ツアーのポイント

ポイント大分と熊本の手仕事を訪ねて

数多くの伝統的な手仕事が残る九州。今回は、大分と熊本へ。日本で最も古いとされる絞り木綿「豊後絞り」と「高瀬絞り」を見学し、ワークショップもお楽しみいただきます。更に、熊本では天草まで足を伸ばし、天草更紗の作業工程の見学、型染め体験もお楽しいただきます。

ポイント天草では世界文化遺産「﨑津集落」も訪問

本ツアーでは、最後は天草諸島へ足を伸ばし、異国情緒豊かな古典調の更紗「天草更紗」を見学します。天草諸島では、世界遺産にも登録された「﨑津集落」を訪問し、古くからキリスト教との関わりが深く天草に根付くキリシタン文化にもふれます。

COLUMN 幻の豊後絞り

鎌倉時代から豊後の国では木綿栽培が盛んで、領主・三浦氏の名前をとって「三浦木綿」と呼ばれていました。それを絞り染めの技法を用いて染めたものが「豊後絞り」または「三浦絞り」と呼ばれ、全国に広まりました。また、この地は「豊後紫草」などの染料に恵まれ、木綿の産地として卓越した絞りの技術を発達させました。そして、この技術が今の名古屋に伝わり、「有松・鳴海絞り」となりました。現在でもその技術は伝承されており、有松・鳴海では、豊後で言う「豆絞り」を「ぶんご」や「三浦絞り」と言い、この技術を使った染屋は「ぶんごや」と呼ばれています。しかし、明治時代より次第に廃れてしまいます。その後、世界的染色作家で研究者でもある安藤宏子さんが、豊後絞りを現代に復活させました。ツアーでは、安藤さんの工房にて見学・体験をご案内いたします。

豊後絞り特有の器具を使い生地を持ち上げ括る
細かな柄が特徴の豊後絞り

COLUMN よみがえった高瀬しぼり木綿

絞り木綿は、木綿布を糸でくくった後に藍などで染め、糸をほどくと縛ってあった部分が染まらずに白く浮き出ます。こうした方法で様々な絞りの模様ができます。寛永15(1638)年編集の俳諧作法書『毛吹草』に、「高瀬絞り木綿」と「豊後絞り木綿」の二つがでてきます。その説明に「高瀬絞り木綿 当所より始」とあり、日本の絞り木綿が高瀬から始まったと考えられます。しかし、当時の高瀬絞りがどのような柄であったかは不明で、「高瀬しぼり木綿研究会」会長下川冨士子さんは、お年寄りを訪ね、その記憶を頼りに高瀬しぼり木綿の復元をされました。ツアーでは、下川さんの工房にて、高瀬しぼり木綿の歴史にふれ、また、刺し子研究家でもある下川さんの作品見学、刺し子体験をお楽しみいただきます。

下川冨士子さん作:高瀬しぼり木綿

染めの作業

COLUMN 山鹿の泥染

泥染と聞いて「奄美大島紬」を連想される方が多いかも知れません。ここ山鹿では、地元の不動岩麓の赤土や、チブサン古墳(6世紀頃に造られた装飾古墳)の装飾にも使われていたベンガラを使い、赤や黄色、オレンジやピンクのような色を生み出すことができます。奄美の泥染は、媒染として鉄分を豊富に含んだ泥を用いますが、山鹿では染料(顔料)として泥で直接布を染めてゆきます。日光堅牢度も強く、繊細な色の染め体験をお楽しみいただけます。

赤土を顔料として使い染める
泥染めしたハンカチ

COLUMN 現代に蘇った異国情緒溢れる天草更紗

安土桃山時代にポルトガル人などがヨーロッパや中近東、インドなどの更紗を、長崎出島を通じて伝えられたとされている「天草更紗」。ペルシア、インド、オランダ風の花鳥模様が描かれた、異国情緒溢れる更紗です。明治初期に途絶え、その後、中村初義氏により復興されましたが、昭和中頃に再び途絶え、現在は「平成の天草更紗」として再び復興を果たしています。染の技法としては、生地に型紙で糊置きをする方法ですが、当時の型紙は残っておらず、一からの復興となりました。ツアーでは、「平成の天草更紗」として復興させた工房を訪問し、その歴史にふれ、型染め体験をお楽しみいただきます。

型染め(天草更紗)
異国情緒溢れる天草更紗

出発日と料金

2021年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
11月09日(火) ~
11月13日(土)
5日間188,000円
12月14日(火) ~
12月18日(土)
5日間188,000円
発着地 現地発着(大分空港集合・天草空港解散) 最少催行人員 5名(7名様限定)・添乗員同行
一人部屋追加代金 16,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問等はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。

    <東京・大阪からの参考フライト>
    【東京方面】
    往路:ANA-791 羽田/大分 07:50/09:30
       JAL-661  羽田/大分 08:05/09:45
    復路:JAL-3872 天草/熊本 09:55/10:15、JAL-628 熊本/羽田 12:35/14:10
    【大阪方面】
    往路:ANA-3177 伊丹/大分 07:50/08:50 
       JAL-2361  伊丹/大分 08:35/09:30
    復路:JAL-3872  天草/熊本 09:55/10:15、JAL-2386 熊本/伊丹 13:25/14:30

ツアー日程表

地名 時刻 スケジュール
1 大分空港
大分
竹田
10:00発

17:00着

大分空港集合。専用車にて、鎌倉時代より木綿の産地で知られる鶴崎へ。有松絞りのルーツと言われる「豊後絞り」の工房へ。研究会の方より作業工程の実演、伝統についてお話を伺います。また、絞り染体験(藍染め)もお楽しみいただきます。その後、竹田へ。

竹田市:ホテル岩城屋泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 竹田
山鹿温泉
09:00発
17:00着

専用車にて、熊本県に入り、平安時代から続く温泉の街・山鹿へ。途中、阿蘇のビュースポット大観峰にも立ち寄ります。 着後、地元の赤土で染める泥染め体験をお楽しみいただきます。また、豊前街道沿いの惣門地区の散策ををガイドとともにお楽しみいただきます。 その後、山鹿温泉へ。

山鹿温泉:寿三泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3

山鹿温泉
玉名
天草

09:00発

17:00着

専用車にて、玉名へ。日本最古の絞り木綿と言われる高瀬絞りや九州地方に残る刺し子の歴史や技術にふれます。また、刺し子体験もお楽しみいただきます。その後、天草へ。着後、天草四郎ミュージアムを見学します。その後、ホテルへ。

天草:天草プリンスホテル泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4

天草

 

専用車にて、天草更紗の工房へ。西洋文化とともに伝えられた、その異国情緒豊かな古典調の更紗染を見学し、型染め体験もお楽しみいただきます。 その後、ガイドとともに世界遺産天草・崎津集落の散策をを楽しみください。

天草:天草プリンスホテル泊|食事:朝○ 昼× 夜○
5

天草空港

09:00着

朝食後、解散。

食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼0/夜4

ご案内とご注意

気候・服装

この時期の日中の気温は10℃から15℃で合服で過ごせますが、天気の悪い日や朝晩の冷え込みに備えて、防寒着もご用意ください。また雨具もご用意ください。観光時は歩きなれた歩きやすい靴が便利です。

利用予定ホテル 日程をご覧ください。
食事について ツアー中、昼食は含まれておりませんので、現地のレストランなどで召し上がっていただきます。 各自、実費をお支払いください。
見学について 見学することのできる布や作業は、制作状況によって掲載の写真と異なる場合があります。予めご了承ください。各地での見学・体験は今後の状況によっては一部制限される可能性もあります。予めご了承ください。
移動と荷物について ジャンボタクシーを利用します。荷物の積み込みスペースには限りがありますので中型サイズ程度のスーツケースでご参加ください。
旅行条件について 詳しい取引条件を説明した書面をお渡ししますので、事前に確認の上お申し込みください。

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