ツアーのポイント

ポイント北アルプスでフォトトレッキングを楽しむ

人気ガイド上鶴篤史さん同行・北アルプスの山旅。トレッキングという歩く楽しみだけでなく、写真撮影にも重点を置いたコースです。朝や夕方の撮影はもちろん、その時々の空模様や陽の光によって姿を変える山の風景等、普段なら見逃してしまう撮影チャンスも押さえながら歩きます。

ポイント穂高と槍ヶ岳をこだわりのスポットから撮影

日本屈指の紅葉の美しさを誇る涸沢カールでは、2連泊して展望の良いポイントを巡り、360度の景色をたっぷり味わいます。槍沢からは天狗原の氷河公園まで登り、かつて存在した氷河地形や、その代表例である槍ヶ岳が正面に聳え立つ姿を展望します。

ポイント紅葉のベストシーズンに人気の山小屋に宿泊

奥上高地では、バスターミナルから自然探勝路を約1時間歩いた場所に位置する、明神岳の朝焼けの景色で知られる山小屋「明神館」に泊まります。涸沢では穂高連峰を仰ぐベストスポット「涸沢ヒュッテ」に連泊。後半は、槍ヶ岳方面へのアクセスが良い「槍沢ロッヂ」に連泊して、氷河公園等の好展望地まで無理なく訪れることができます。

涸沢ヒュッテ(手前)と涸沢小屋(奥)
涸沢ヒュッテの寝室

PROFILE 同行ガイド 上鶴篤史(かみづる・あつし)

日本登山ガイド協会認定ガイド。国内外の山や自然を案内し、自然の豊かさや美しさを伝える。日本三百名山完登、アコンカグアやデナリ遠征など、豊富なキャリアを活かし登山・写真撮影に関する講習・ワークショップ多数。西遊旅行の添乗員としても活躍中。
>> 上鶴篤史さんブログ「美しき日本の旅」はこちら

COLUMN 日本一の紅葉と称えられる涸沢カール

涸沢は日本屈指の紅葉の名所であり、毎年9月下旬から10月中旬にかけて大勢の登山者で賑わいます。色づく主役は赤色に染まるナナカマドと黄色に染まるダケカンバの葉達。それにハイマツの緑が混ざって鮮やかな彩りを生み出します。また、国内第3位の高峰・奥穂高岳(3,190m)を始め、北穂高岳(3,106m)、涸沢岳(3,110m)、前穂高岳(3,091m)といった3,000m級の名峰4座に囲まれた日本最大規模のカール(氷河圏谷)地形となっており(最大直径=約2km)、紅葉と岩山が組み合わさった絶景を楽しめる円形劇場のようだと称されます。

涸沢岳(3,103m)と北穂高岳(3,106m)
紅葉したナナカマドと北穂高岳
奥穂高・涸沢岳・北穂と続くモルゲンロート

COLUMN 名峰槍ヶ岳の好展望地、天狗平・氷河公園

"天狗原カール"が広がる天狗原は別名「氷河公園」と呼ばれており、氷河の浸食作用によってできた鋸歯状の尾根や尖峰、圏谷谷に、氷河が押し出したモレーン(堆積物)等、その名の通り氷河地形を見渡すことのできるエリアです。また、北アルプスを代表する名峰・槍ヶ岳の人気撮影地でもあり、エリア内にある天狗池を利用すると、池の水面が静かな時には逆さ槍ヶ岳の写真を撮ることができます。

真っ赤に染まったナナカマドと槍ヶ岳
天狗沢・氷河公園

出発日と料金

2024年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
10月06日(日) ~
10月11日(金)紅葉のシーズン・上鶴篤史さん同行
6日間 188,000円
発着地 現地発着 (JR松本駅集合解散)
最少催行人員 6名(12名様限定)上鶴篤史さん同行
※7名様より添乗員同行
一人部屋追加代金 設定がございません
  • 国内旅行企画のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • 当ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問等はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。

    <東京・大阪からの参考交通機関>
    【往路】
    東京方面:新宿駅 7:00発 - (特急あずさ1号・松本行) - JR松本駅 9:38着
    大阪方面:新大阪駅 6:15発 - (新幹線のぞみ202号・東京行) - JR名古屋駅 07:02着
           名古屋駅 8:00発 - (特急ワイドビューしなの3号・長野行) - JR松本駅 10:05着
    【復路】
    東京方面:松本駅 15:50発(JR特急あずさ44号・新宿行) - 新宿駅 18:45着
    大阪方面:松本駅 15:53発(JR特急ワイドビューしなの18号・名古屋行) - 名古屋駅 18:07着
         名古屋駅 18:17発(JR新幹線のぞみ239号・新大阪行) - 新大阪駅 19:06着

コース難易度

体力・技術 1日目を除くと、実際の歩行時間の目安は約5~8時間であり、加えて、その時々の撮影内容によって追加時間が生じます。標高差は登りで最大780m(登山2日目)、下りで約700mあります。山歩きに慣れていて、岩場などの足場の悪い箇所も問題無く歩ける体力が必要です。
宿泊 山小屋5泊
荷物 基本的に荷物はご自身で運んでいただきますので軽量化を心掛けてください。登山に不要な荷物がある方は、上高地バスターミナルの「荷物預かり所」を利用することができます(有料/現地支払い)。
※松本駅のコインロッカーも利用可能です。



ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 JR松本駅
上高地
奥上高地・明神館
10:20発
11:50着
10:15にJR松本駅に集合。専用車にて穂高連峰を仰ぎ見る日本屈指の景勝地・上高地(約1,500m)へ。バスターミナル着後、トレッキング開始。
●上高地ハイキング(コースタイム:1時間)
河童橋周辺にて穂高連峰の展望を楽しんだ後、梓川のせせらぎを聴きながら自然探勝路を歩き、奥上高地・明神館(1,530m)へ。
奥上高地:明神館泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 奥上高地・明神館
涸沢
朝発 ●涸沢トレッキング(コースタイム:5時間10分)
梓川沿いのなだらかな道を進んで横尾(1,620m)へ。その後、横尾大橋を渡って横尾谷へと入ると、次第に屏風岩の大岩壁や穂高連峰が見えてきます。本谷橋を渡り急坂を登っていくと3,000m級の名峰群に囲まれた涸沢ヒュッテ(2,309m)に到着。本日より連泊となります。その後は周辺の散策や撮影をご案内。数万年前の氷河によって形成された日本最大規模の氷河の浸食地形“涸沢カール”間近に迫る穂高連峰の姿を存分にお楽しみください。
涸沢:涸沢ヒュッテ泊|食事:朝○ 昼× 夜○
3 涸沢  

●涸沢トレッキング(約4~5時間)
朝、涸沢カール一帯の朝焼けの撮影をご案内。その後、パノラマコース等、周辺の展望の良いスポットを周ります。迫力の山々に囲まれた涸沢の景色を終日お楽しみください。

涸沢:涸沢ヒュッテ泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4 涸沢
槍沢ロッヂ
午前発

●涸沢トレッキング(コースタイム:3時間40分)
朝、再び涸沢カール一帯の朝焼けの風景を楽しみます。その後、往路を横尾まで戻ります。横尾からは槍沢沿いに北上して槍沢ロッヂ(1,820m)へ。

槍沢ロッヂ泊|食事:朝○ 昼× 夜○
5 槍沢ロッヂ
天狗原
槍沢ロッヂ
朝発

●氷河公園トレッキング(コースタイム:往路3時間20分/復路2時間20分)
さらに奥へと進み、石段やガレ場の登りを登っていくと「氷河公園」の別名をもつ天狗原(約2,500m)に到着。周辺にはかつての氷河の名残を表す地形が点在し、眼前には名峰・槍ヶ岳(3,180m)が聳えます。天候条件が良ければ天狗池越しに逆さ槍ヶ岳の撮影も楽しめます。その後、往路を槍沢ロッヂまで戻ります。

槍沢ロッヂ泊|食事:朝○ 昼○ 夜○
6 槍沢ロッヂ
上高地
JR松本駅
08:00発
14:00発
15:30着

●槍沢トレッキング(コースタイム4時間30分)
往路を上高地バスターミナルまで戻ります。
その後、専用車にてJR松本駅へ。着後解散。

食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝5/昼1/夜5
  • 日程表記載のコースタイムは、休憩時間を含まない一般的なコースタイムです。

ご案内とご注意

気候・服装 10月上旬の上高地(1,500m)の平均最高気温は15℃前後、平均最低気温は10℃前後です。涸沢の標高は2,300~2,400mあり、天気や風によって左右もされますが、朝晩は0℃程度にまで冷え込む場合がございます。フリースやダウンジャケット、手袋、帽子等、しっかりとした防寒対策が必要です。靴は防水の効いた軽登山靴・トレッキングシューズが良いでしょう。その他、ゴアテックスの上下セパレート式の雨具は必携です。
利用予定ホテル 日程をご覧ください。
お食事について 朝食と夕食は各山小屋でのお食事となります。昼食は、5日目はお弁当をご用意いたします。それ以外の日は各自でご用意いただく必要がございますので、予めご留意ください。昼食のタイミングは、現地にてガイドよりご案内いたします。道中の山小屋で食事を摂ったり、お弁当を注文する形となります。
旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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