋼(たまはがね)と呼ばれます。科学技術が発達した今なお、「たたら製鉄」でしか玉鋼を作ることはできないといいます。この玉鋼を原料として鍛造された日本刀は切れ味が非常に素晴らしく、その上折れず、曲がらず、錆びにくいという特長を兼ね備えます。

現存する唯一の高殿様式たたら炉
日本刀の材料となる玉鋼
古来の製鉄施設「菅谷たたら山内」の高殿

COLUMN 鳥取の手しごと

■弓浜絣(ゆみはまがすり)

鳥取県西部にある20kmにも及ぶ弓状に湾曲した弓ヶ浜地方で約250年前から伝わる伝統工芸品「弓浜絣」は、その昔、農家の婦人たちが家族のために心を込めて作ってきた木綿の絣織物です。織った後に浮き出る柄を緻密に計算し、地元で栽培された伯州綿を藍で染め分けをします。ざっくりとした風合いと素朴な柄が古くから親しまれてきました。1975年に国の伝統的工芸品に、1978年には県指定無形文化財に登録されました。

弓浜絣
■倉吉絣(くらよしかすり)

絵画のような柄をそのまま織り込んだような複雑な模様が美しい倉吉絣。約200年前、稲嶋大助が花鳥山水の絵絣(えがすり)を織り、普及させたものです。倉吉耕の根本的な起源については資料文献は少なく、未だ明らかではありません。江戸末期から明治にかけて急速な発展を遂げましたが、価格の高さや他地域の絣におされて大正以降衰退の一途を辿りました。その優れた絵絣は現在、倉吉絣保存会によりその技術が守られ、受け継がれています。

倉吉絣

COLUMN 「民藝運動の父」柳宗悦

日本を代表する思想家・柳宗悦(やなぎ むねよし)。朝鮮陶磁器の美しさに魅了された柳は、李朝時代の無名の職人によって作られた民衆の日用雑器の中に、それまで誰ひとりとして顧みることのなかった美的価値を見出しました。民衆の生活に厚く交わる工芸品の中にこそある美の姿があることを発見し、その目は日本の手仕事に向けられるようになりました。民衆の暮らしの中から生まれた美の世界。その価値を人々に紹介しようと、「民藝」という言葉を作りました。ツアーでは、伝統的工芸だけでなく、鳥取・島根の民藝の見学や、鳥取民藝美術館を訪問します。

「民藝運動の父」柳宗悦
鳥取民藝美術館

出発日と料金

2022年 
出発日
日数 旅行代金 催行状況
05月17日(火) ~
05月21日(土)
5日間 188,000円
発着地 現地発着(出雲市駅又は出雲空港集合/JR鳥取駅解散) 最少催行人員 5名(7名様限定)<添乗員同行>
一人部屋追加代金 16,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問等はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
    <東京、大阪からの参考アクセス>
    ■東京方面
    往路:JL-279 羽田/出雲(10:05/11:35)
    復路:JR因美線 特急スーパーはくと8号京都行き 鳥取/姫路(12:54/14:23)
       JR山陽新幹線 のぞみ112号東京行き 姫路/東京(14:53/17:54)
    ■大阪方面
    往路:JL-2347 伊丹/出雲(10:50/11:40)
    復路:JR因美線 特急スーパーはくと8号京都行き 鳥取/大阪(12:54/15:19)

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 出雲空港
出雲市駅
12:00発
12:30発
飛行機をご利用の方は12:00に出雲空港、鉄道利用の方は12:30に出雲市駅集合。午後、出雲観光。古事記に記された国譲り神話において、大国主命が天照大御神に出雲の国を譲る代わりに建造されたと言われる出雲大社、天照大御神の使者である建御雷神(タケミカヅチ)が、オオクニヌシに国譲りを交渉した稲佐の浜、タケミカヅチを祀る因佐神社などをゆっくりと見学します。
※昼食は名物の出雲そばをご賞味ください。
出雲市:グリーンリッチホテル泊|食事:朝× 昼○ 夜○
2 出雲   出西地方の手しごとにふれる1日です。
「民藝の父」柳宗悦に影響を受け、実用的な「用の美」を作ることを目指して始まった窯元「出西窯」を訪問します。また、自家栽培した綿から糸を紡ぎ、藍染をして手織りをする出西織の工房も訪問します。
その後、出雲民藝館も見学します。
出雲市:グリーンリッチホテル泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3 出雲
松江
境港
09:00発

17:00着
専用車にて、たたら製鉄の歴史を伝える菅谷たたら山内を見学。奥出雲たたらと刀剣館も訪問し、日本刀鍛錬実演も見学します。その後、鳥取県境港へ。途中、松江にて安部榮四郎記念館を訪問。出雲を代表する和紙「出雲民藝紙」の製作工程を見学します。
境港泊:御宿野乃泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4 境港
米子
倉吉
三朝温泉
07:00発


17:00着

朝、境漁港見学ツアーに参加します。境港で水揚げされた新鮮な魚が並ぶ市場を散策します。
※朝食は、市場にてお召し上がりいただきます。
その後、ざっくりとした布の風合いと素朴な柄が特徴の伝統工芸「弓浜絣」の工房を見学します。その後、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された倉吉白壁土蔵群で知られる倉吉へ。倉吉観光をお楽しみいただきます(倉吉絣はこた人形鳥取短大絣美術館など)。
その後、三朝温泉へ。

三朝温泉泊:万翆楼泊|食事:朝× 昼○ 夜○
5 三朝温泉
鳥取
09:00発
12:30着
専用車にて、鳥取へ。着後、簡単な鳥取市内観光県立博物館鳥取民藝美術館など)。その後、JR鳥取駅へ。着後、解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝3/昼1/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 5月の島根・鳥取は日中15~20℃程度、朝晩は10℃程度で基本合服で過ごせますが、天気の悪い日や朝晩の冷え込みに備えて、上着などのジャケット等の上着もご用意ください。観光時は履きなれた靴が便利です。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
食事について 1日目以外の昼食は含まれておりません。現地のレストランなどで召し上がっていただきます。 4日目の朝食は、境港漁港へご案内します。各自、実費をお支払いください。
移動について 移動はジャンボタクシーを利用します。荷物の積み込みスペースには限りがありますので中型サイズ程度のスーツケースでご参加ください。
工房見学について 見学することのできる布や作業は、制作状況によって掲載の写真と異なる場合があります。予めご了承ください。
旅行条件について 詳しい取引条件を説明した書面をお渡ししますので、事前に確認の上お申し込みください。

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