ツアーのポイント

ポイント 2023年、初日の出と共にみる雁の飛び立ち

宮城県の伊豆沼と蕪栗沼はガンの越冬地として知られ、11月下旬頃にはその数が十万羽にも達します。 ツアーでは、初日の出に合わせて蕪栗沼を訪れ、感動的な朝日と雁の飛び立ちをご覧いただきます。

ポイント 冬だからこそ趣深まる平泉と猊鼻渓

世界遺産の平泉や日本百景の猊鼻渓は、例年12月に入ると雪が降り始め、緑豊かな夏や紅葉の時期とは異なる山水画の世界のような趣を醸し出します。猊鼻渓では冬季限定のこたつ舟で、名物の木流し鍋(野菜、山菜、鶏肉、豚肉を味噌で煮た鍋料理)を味わいながら、船頭さんが披露する「げいび追分」と雪景をお楽しみください。

ポイント 日本民俗学の父・柳田國男ゆかりの「遠野物語」の世界へ

民俗学の父と呼ばれる柳田國男が著した「遠野物語」は遠野で語り継がれる民話をまとめた一冊で、カッパや座敷童、姥捨などの話が出てきます。ツアーでは、カッパ淵や千体のオシラサマが展示されるオシラ堂、遠野の人々の暮らしを垣間見られる伝承園など、現地ガイド同行で遠野物語の舞台を巡ります。

ポイント 開湯900年 盛岡の奥座敷・繋(つなぎ)温泉でゆったり滞在

八幡太郎の通称でも知られている平安時代後期の武将・源義家が、前九年の役の際に本陣を置いたのが現在の繋温泉南方の山麓でした。ツアーでは5つ星「ホテル紫苑」にご宿泊いただきます。客室からは御所湖と、天気が良ければ岩手の山々が望めます。朝はゆっくりのご出発ですので、伝統の名湯とお部屋からの眺望をどうぞお楽しみください。
猊鼻渓 冬季限定こたつ舟
木流し鍋と郷土料理の一例

御所湖を一望するホテル紫苑の檜木風呂

ホテル紫苑の客室の一例
訪問する
世界遺産

平泉 ─ 仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群 ─

COLUMN 十万羽のガンの越冬地として知られる宮城県の伊豆沼・蕪栗沼

毎年、10月中旬から越冬のために十万羽を越えるガンが集まる宮城県の伊豆沼・蕪栗沼。マガンを中心にヒシクイ(亜種オオヒシクイと亜種ヒシクイ)、カリガネ、シジュウカラガン、ハクガンなどがやってきます。マガンが最も多く、シジュウカラガンも数千羽が飛来します。元日の朝には、朝焼けの空にガンの群れが一斉に飛び立つ光景を観察。 この朝の息をのむような美しい風景は、バードウォッチャーに限らず誰しも感動を覚えるでしょう。

ガンの飛び立ち(蕪栗沼)
早朝の空を舞うガンの群れ(蕪栗沼)

COLUMN奥州藤原氏が栄華を築いた世界遺産・平泉

11世紀から12世紀にかけて、奥州藤原氏が栄華を築いた平泉。藤原清衡により建立され、国宝の金色堂で知られる中尊寺をはじめ、毛越寺や観自在王院跡、無量光院跡など浄土思想の考え方に基づいて造られた多様な寺院・庭園及び遺跡が残っています。2011年、この平泉は‶仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群”として、ユネスコ世界遺産に登録されました。

雪に包まれた毛越寺の大泉が池
達谷窟毘沙門堂(平泉町)

COLUMN遠野物語 曲り家・カッパ・座敷童の世界へ

1910年、民俗学の父と呼ばれる柳田国男が著した「遠野物語」は、遠野出身の佐々木喜善が語る遠野地方の伝承や説話をまとめた一冊で、カッパや座敷童、姥捨などの話が出てきます。岩手県の沿岸と内陸を結ぶ7つの街道が交わる拠点として発展した遠野は、商人や旅人がもたらした様々な物語が交わる場所でもありました。深い雪に閉ざされる冬の間、遠野の人々は曲り家という母屋と馬屋が一体になった伝統的な家屋の囲炉裏に集まり、語らい続けました。

千体のオシラサマが展示されるオシラ堂
カッパ淵
伝承園 曲り家

出発日と料金

2022~2023年 
出発日~帰着日
日数 旅行代金 催行状況
12月30日(金)~01月03日(火)年末年始コース 5日間

208,000円

発着地 現地発着
(花巻空港または新花巻駅集合・盛岡駅解散)
最少催行人員 6名(12名様限定)・添乗員同行
一人部屋追加代金 25,000円
  • 国内旅行のため、再利用割引・特別割引はありません。
  • ツアーは出発前の最終旅行説明会を開催いたしません。ご質問はお気軽に担当までお問い合わせください。
  • 現地集合解散となります。現地までの交通機関はご自身でお手配ください。
  • 参考アクセス
    ■東京から
    【往路】JR東京駅 08:48発(東北新幹線・やまびこ53号) – JR新花巻駅 11:53着
    【復路】JR盛岡駅 12:50発(東北新幹線・はやぶさ 22号) – JR東京駅 15:04着
    ■大阪から(航空券手配をご希望の方はご相談ください)
    【往路】JAL-2183 伊丹 10:20発 – 花巻 11:40着
    【復路】JAL-2186 花巻  16:05発 – 伊丹 17:40着 
    *盛岡駅→花巻空港間はアクセスバスがあります(片道45分)

ツアー日程表

  地名 時刻 スケジュール
1 新花巻駅
花巻空港
厳美渓
12:30発
12:45発
17:00着
電車やバスでお越しの方は12:30に新花巻駅に集合・出発。航空機をご利用の方は12:45に花巻空港に集合・出発。 専用車にて、国定名勝天然記念物の厳美渓へ。途中、坂上田村麻呂が征夷の記念に毘沙門天を祀った達谷窟毘沙門堂も訪れます。その後、ホテルへ。
厳美渓:厳美渓温泉いつくし園泊|食事:朝× 昼× 夜○
2 平泉
(中尊寺)
(毛越寺)
猊鼻渓
一関
08:00発



18:00着
専用車にてガイドと共に、引き続き平泉市内観光(12世紀のはじめに奥州藤原氏によって営造された中尊寺、仏の世界を地上に表現したと伝わる浄土庭園が美しい毛越寺など)。その後、日本百景・猊鼻渓へ。着後、貸切りこたつ舟による川下り。高さ50mを超える石灰岩の岸壁が約2kmにわたって続く渓谷をゆっくりお楽しみください。また、日本最古の鍾乳洞と言われる幽玄洞に立ち寄ります。その後、日本一のかやぶき屋根で有名な曹洞宗元第三の本山正法寺を参拝。その後、一関のホテルへ。
※昼食は猊鼻渓のこたつ舟にて、名物の木流し鍋(野菜、山菜、鶏肉、豚肉を味噌で煮た鍋料理)をお楽しみください。
一関:蔵ホテル一関泊 |食事:朝○ 昼○ 夜○
3 一関
(蕪栗沼)
陸前高田
浄土ヶ浜
岩泉町
05:30発



17:00着
夜明け前、専用車にて蕪栗沼へ。初日の出とガンの飛び立ちを鑑賞。朝焼けの空にガンの群れが一斉に飛び立つ風景は、誰しもが美しいと思える光景です。朝食後、遠野へ。途中、三陸海岸を通り、陸前高田の奇跡の一本松に立ち寄ります。その後、三陸海岸の宮古へ。着後、ガイドと共に浄土ヶ浜の散策。白亜の砂浜や奇岩が聳える景観をご堪能ください。その後、龍泉洞の隣、岩泉町のホテルへ。
岩泉町:龍泉洞温泉ホテル泊|食事:朝○ 昼× 夜○
4 岩泉町
(龍泉洞)
遠野
繋温泉
09:00発


18:00着
朝、日本三大鍾乳洞の龍泉洞へ。無数の鍾乳石や世界有数の透明度を誇る地底湖をお楽しみください。その後、専用車にて「日本の原風景を残す場所」と呼ばれる遠野へ。昼食後、遠野市内観光カッパ淵伝承園佐々木喜善の生家遠野郷八幡宮等)。その後、平安時代に拓かれた盛岡の奥座敷繋温泉へ。
※ホテル客室からは御所湖と、天気が良ければ岩手の山々が望めます。翌朝はご出発までゆっくりお過ごしください。
繋温泉:ホテル紫苑泊|食事:朝○ 昼× 夜○
5 繋温泉
盛岡駅
10:00発
11:30着
ご出発まで、御所湖のほとりに佇むホテルの温泉などをごゆっくりとお楽しみください。その後、専用車にて盛岡駅へ。盛岡駅着後、解散。
食事:朝○ 昼× 夜×
  • 運輸機関のスケジュールの変更、遅延、運行の中止や道路状況などにより、宿泊地や訪問地の順序が変わったり、日程内容に変更が起こることがあります。
  • 食事回数:朝4/昼1/夜4

ご案内とご注意

気候・服装 この時期の日中の平均最高気温が0~5℃前後、平均最低気温は-5℃前後です。ダウンジャケット、フリースなどの冬服と、毛糸の帽子や手袋などの防寒具をお持ちください。靴は、一部雪が積もっている可能性がありますので、歩きやすく防水の効いたものをご準備ください。
利用予定ホテル

日程をご覧ください。

食事について 日程2日目以外の昼食は旅行代金に含まれておりません。現地にて添乗員がレストランへご案内いたしますので、各自実費をお支払い下さい。
その他のご注意

積雪の状況はその年の気候により、写真のような雪景色が見られないことがあります。

旅行条件について 取引条件はこちらの 国内旅行 旅行条件書を、事前に確認の上お申し込みください。

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