ツアーのポイント
ポイント世界文化遺産・琉球王国のグスク及び関連遺産 9つ全てを訪問
琉球王国の居城や聖地など沖縄にある9つの世界文化遺産を全て訪問。それぞれの遺産がもつ物語にふれ、琉球王国独自の歴史、文化に迫ります。
ポイント沖縄が誇る5大グスク(城)をじっくりと時間をかけて見学
奄美諸島から沖縄諸島などに築かれた沖縄地方の城、グスク。ツアーではその中でも世界遺産に登録された今帰仁城、勝連城、中城城、座喜味城、首里城跡を訪問。沖縄独自の壮大かつ優美な曲線が特徴的な城壁をはじめ、グスクを実際に歩いてじっくり見学します。
ポイント琉球の歴史を紐解く
本土とは異なる形で独自の歴史・文化を発展させていった琉球。先史時代の人々の遺構が今も数多く残るガンガラーの谷、琉球王国最大の聖地として信仰された世界遺産 斎場御嶽、沖縄のロゼッタストーンとよばれる未解読の文字が刻まれた線刻石板の見学など、様々な観点から悠久の時をかけて育まれた、琉球の歴史に注目した内容です。
COLUMN 琉球王国が世界に誇る グスク(城)
15世紀半ばから約450年間、首里城を中心とした琉球王国をはじめ、沖縄は古来アジアや日本の影響を受けながらも、島国として独自の歴史・文化を発展させてきました。本土の城郭とは構造的に大きく異なる琉球独自の城郭様式であるグスク(城)は、まさにその象徴といえます。珊瑚礁から生成される琉球石灰岩を加工して作られた、うねるような曲線の美しい城壁、そして内部にあった御嶽(ウタキ)や「遙拝所」とよばれる祈りをささげるための聖域の存在など、グスクは琉球独自の歴史と文化が集約された場所であったのです。ツアーではグスクの中でも名城と名高い、世界文化遺産に登録された5つのグスクを訪れ、中国をはじめアジア諸国との交易によって隆盛し、独立国として繁栄を築いた琉球の人々の英知をご体感いただきます。
■今帰仁城跡(ナキジングスク)
三山時代の北の覇者、北山王の居城。1,500mにもわたって城壁が続く特徴的な優美な姿は、沖縄の万里の長城と例えられます。
今帰仁城跡■座喜味城跡(ザキミグスク)
琉球王国時代に国の安定に尽力した名将護佐丸(ごさまる)によって築城。城壁や城門の石積みの精巧さや美しさは沖縄の城の中で随一といわれています。
座喜味城跡■勝連城跡(カツレングスク)
琉球王国に最期まで抵抗した有力按司(あじ)、阿麻和利が住んでいた岩山上に築かれた巨大な城。4つの平坦地を階段状に配置した梯郭式(ていかくしき)の城で、自然の地形を巧みに利用して城壁をめぐらせ、切り立った断崖の際にまで石垣を積み上げています。
勝連城跡■中城城跡(ナカグスク)
標高167mの丘陵地に築かれ、城壁の上からは海を見渡すことができます。6つの郭で構成されている連郭式の山城で、築城家として名高い読谷山按司、護佐丸によって築かれました。
■首里城跡
琉球王国時代の政治・外交・文化の中心であり、琉球王国の栄華を物語る王都跡。御庭にある朱色の正殿は日本と中国の建築様式が取り入れられ、現在の沖縄県で最大の木造建造物となっていました。同じく首里城公園内に位置する王家の拝所として使用された園比屋武御嶽石門(ソノヒャンウタキイシモン)も世界文化遺産に登録されています。
COLUMN 人類の起源と琉球の信仰の地を訪ねて
■ガンガラーの谷に残る太古の人々の記憶
数十万年前の鍾乳洞が崩れてできた太古の谷。2万年前の人類「港川人」の居住区の可能性が高いことから発掘調査が開始されました。世界最古といわれる約2万3千年前の釣り針が発見され、現在もなお調査は継続されています。
■斎場御嶽(セーファーウタキ)
琉球王国の創世神アマミキヨが作ったといわれる琉球王国時代最高の聖地。御嶽(ウタキ)とは「聖地」の意味で、琉球開闢(かいびゃく)伝説にもあらわれ、琉球王国時代一番の聖地とされていました。御嶽の中には6つのイビ(神域)が存在し、現在も多くの人々が参拝に訪れます。
出発日と料金
2022年 出発日~帰着日 |
日数 | 旅行代金 | 催行状況 |
---|---|---|---|
07月06日(水) ~ 07月10日(日) | 5日間 | 198,000円 |
発着地 | 現地発着(那覇空港集合・解散) | 最少催行人員 | 5名(10名様限定)・添乗員同行 |
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一人部屋追加代金 | 22,000円 |
- 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
- 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問等はお気軽に担当までお問い合わせください。
- 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
[東京・大阪からの参考フライト](航空券手配をご希望の方はご相談ください。)
■東京方面
【往路】JAL905 羽田 08:15発 - 那覇 11:10着
【復路】JAL910 那覇 14:10発 - 羽田 16:25着
■大阪方面
【往路】JAL2081 伊丹 08:45発 - 那覇 11:00着
【復路】ANA767 那覇 13:55発 - 伊丹 16:15着
ツアー日程表
地名 | 時刻 | スケジュール | |
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1 | 那覇空港 |
11:30発 17:00着 |
那覇空港に11:30集合。専用車にて数十万年前にサンゴ由来の鍾乳洞が崩壊してできたガンガラーの谷へ。太古の人々が暮らしたといわれる武芸洞をはじめ、自然豊かな森の中、同地の悠久の歴史に思いを馳せます。その後、琉球王国の創造神「アマミキヨ」が作ったといわれ琉球王国最大の聖地とされる世界文化遺産 斎場御嶽(セーファーウタキ)を訪れます。 那覇市泊|食事:朝× 昼× 夜○ |
2 | 那覇市 |
09:00発 18:00着 |
午前中、沖縄のロゼッタ・ストーンと呼ばれている線刻石板などが展示されている沖縄県立博物館、琉球王家最大の別邸で国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用された世界文化遺産 識名園(シチナヌウドゥン)を訪問。午後、中城村へ。標高167mの丘陵地に築かれた6つのエリアが連なる連郭(れんかく)式の城として名高い世界文化遺産 中城城跡(ナカグスク)を訪問します。 北谷町美浜泊|食事:朝○ 昼× 夜○ |
3 | 北谷町美浜 |
09:00発 17:00着 |
午前、有力按司(あじ)阿麻和利が住んでいた城として名高い世界文化遺産 勝連城跡(カツレングスク)を訪問。中部勝連半島の根元に位置する丘陵上に築かれた自然の地形を巧みに利用した石灰岩の巨大な城壁を巡ります。その後宮城島中央部の標高約100mに位置するシヌグ堂遺跡(縄文時代後期約3000年前)、伊計島にある縄文時代晩期~弥生時代前期(約2500年前~2100年前)にかけて大規模竪穴住居跡が見つかった 仲原(ナカバル)遺跡を訪れます。その後本部町へ。 本部町泊|食事:朝○ 昼× 夜○ |
4 | 本部町 |
09:00発 17:00着 |
午前、沖縄本島の北部、本部半島の標高約100mに位置し、やんばるの地を守る要の城であった世界文化遺産 今帰仁城跡(ナキジングスク)へ。創建は13世紀までさかのぼるといわれる歴史ある堅牢な城壁に囲まれた名城をめぐります。その後、沖縄の原風景が今も残る嘉陽集落へ。上城跡(ウイグスク)外観を見学。午後、沖縄中部の読谷村(よみたんそん)では沖縄に現存する最も古い石造りのアーチ門を有する世界文化遺産 座喜味城跡(ザキミグスク)へ。築城家として名高い読谷山按司、護佐丸によって築かれたといわれるなだらかで優雅な曲線を描く城壁を訪れます。その後那覇市へ。 那覇市泊|食事:朝○ 昼× 夜○ |
5 | 那覇市 |
09:00発 |
かつて海外貿易の拠点であった那覇港を見下ろす丘陵地にあった琉球王国の王城、世界文化遺産 首里城跡、琉球王家の陵墓であった世界文化遺産 玉陵(タマウドゥン)、国王が各地を巡航する旅に出る際必ず拝礼した国家の聖地ともいわれる世界文化遺産 園比屋武御嶽石門(ソノヒャンウタキイシモン)を訪問。その後、那覇空港へ。13:00頃解散。 食事:朝○ 昼× 夜× |
- 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
- 食事回数:朝4/昼0/夜4
ご案内とご注意
気候・服装 | 最高気温は30℃前後まで暑くなり、夏服で過ごせます。冷房対策に軽めの上着もご準備ください。スニーカーなど歩きやすい靴でご参加ください。また雨が降ることもありますので、雨具もお持ちください。 |
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利用予定ホテル | 日程および下記をご覧ください。 |
食事について | 旅行代金に含まれていない食事につきましては現地にて添乗員より、 レストランをご案内いたします。実費をお支払いください。 |
首里城の見学について | 首里城の正殿は2019年10月の火災により焼失したため、現在復旧作業が行われています。本ツアーでは、首里城の公園内の一般公開されている他のエリアの訪問となります。 |
旅行条件について | 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。 |
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世界遺産
琉球王国のグスク及び関連遺産群