ツアーのポイント

ポイント全行程80㎞を前編と後編に分けて踏破に挑戦

高島トレイルは主にテントを担いで縦走するか、林道やアプローチルートを使って日帰りで登る12分割コースが主な登山スタイルです。林道やアプローチルートは車道からすぐにアクセスできるところから、とても奥深い林道を行き、さらに高島トレイルまでアプローチルートを登らなくてはいきません。このようになかなかアクセスしづらい高島トレイルを前編と後編に分けて踏破します。下山後は宿泊施設でゆっくり休養し、必要な物だけを背負って完歩を目指します。

ポイント10名様限定 ガイドと添乗員が同行する万全のサポート!

7名様より催行し10名様限定の少人数制です。高島トレイルを知り尽くした高島トレイルクラブ公認ガイドと添乗員の計2名が全行程同行し、皆様をサポートします。

ポイント七変化の琵琶湖を眺める

全行程において、開けた展望地や木立の間から琵琶湖を眺めることができます。太陽の位置により空と湖面の光は移り変わり。とても美しい景観を楽しむことができます。さらに晴れていれば、南の方面には比叡山や比良山地、南西の方面には霊峰と知られる百名山の伊吹山も展望できます。

ポイント前編から後編へ連続参加可能

前編と後編は連続でご参加が可能です。前編の最終日は休養日とし、後編に備えてゆっくりとお休みください。

COLUMN中央分水嶺・高島トレイル(滋賀県)

日本ロングトレイル協会に加盟している中央分水嶺・高島トレイルは、滋賀県の西北に位置し、平安時代から北陸への大動脈となっていたマキノの愛発越(=国境)から、日本列島を日本海側と太平洋側とにわける中央分水嶺の山脈を縦走し、滋賀県と京都府の県境、古くは近江国・丹波国・山城国の国境の交点の三国岳へ至る全長80㎞のトレイルになります。縦走路からは見え方が多様に変化する琵琶湖や日本海の若狭湾や小浜湾などを眺望することができまさに中央分水嶺トレイルいえるでしょう。
トレイル上には、琵琶湖の水源地域や集落をつないでいた無数の古道、ブナの原生林があり、自然と人間の共生の営みが垣間見える里山を味わえます。このように昔から利用されていた山道や廃道となってしまった峠を越えるための古道を整備し、それらをうまくつないで1本の高島トレイルとなりました。

中央分水嶺の稜線をゆく(前編)
高島トレイルの最深部に佇む巨木(後編)

COLUMN12マウンテンズに挑戦

高島トレイル上には、高島トレイルクラブが設定した「12マウンテンズ」があります。最高峰は三重嶽の974m、最低峰は行者山の586mです。12の山の平均標高は827mです。1,000を越える山はなく低山が続きます。行程の順番に山を紹介すると、①乗鞍岳(のりくら岳/865m)、②三国山(みくに山/876m)と赤坂山(あさか山/823m)、③大谷山(おおたに山/813m)、④大御影山(おおみかげ山/950m)、⑤三重獄(さんじょうがだけ/974m)、⑥武奈ヶ嶽(ぶながだけ/865m)、⑦二の谷山(にのたに山/608m)、⑧行者山(ぎょうじゃ山/586m)、⑨若狭駒ケ岳(わかさこまがたけ/780m)、⑩百里ヶ岳(ひゃくりがだけ/931m)、⑪三国峠(775m)⑫三国岳(さんごくだけ/959m)となります。高島トレイル80㎞を踏破すると累積標高差は8,500mとなり、低山といえどもかなりハードなルートとなります。

大御影山と古道近江坂尾根(後編)
百里ヶ岳(後編)
三重嶽(前編)
三重嶽東稜線(前編)
乗鞍岳付近(前編)

COLUMN 古道をつなぐ

高島トレイル上には鯖街道をはじめ若狭越の有名な峠道から集落同士をつなぐ小さな峠道が主なものだけでも12箇所あります。その中でも根来坂の峠は小浜と京都をつなぐ鯖街道が通っており、様々な物資や人、文化を運ぶ交流の道として、歴史上でも重要な道とされています。この様な歴史的な古道から集落をつなぐ生活道である水坂峠や抜土などがあります。古の歴史的な道としても魅力的な古道や自然と共生する人間の営みを感じる里山の古道はトレイルのアプローチとして使用され、今回はそのうちの数箇所を歩きます。

古道近江坂(前編)
古道近江坂(前編)
日本遺産古道鯖街道(後編)
古道に佇む一石一字塔(後編)

出発日と料金

2022年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
06月03日(金)
~06月07日(火)
【前編】連続参加可能コース
5日間 158,000円
06月07日(火)
~06月11日(土)
【後編】連続参加可能コース
5日間 158,000円
09月26日(月)
~09月30日(金)
【前編】連続参加可能コース
5日間 158,000円
09月30日(金)
~10月04日(火)
【後編】連続参加可能コース
5日間 158,000円
発着地 現地発着
【前編】マキノ駅集合・安曇川駅解散
【後編】安曇川駅集合・解散
最少催行人員 7名(10名様限定)
登山ガイド・添乗員同行
一人部屋追加代金 【前編】6,000円(朽木泊のみ) 【後編】12,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
    [東京・大阪からの参考アクセス]
    ●前編の参考アクセス●
    【東京方面】
    往路:品川駅6:00発 - 東海道新幹線のぞみ79号 - 京都駅8:02着
       京都駅8:18発 -湖西線新快速 - マキノ駅9:26着
    復路:安曇川駅9:14発 - 湖西線(姫路行)- 京都駅9:54着
       京都駅10:30発 - 東海道新幹線のぞみ8号(東京行) - 東京駅12:45着
    【大阪方面】
    往路:大阪駅8:10発 - 東海道本線サンダーバード7号(金沢行)- 近江今津駅9:15着
       近江今津駅9:19発 - JR湖西線新快速(敦賀行) - マキノ駅9:26着
    復路:JR安曇川駅9:14発 - 湖西線(姫路行)- 大阪駅10:28着

    ●後編の参考アクセス●
    【東京方面】
    往路:東京駅13:09発 - 東海道新幹線のぞみ35号 - 京都駅15:21着
       京都駅15:45発 - 湖西線新快速 - 安曇川駅16:27着
    復路:安曇川駅19:02発 - 湖西線 - 京都駅20:01着
       京都駅20:13発 - 東海道新幹線 - 東京駅22:24着
    【大阪方面】
    往路:大阪駅15:15発 - 東海道山陰本線(湖西線新快速)- 安曇川駅16:27着
    復路:安曇川駅19:02発 - 湖西線 - 京都駅20:01着
       京都駅20:14発 - 東海道線 - 大坂駅20:42着

コース難易度

体力・技術 1日の歩行時間は6~7時間程度、最長は前編10時間、後編8時間です。特別な技術は必要ありませんが4日間、アップダウンのあるトレイルを歩ける体力が必要です。
宿泊 基本的なアメニティ、ハンドタオルやバスタオル、歯ブラシ、浴衣はご用意があります。一二三館のみ浴衣のご用意がありません。グリーンパーク想い出の森のみ洗濯機と洗剤が無料で利用できます。
荷物 トレッキングに不要な荷物は、宿泊施設へ置いておくことができますのでスーツケースやダッフルバッグでのご参加が可能です。ただし、搬送車の積み込みスペースの関係上、ダッフルバッグまたは中型サイズのスーツケースでご参加ください。トレッキング中は、一日に背負う荷物を入れるザック(30L~40L)をご用意ください。

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 マキノ駅
愛発越
乗鞍岳
黒河峠
マキノ高原
10:00発



17:30着

JR湖西線マキノ駅・改札出口9:45集合。専用車にて国境(くにざかい)へ。
●高島トレイル1日目(5時間10分/約8km)
愛発越(あらちごえ/390m)登山口から国境スノーパークスキー場の草地の急斜面を登り、尾根に取り付いた後は乗鞍岳北尾根を目指します。高島トレイル最初のピーク、乗鞍岳(のりくら岳/865m)周辺では木々の相間から琵琶湖や2番目に大きい島・竹生島(ちくぶじま)を見ることができます。尾根道のある尾根道を進み芦原岳(あしはら岳/840m)へ。ブナの森や敦賀湾を横目に黒河峠(くろこ峠/570m)へ下ります。黒河峠よりアプローチルートを経て登山口(220m)へ。下山後、専用車にてマキノ高原へ。

マキノ高原:一二三館泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 マキノ高原
黒河峠
三国山
赤坂山
大谷山
抜土
美浜町
08:00発




16:00着
●高島トレイル2日目(5時間/約11km)
専用車にてアプローチルートの登山口(220m)へ。黒河峠まで登り返します。黒河峠より杉やブナの樹林を抜けて、三国山(みくに山/876m)へ。アップダウンを繰り返し、奇岩と琵琶湖の眺めが素晴らしい明王丿禿(みょうおうのはげ)を歩きます。赤坂山(あさか山/823m)通過後、粟柄越(あわがらごえ/770m)まで一気に下ります。日本海側からの季節風が強いため大きな木が育たない、草地が広がるまさに中央分水嶺の縦走路を歩いて寒風(かんぷう/853m)へ。360度の景色を楽しめる大谷山(おおたに山/813m)から抜土(ぬけど/570m)まで下ります。その後、専用車にて福井県の美浜町へ。
美浜町:民宿いそや泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3 美浜町
抜土
大御影山
三重嶽
武奈ヶ嶽
水坂峠
朽木
05:00発





17:30着
●高島トレイル3日目(9時間10分/約18km)
専用車にて抜土(570m)へ。高島トレイル前編の核心部を歩きます。まずは急斜面をゆっくり登り近江坂(おうみざか/820m)へ。分岐から美しいブナ林を通ります。大御影山(おおみかげ山/950m)を越えると日本海を眺望。大日尾根(だいにち尾根/840m)を通過してさらにアップダウンを繰り返します。高島トレイル最高峰の三重獄(さんじょうがだけ/974m)から琵琶湖や伊吹山の眺めをお楽しみ下さい。若狭湾を横目に見ながら、ブナの尾根を進み、水谷分かれ(760m)まで下ります。本日最後のピーク武奈ヶ嶽(ぶながだけ/865m)を越え、急斜面や足場の悪い箇所を下り水坂峠(みさか峠/280m)へ。その後、専用車にて朽木へ。
朽木:グリーンパーク想い出の森泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4 朽木
水坂峠
二の谷山
行者山
横谷峠
朽木
09:00発




17:00着
●高島トレイル4日目(5時間45分/約11km)
専用車にて水坂峠(280m)へ。急斜面を登り、高島トレイル中間地点の二の谷山(にのたに山/608m)へ。広葉樹林を抜け桜峠(さくら峠/330m)を通り、下りきると一部車道を歩きます。搦谷越(からみだにごえ)から再び登山道を登ります。杉林のアップダウンを歩いて行者山(ぎょうじゃ山/586m)を経由して横谷峠(よこたに峠/450m)へ。その後、専用車にて朽木へ。
朽木:グリーンパーク想い出の森泊|食事:朝○ 昼× 夜○
5 朽木
安曇川駅
08:30発
09:00着
専用車にて安曇川駅へ、着後解散。
※後編へ連続参加の方は終日休養日。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼0/夜4
  • 日程表記載のコースタイムは、休憩時間を含まない一般的な時間です。

ご案内とご注意

気候・服装 この時期の最高気温は20℃前後、最低気温は12℃前後です。山中は天気が良ければ暖かく、長袖で過ごすことができますが、悪天時や強風が吹くと体感気温は下がります。フリースやウィンドブレーカー等の防寒着をお持ちください。また、降雨もありますので、上下セパレート式の雨具をお持ち下さい。登山時の靴は防水の効いたトレッキングシューズや軽登山靴が最適です。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
食事について ツアー中の昼食は含まれていません。事前に4日分の行動食をご用意ください。トレッキング中は休憩時間(5~20分程度)に各自行動食をお召し上がり下さい。朽木のグリーンパーク宿泊の日はコンビニエンスストアに寄ることができます。
年齢制限について 当ツアーは、年齢が80才以上の方はお申し込みいただけません。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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